パートナーシップの関係性を深める為に大切なこと、それはあなたが
こんなことを言ったら嫌われるんじゃないか?
こんな話をしたら、「重い」と思われるんじゃないか?
と言う話こそ、あなたができるかどうか?なんですよ!
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
結婚生活は、カッコ悪い部分をお互い受け入れる場でもあるのです
結婚は何十年と本当に長期に渡って関係性を続けていくものなんですよね。
当然、人間は調子がいい時ばかりではありません。
病気をして体が弱ってしまう時もあるでしょうし、悩んで落ち込んでしまうこともあることでしょう。
リストラされて職を失うことだってあるかもしれないし。
鬱になって寝込む日々が続くことだってあるかもしれない。
実際に私も香港で長男を出産した時は、入院中悪露(出産後に起こる子宮内膜や分泌物の流出による出血)がひどく、下半身血だらけになりながら夫の肩を借りて(ふらふらして一人で歩けず)トイレに連れて行ってもらったり。
夫も鼻中隔湾曲症の手術をドイツのミュンヘンで駐在中に行ったのですが、術後鼻の中にガーゼを詰め込まれ、喉の奥に鼻からの出血が流れ込み、かなり辛そうで「痛いよう、痛いよう」とうなされている様子を見て、ずっと長いこと背中をさすってあげたこともありました。
3年前には3階の自宅窓から私は転落事故を起こし、右手が一時期麻痺してほとんど家事もできない状況の時もありました。
そんなポンコツな状態をお互いに見せ合い、そして受け入れていくのが結婚生活なのですよ。
だから
婚活しているのに、「私と将来のこと、考えてくれますか?」と言ったら重いと思われて嫌われるんじゃないか?とか。
どんな金銭感覚を持っているのか、とお金の話をしたら嫌われるんじゃないか?とか。
深い話もできずに上っ面の話しかできない関係性に、長い結婚生活で起こりうる最悪なあなたを受け止めてもらえるはずもないし。
あなたにもいつかやってくるかもしれない最悪な状態の彼を受け止める、その覚悟が持てるのか?という話なんです。
だから関係性を深めるために、あなたの本音を話すことはとても大事なことなのです。
本音というのは、等身大のあなたそのもの。
そして多くは、等身大の私はポンコツだ!と思う傾向にあるのです。
少なくとも私はそうだなぁ。
もちろん私がそんなひどい状況になったのは、結婚して3年という時間は確かにありました。(先ほどの長男出産の時ね)
だから出会って1ヶ月2ヶ月でいきなり、ポンコツな私を受け入れてよ!は流石に無理がある、ともちろん思います。
でもね、大切な話、いわゆる本音の話はしたほうが良いと思いますよ。
それはあなたの本音でもあるし。
あなたの(特に女性ね)本音を話してくれると、男性は自分を信頼してくれていると感じるのです。
あなたは良い子をやっていない?
実はいい子をやる人は、パートナーシップがうまくいかないことが多いのです。(驚!)
✅本音を言う前に「これを言ったら重いかな」とつい頭で考えてしまう
✅「大丈夫?」と聞かれると、本当は大丈夫じゃなくても「全然大丈夫」と答えてしまう
✅会いたいな、寂しいなと思っても、相手の状況を優先してその気持ちを言わないことが多い
✅付き合っていても、どこか一人で頑張っている感覚がある
✅関係が深まりそうになると、なぜか冷静になり客観して相手と距離を取ることが多い
✅不満や違和感があっても、話し合う前に自分の中で「きっとこうなんだ」と自分で勝手に処理をしがち
✅大事にされているか不安なのに、それを相手に確認することに怖さを感じる
チェックが4つ以上ついたあなたへ
もし4つ以上当てはまったなら、それはもはや性格や努力不足の問題ではありません。
関係を壊さないために、感情を抑える反応が身についているだけなんですよ。
もし6つ以上当てはまったなら、その反応はすでに無意識レベルで自動的に働いてしまっていると言っても過言ではありません。
だからこそ、気をつけているつもりでも同じパターンを繰り返してしまうことになるでしょう。
このタイプは、仕事ができる女性や責任感の強い女性ほど無意識に身につけていることが多いものです。
じゃあなぜあなたはここまで感情を抑えてしまうのでしょうか。
それは恐らく親子関係に紐づいているのですよ。
きっとね、お母さんの期待に応えたいと思ったあなたがいるんじゃないかな。
または応えないと、いつも怒られて安心して生きるための環境が整わなかったのかもしれない。
色々なケースはあるけれど、共通しているのは
安心したいのに、安心できなかった
なんです。
で、私のカウンセリングで一番に扱うのは
あなたに安心を知ってもらうことなのです。
それね、子育てと同じなんですよ。
だから婚活でもしも関係性を相手と深めることができないなら、あなたの声をあなたがちゃんと拾えるあなたになろうよ、ってこと。
自分の本音をお母さんが聞いてくれなかった。
受け止めてくれなかった。
これは本当に大きな悲しみを伴う失敗経験として、心に残ります。
だから自分の本音を言わなくなる、というか言えなくなるパターンができるのですよ。
少しづつでもいいので、「私の本音はなんだろう」と自分自身の気持ちに意識を向けるようにしてみてくださいね。
重い話こそ大切な話
マッチングして最初のデートではもちろん軽ーい話でも全然いいと思うのですよ。
休日は何して過ごしているのか、とか。
好きな食べ物は?とか。
趣味は?とか。
中学、高校で部活は何をしていたのか?とか。
でも、1年以上付き合ってもなんだか先に進めていないな、、、と感じるならば、ちゃんと話したいことを話しましょう。
結婚する気があるのかどうか聞きたいけれど、「重たい女」って思われたら嫌だな、と怖く思うかもしれません。
でもね、重たい話は大切な話なのです。
既婚者のクライアントさんでね、夫婦で喧嘩が多い方の喧嘩の原因でよく伺うのが、
セックスへの関心度
子供の育て方や教育方針
金銭感覚(何にお金を使いたいか、旅行にいくら使って良いかの予算の認識の違いなど)
家事分担の比率
です。
でね、こういうことを結婚前にちゃんと話せているかどうか、が本当に大切なんですよ。
でも、この話って全部「重い話」じゃないですか?特に結婚前に話すとなると。
まぁセックスについては、肌感覚で性欲が強いのか淡白なのかはわかるから良いとして。
子供についてもどんなふうに育てたいかは、正直結婚前にはなかなかイメージしにくいかと思います。
ただ私の例で言えば、「バイリンガルな子供にしたい」というのは私たち夫婦の共通認識が結婚前からありました。
だからそこの一致は大きくて、その後の中学、高校選びにはお互いの一致が大きく、一緒に頑張りました。
金銭感覚もどこに彼は重きを置いてお金を使っているのか?(競馬なのかゴルフなのかグルメなのか、そこで使う金額がだいたいわかります)
どんなものを彼は持っているのか?(彼の金銭感覚がわかりやすいです)
彼は何に日常にお金を使っているのか?(家ご飯なのか、外食メインなのか、お酒を飲むのかタバコを吸うのか、浮き彫りになるし、結婚するなら必要な情報)
そこからわかるものは多いと思うのですが、結婚した後に家計費をお互いにどうするのか。
そこは本当に大切な話で、結婚した後に話すと絶対に揉めます。
でも結婚はゴールではないので、この話をすることはとても重要で。
ここがちゃんとクリアできているカップルは、結婚後も揉め事は少なくなります。
この話をして逃げる男は、絶対に結婚した後喧嘩の絶えない夫婦になります。
だから結婚しなくて正解!!
逃げられて正解なのです!!
この話にちゃんと向き合ってくれる男性は、結婚しても良い夫婦でいられること間違いなし!
だからね、今お付き合いしている男性があなたの結婚して良い相手かどうか、を知るために重い話を是非してください!!
ちなみに余談ですが、私の知り合いで20代イケメン美容師さん新婚3年目の方がいます。
今もうすぐ2歳になる息子くんがいるのですが。
独身の時、めっちゃかっこいいバイク乗っていたのよ。
でも結婚と同時にそのバイク売って、ちっちゃな軽自動車買いました。
子供が産まれたら、子供のためにちょっと大きめなファミリーカーを買いました。
「あれ?趣味のバイク売ったの?」と聞いたら、「家族持つとは、そういうことでしょう」と言われました。
結婚を決める男の心意気は、そういうことです。
あなたの話にいちいち、「重い」と彼氏さんが言うとしたら。
あなたの本心を話して逃げる男は。
こっちから願い下げじゃい!
で良いんだよ。
だから結婚したいのに、本音を話せないって。
まじでやめようよ。
もっとあなたの生き方を大事にしてあげて欲しい。
私はそう思います。
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