あなたが夫を「最悪な夫」にしていませんか!?

パートナーシップは、合わせ鏡、と表現されることが多いですが、あなたはご存知でしたか?

こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

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最悪な夫

夫は家事も手伝ってくれないし、子育てだってぜーーんぶ私に丸投げ。

いつもすぐに「飲み会だ!」と言っては飲みにいくし、パチンコにもハマっているし。
こっちは家計やりくりして、大事にお金を使っているというのに!

もう「お前は駄目ダンナなんだー!」って言ってやりたい!
こんなに不幸な気持ちを味わうために結婚したんじゃないんだから~!

もう、子供が大きくなったら離婚したい!
もうやだ!こんな生活!
私の望んでいる生活じゃなーーーいっ!

2019-04-02_094536

無意識に競争していませんか?

よく夫婦関係は「合わせ鏡だ」と言うお話、聞いたことあるかと思います。

実は無意識に思っていることが、素直に顕著に出るのがパートナーシップ。
人は必ず誰かの影響を受け、その関係性が近ければ近いほどその影響力は大きくなります。

あなたが子供時代から、親のために頑張る、いい子だったとしましょう。
親に褒めてもらうには、良い子だったりできる子だと思われる必要性が出てきます。

これが夫婦関係に持ち込まれると、「家族の中で、できる妻、できるママ」でいることにとらわれることが多くなりがちです。

夫よりできる私。
夫より気が利く私。
夫より子供に評価される私。

夫よりできる私になりたい!

夫よりできる私でいたけれど。
ダメンズの夫になって欲しくないのが、世の奥様の心情ではありませんか?

浮気、借金、、飲む、打つ、冗談じゃない!
稼ぐかっこいいオトコでいてよ、わが夫!ではないですか?本当は。(私がそうです~)

先ほども言いました、夫婦は合わせ鏡です。

あなたが夫に勝とう!
夫より優秀で褒められる自分であろう!

優秀な妻、できる妻を目指す事は間違っていないです。全然間違いじゃない。
でもパートナーシップの力学の観点からは、ちょっと注意する必要性が高いです。

女性としてしっかりしない自分になれ!と言っているわけではないです。
ここは大事だから、強調しますけれど。

ただ、男性パートナーの上に立つことが「勝ちではないことがパートナーシップではとても多いですよ!」と私は思うのです。

ここは本当に色々な意見があることでしょう。

オトコにぜったいに負けたくない!と言う思いや。
出来ない、能力のない自分になりたくない。ましてや「夫の下?はっ!マジ無理!」という気持ち。
そんな思いもあるかと思います。

女性は無価値感が強いので、最初から「オトコに負けている感」を持ちやすいものです。
歴史的にも男尊女卑という、女性にとっての悲しい歴史がありますから。

ただ、あなたが「夫より勝たねば!」と思えば思うほど、

男性はダメな夫になるか、
外に女性を作るか、とにかくも「問題児」となって、あなたに「品行方正として評価される妻という”勝ち”」をくれます。

競争意識については以下の記事に詳しく書いています。

正しさを押し付けてしまいませんか?

夫婦はどちらが上で、どちらかが下、という関係ではありません。

また、「正しさの競争」をしてしまい、どちらが正しいか?のこだわるあまり、自分の意見を通そうとしてしまうことも起こりうるケースです。

人はどうしても、「私の方が正しい」と思いがち。

でも夫婦は育ってきた環境が違うので、意見や考え方が合わないことも多いのではないでしょうか?

なので、「私が正しい、あなたは間違っている」という考え方だと、どうしても話は平行線となり、衝突が増えてしまいます。

そんな時こそ、「そんな考え方もあるんだね」とどちらか一方だけが正しい、というよりは、

どっちも正しいとしたら?

という考え方ができると、お互いの意見をすり合わせやすくなるのではないか?と感じます。

特に女性の方が「自分の正論」を通そうとすると、プライドの高い男性は拗ねて、関係性が拗(こじ)れることは少なくありません。

どっちも正しいとしたら?

その考え方、是非頭の片隅に常に置いておいてもらえると、夫婦関係のあり方が俄然、よくなりますよ!!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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