あなたは彼の行動から
「もうだめなんじゃないか？」
「この恋は終わっちゃう？」
といった不安感に常に襲われている気持ちになることはありませんか？
今日はそんな方にお伝えしたいお話。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
私は振られる妄想に襲われる日々
例えばのお話。
あなたの彼が年度末で忙しい時期に突入した。そんな状態なので仕事でなかなか会うことができない時。
「会いたい」ともしも彼氏に伝えたら、絶対に迷惑に思うだろうなぁ。
「忙しい時になんなんだよ～！メンドクセー女！」って思われたらいやだな。
だからひたすら我慢しなくちゃ。
でも、、毎日ずっとずっと彼の事ばかりぐるぐる考えてしまう。
連絡くれないってことは、もしかしたら私とはもう別れたいのかもしれない、、そんな思いがどういうわけだか心の中を占めていく。
あ、、もしかしたら他に好きな人ができたのかもしれない。
えぇ！？そうだったらどうしよう！？
なんで彼、私の事嫌になったんだろう？
私がやっぱりかわいくないから？
それとも本当の私がバレてしまい、「コイツといてもつまんないな。もう別れようかな、」なんて思ったのかも。
どうしよう、、。
やっぱり私って幸せになれないんだ、、。
こんな心の妄想の暴走が止まらなくなってしまう。
だから私にとって、恋愛は楽しいものじゃなく辛いもの。
恋愛が始まると、常に不安感しか感じないし、未来が暗いものにしか思えなくて絶望的な気持ちになる。
見捨てられ不安を感じる原因
カウンセリングをしていると、
LINEが既読スルーになることが多い
デートの回数そのものが少ない
友達との付き合いを優先されてしまう
という彼の態度で
「もう私の事好きじゃなくなったの？」
「私と実は別れたいと思ってるの？」
と不安感でいっぱいになりやすい方にお会いすることがとても多いです。
冒頭の例でも、
彼の仕事が忙しいので、会う時間が取れなくなった
というのが事実なのですが、
連絡をしたら、「メンドクセー女」って嫌われるに違いない
もしかしたら他に好きな人ができたんだ
私のダメな部分を知ってしまったから、冷めたんだ
と、まるで「別れることがもう決まってる」テイで思考が進んでいってしまう状態になっています。
これは、心の奥底に「私は見捨てらたらどうしよう？」という恐怖が存在するから、なのです。
怖れは「エゴ」を作り出します。
「どうせ上手くいきっこないよねぇ」
「あなたが幸せになれるはずないじゃん』
そんなエゴの声が心の中に囁かれ、あなたの足を引っ張るのですね。
この怖れはいつ、どのようにして作られるのでしょう？
お母さんが忙しかったケース
これは多くの場合、子供時代に作られることが多いです。
子供は非力なので、親、特にお母さんが絶対的に必要な存在。
生死にかかわる大問題です。
お母さんに見捨てられたら、子供はどう生きて行けばいいのかわかりませんから。
多くのお母さんは子供を見捨てて見殺しにしようなんて、もちろんこれっぽっちも思ってはいません。
でも、以下のような状況は普通の日常であるあるではないでしょうか？
お母さんはフルタイムで働く正社員。
いつも仕事に追われて保育園のお迎えが最後になってしまいます。
私はいつも最後の一人。
お友達が一人、また一人とママと帰っていく。
寂しいよ、不安だよ。
「このまま、私のママがもしお迎えにこなかったら、、！」
そんな不安感がいつもあったとしたら。
心の中にこの不安感が「痛み」として残り、この痛みを感じやすい環境に意識が向きやすくなってしまうのです。
私より大切な存在がいるように感じた環境のケース
例えばのお話。
私には弟がいる。
でも弟は喘息を持っていて、時々入院していたことが弟が小さかった時に多かった。
お母さんは病院に泊まり込むこともあったな。
私はそんな時、おばあちゃんのおうちで過ごす。
お母さんはいつも弟にかかりきりで、弟の事ばかり心配していて。
でも、おばあちゃんも私に一生懸命美味しいご飯を作ってくれた。
だから、寂しいなんてとてもじゃないけれど言えなかった。
でも、私なんか邪魔な存在なのかな。
弟の方が大事で、私は必要な存在じゃないのかな。
そんな気持ちをずっとずっと感じてきた。
誤解から生じる見捨てられ不安
これらのような環境で育ってきたとしたら。
「私なんか邪魔なんじゃないか？」「お母さんは私のこと大切には思っていないのでは？」と思うことはもしかしたら不思議ではないかもしれないのです。
でも多くの場合、お母さんはそんなことをわが子が思っているなんて1ミリも気が付いていないことが多いものです。
お母さんはお母さんで、きっと毎日のことで必死で余裕がないことも多いものですから。
だから「それは誤解だよ。あなたは大切な存在だよ」と伝える機会はほぼゼロ。
だからこそ親子間での、子供側の「誤解」現象は本当に多いです。
あなたももしかしたら、「必要とされなかった！」という誤解なんだけれど感じてしまった実体験があるのかもしれませんね。
だから一人ぼっち！っと思えた経験をしてしまい、見捨てられる怖さが身に染みているのかもしれないのです。
もう、そんな思いをしたくない、。
そこから、「見捨てられ不安」が生まれます。
あなたはかけがえのない人
沢山の方をカウンセリングしてきて、私はわかったことがあります。
この世に生まれてきてから、誰もが本当に一生懸命生きてきています。
悩んで葛藤して、迷ってこっちかな？あっちかな？と選択の繰り返しでここまで生きてきたはずです。
それは多くの苦難もあったでしょうし、努力をしたり、涙を流す日々もあったはずです。
そんなあなたを大切に思ってくれた人は、誰かしらいませんでしたか？
応援してくれた人は、いませんでしたか？
近所のおばさん、友達、先生。
誰か、いてくれたらいいな、と私は思いますがどうですか？。
その発見から、あなたの潜在意識の書き換えは起こります。
あ、私は誰かにとって必要な存在だったのかも。
私、ここにいていいのかも。
そのような思いが、あなたの恋愛パターンを変えることができるのですよ。
もしも、誰も見当たらないとしたら。
今こそ、その人に出会うチャンスなのかもしれません。
池に小石を投げるとしずかだった水面に波紋が広がります。
ありの行列に小枝を置くと、列が乱れます。
同じようにあなたの世界に「カウンセリング」が入ると、あなたの考え方のパターンが変わり、行動パターンが少しづつ変わっていくことは本当に多いです。
私、何度もそんな現場に立ち会ってきましたから。
潜在意識はあなたの記憶バンクです。
そしてその記憶バンクの履歴に従って、私達は意思決定し行動します。
記憶バンクの履歴は、「思い込み」とも言いますね。
「私は見捨てられない」『なぜなら私の存在はかけがえのないものだから」という意識に変える事が出来たら。
あなたのパートナーシップはもっともっと幸せなものに変わります。
カウンセリングで行うことは「誤解だった！」という気づきをまずは得ること。
無意識を意識化することで、癒しは半分は完了したと言えるくらい、意識化は大切なことです。
どうか過去の誤解が招いたパターンに囚われないでくださいね。
あなたのパートナーシップが、幸せでいっぱいになりますように
心から応援しています。
