心のシャッターをあけるとは?【アメブロ「恋と仕事の心理学」より】

前回のアメブロに沢山のコメント、本当にありがとうございました。

今回はお問い合わせの多かった項目、
「心のシャッターを開けるのが怖いのですが、
どうしたらいいのでしょうか
「開けるタイミングはいつなんでしょう

といった内容にお答えするブログになりました。

隔週木曜にアメーバーブログにアップしております記事、「もっとラブラブに」
本日アップしたもの、こちらでもご紹介させてくださいね。恋と仕事の心理学

                     

前回のブログ「心のシャッターをおろしてしまう時」に沢山のコメント、
本当にどうもありがとうございました。

このアメブロのコメントや、私のプロフィールブログへの拍手コメントへお寄せ
頂いた中に、
「おろしたシャッターをどう開ければいいのか
「どんなキッカケで開けたらいいのか
「開けるのが怖い。」
というものがありました。

今回はこの辺りのお話です。
(もしも前回のブログ記事を読んでいない方は、まず前回の記事をご覧に
なってから今回の記事をお読みくださいね。)

人には皆、
「私の事を全部わかってほしい」
「私の事を全部受け入れてほしい」
という欲求を持っています。

これを突き詰めていくと、
「私の事、愛してほしい。」
という気持ちに行きつきます。

小さな子供は両親、特に母親にこの欲求を持ちます。
そして大人になってくると、今度はパートナーにこの欲求を持ちます。

ところが、親やパートナーがわかってくれていないと感じた時、
私たちは傷つきます。

傷つくとどうなるのか
「怒りの感情」が出てきます。

「怒りの感情」
あのう、私は傷ついて涙を流しているのですけれど・・・
どちらかと言えば「悲しみの感情か、諦めの感情」なのでは

そのように思うかもしれませんね。

でもね、「怒り」なんですよ。
なぜ「怒り」なのかというと、

「どうしてわかってくれないのよ
なんで受け入れてくれないのよ
とわかってくれない人を心の中で攻撃し、(これも怒りの一つです)

「どうせ言ってもわかってくれなんだね。どうせ無駄だわ
と引きこもってしまう。(引きこもりも怒りの一つの表現なんです)

引きこもっても当初の
「わかってほしい、受け入れてほしい」つまり愛してほしい!
の気持ちが満たされたわけではないので、幸せな気持ちにはなれません。

「引きこもる」という怒りの表現をしても、状況は良い方向にはなかなか進展
しにくいもの。

それはなぜでしょう

怒っている人が目の前にいたら、あなたはどのような行動をとるでしょうか
「何怒っているのよ
とあなたの怒りの感情を刺激されるか、
「怒っている人って怖い!」
と怖れを感じて距離を取るか、
そのどちからではないでしょうか

とてもじゃないけれど「愛してあげよう!」とはなかなか思えませんよね。

ということは、引きこもりという怒りから抜け出して、もう一度シャッター
を開ける事が必要になってきそうです。

                      

シャッターを開けることのヒントに、私達夫婦のお話をさせてください。

私は初めての子育てを、当時夫が赴任していたドイツでこなしていました。
長男が4歳の時、次男を赴任地のドイツで産みました。
当時長男はドイツ語が上手に話せず、現地のドイツ幼稚園でとても苦労して
いました。
また次男も夜泣きがひどく、そのことで私達は近所からたびたび嫌がらせを
うけていました。
買い物ひとつするのにも、ベビーカーに乗せ、不機嫌になった時用に卵ボーロ
などのお菓子を用意したり、私にとっては一苦労でした。
このような色々な要因が重なり、精神的に私は追い詰められ、せめて週末位は
一人で気分転換をしたい・・・
と思っていたのですが、夫は
「あ、週末はゴルフだから」
と会社関係の人とゴルフに出かけてしまうことが続きました。

この頃から「この人は私の大変さを理解できないんだ」と夫婦間に溝が
出来始めていきました。

それから時は流れ、私の中で「離婚」を決意する出来事がおこりました。
(この離婚は結局無くなりましたが・・・・)
そして「離婚してほしい」と告げた時に、「別れる前に訊いておきたいことがあるの。
なぜドイツ時代、私の子育ての大変さを理解してくれず、ゴルフ三昧だったのか
と夫に問うたことがあります。

その時に、

夫は私の子育てがそこまで切羽詰まっていたことを知らなかったこと。
ゴルフに行っていたのは申し訳ない気持ちはあったけれど、
仕事のプレッシャーが非常に大きく、気分転換をしないと自分がつぶれて
しまう気持ちに襲われていたこと。

をきかされました。

その時、私は衝撃をうけました。

「あんなに私は育児が大変で、この大変さは誰が見たってわかるでしょう
と思っていたけれど、人はおかれている状況、持っている価値観で、
同じ景色を見てもまるっきり私と同じ景色に感じているわけではないのだ。」

と気づき、また同時に

「夫がそこまで仕事に追い詰められていた・・・という状況を私は理解していな
かった。もしかしたら私も夫の
『僕の大変さをわかってほしい、僕を受け入れてほしい』
の感情を満たしてあげてはいなかったのかも・・・・。」

と初めて気がつきました。

彼も心のどこかで
「どうせわかってくれない。」と自分の心情を説明もせず、
「ゴルフに行ってくるから」
と、行動のみを伝えていたのではないか
と思えてきました。

「言ってくれなきゃわからないよ!」と私は一瞬思いましたが、当時、
「僕がこんなに仕事にプレッシャーを感じてて・・」
と打ち明けてくれても、
「でも私だって大変なのよ!
と即座に切り返していたことでしょう。
それは「私の大変さ、あなたはちっともわかっていない
と怒っていたから。

私がこのやりとりで学んだことは、
「まず相手のわかってほしい気持ちを理解しよう、受け入れよう」
ということ。
相手の気持ちを先に引き受けて、相手の心に余裕を作ってから
「私のこのような状況をわかってほしい。この気持ちをわかってほしい」
をきちんと伝えること。

つまりコミュニケーションが大切なんだと身にしみました。

                          

仕事だ、忙しい!と会ってくれない彼。
全く自分勝手に見える夫。
そんな彼や夫ははどんな事をあなたにわかってほしいと思っているのでしょうか?
どんな自分を受け入れてほしいと思っているのでしょうか?
どんな風に愛してほしいと思っているのでしょう?

まずこちらから、一歩パートナーに近づいてみてはいかがでしょうか?

私から
向こうは私の事ちっともわかってくれないのよ

そのお気持ちはとてもとてもわかります。
でも相手が受け入れてくれるには、先に受け入れてあげたほうがきっと状況の好転は
早いですよ。

そしてあなたは、どんな気持ちを理解してほしいと思っていますか?
どんな風に愛してほしいと思っていますか?

それをもう一度、言葉でわかりやすく伝えてみてはいかがでしょう?
「わかりやすい言葉で」が大切です。

でもあの時、私の気持ちをわかってはくれなかった
もう傷つきたくはないのよ

そう、傷ついたのですよね。
あの日あの時に。

でもあの時、わかって欲しかったあの人の心もいっぱいいっぱいだったのかもしれ
ません。
「僕の気持ちをわかってくれない!」とあなたに絶望していたのかもしれません。
またはあなたは昔の私のように
「見ればわかるでしょうなぜあなたはわからないの
と、あなたの基準を押し付けていたのかもしれません。
そして言葉でわかりやすく、伝えてはいなかったのかもしれません。

あなた自身を信じてみてください。
きっとあなた自身があなたの心を守ってくれる。
シャッターをそろそろ開けてみませんか。

「怒り」はパートナーの愛を遠ざけるだけですから。

今日もブログにお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
皆さまにとって良い一日でありますように。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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