彼や旦那さまにイラッとしてしまったら

つい彼や夫の言葉に「イラッ」となることはありませんか?

そして時には大きな喧嘩に発展したり・・。
別れにつながってしまったり。

本当はケンカをしたいのではないはず。
じゃぁどうしたかったのでしょうか?

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

怒りでコミュニケーションをしてしまう

こんなことはありませんか?

結婚はしたけれど、私は仕事を続けている。
だから家事は旦那さんと半分づつやると決めた。

だけど、蓋を開ければ結局いつも夕飯作るの私だし。
食事作っている間に洗濯もしてるし。

私「ねぇ、なんかいっつも私がご飯作っているんですけど。なんでルール守れないの?
  どうしてやろうとしてくれないわけ?」

「ぼくもやらなきゃって思っているんだけれど、仕事で帰ってくるの遅くなっちゃうんだ。やれる時間がないからしょうがないじゃん。」

「なにそれ?ひらきなおり??じゃぁ、いいよ!ごはんは自分の分だけ作るから。あなたはひとりで外で食べてくれば?」

「は?なんだよ、それ?わかったよ。そうすりゃーいいんだろ!!あー、これからは外で済ませてくるよ!」

っと喧嘩に発展していったり。

====

明日は久しぶりのデート。

すると携帯にメールが。

「ごめん、急で悪いんだけれど、明日ダメになったわ。仕事終わらなくて・・。ホントごめん!!

私はブチ切れて電話。

「ちょっと、どういうこと!?明日のデートって前々から決まっていたことでしょう
  なんで段取り良くできなかったのよ!
  
本当は明日のデートなんて、どうでもいいって思っていたんでしょう?きっとそうよね。そうじゃなきゃ、こんなひどいこと出来ない!」


「ごめんって謝ってるじゃん。 しょーがないだろ。会社クビになったらそっちだって嫌だろ?」

もういいよ!!っとブチっと電話を切っちゃった。

その後、彼から連絡が来ない。
どうしよう、言い過ぎちゃったかな。
別れるって言われたら嫌なんだけれど。

本当に伝えたかったこと

お恥ずかしい話、こういう会話ってその昔、私、当たり前にやっていたんです。
イラっとくると弾丸のように彼や旦那さんを責め立ててしまう。

「どうして週末ゴルフなの?育児で疲れてる私をみて、何とも思わないの?
  いたわろうってどうして思えないのよ?もういいわよ!あんたなんかアテにしないから!!
  ゴルフでも何でも行けばいいじゃない!」(ムッキー!)

っと言うと、夫はゴルフに行っちゃう。それでまた私はブチ切れる、の悪循環でした。

もう不毛な喧嘩が多かったです。

最初のご夫婦の例では、

「なんでルールを守れないの?」
「どうして出来ないの?」

って責めちゃっていますね。とにかく怒っちゃっています。

でも本当は

「家事を半分助けてほしい。」


というお願いを
受け入れて欲しかったのですよね。

そして結果は、「夫はこれから外で食べちゃって、家では食べない。」と全く望んでいない結果が手に入っちゃう。

ふたつ目のデートの前日の、ドタキャンの場面では、彼の事を責め立ててスッキリしたいのではなく、

「明日のデートがキャンセルされて悲しい。」
「すごくデート楽しみにしていたし、あなたに会いたかったんだよ。」

の気持ちを理解してほしかったのではないかなぁ、と思うんです。

でも、それが彼からその後連絡が無く、「別れの危機!?」なんて欲しくもない現実に直面してしまった。

なぜ怒ってしまう?

どうして私たちはわざわざ関係を壊すようなことにつながる、

「怒って責める」

ことをしてしまうのでしょうか?

ひとつは「大変さの競争」を相方としている時かな~と私は思います。

私の方が大変なんだから、あなたももっと大変になりなさいよ!

みたいな意識です

私もこの感情を以前とても感じていました。振り返った今なら見えるのですが、

この瞬間、あなたの中に相手に対して「愛」は存在していないのですよね。

「あいて」は競争相手でしかなくなっちゃっていますから

もう一つの理由。

「私との約束をキャンセルされた」

これって、私の事をないがしろにしているってこと?
私をちっちゃく扱っているんだ。
私ってそれくらいの存在なんだ。

と自分への自信のなさを刺激されちゃうからかなーと私は思うんです。
無価値感を感じたくないから「怒り」にすり替える。

「怒り」はパワーが強いですから、本来の感情を覆い隠してしまうのです。

もしも彼氏や旦那さまの間で「イラ!」となったら。

「相手に競争意識はある?」
「本当に感じている感情は何?」
「私が本当に伝えたい気持ちは何?」

と自分に問いかけをしてみたらいいかもしれません。

関係性、壊すことなんて誰も望んでいないですものね。

こちらも是非!!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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