先日の心理学講座「魅力の受け取り方、自己嫌悪の扱い方」に沢山のご参加をありがとうございました。
そこでご質問をいくつか頂いて講座内でお答えできなかった分を、ブログでお答えしていきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
今日も素敵な講座をありがとうございます。
先ほど「どんな相手に嫉妬をしてしまうか」というシートワークがあり、私は「幸せな結婚をしている人(私の理想に近い結婚をしている人ほど嫉妬をします)と答えたのですが、それは私にも幸せな結婚を叶える力があるから、ということなのでしょうか。
今も独身で彼氏すらできる兆しがなく、自分が結婚という夢を叶えられるのか、どうしても心から信じられません。
今日はチョコフレークソルティカカオ味を食しながら、ブログを書いていまーす。
っというわけで今日の質問者さんは「ソルティさん」にしましょうか。
ソルティさん、ご質問をありがとうございます。
女を隠した私
講座内でもお伝えしたのですが、もう一度ここで解説しますね。
実は嫉妬というものは、あなたの隠れた魅力や才能を教えてくれるのですよ。
私の例でお話しさせてくださいね。
私は小学生の頃から女の子らしい格好をすると、父からすごく怒られるのでした。
「なにしゃれっ気なんか出すんだ!!変な虫(男のことです)がつくだろう!」って。
だからスカートなんて小6の時は一度も履きませんでしたし、とにかく女の子らしい格好をしないようにしていました。
性格もサバサバ系を目指していたのです。
そんな私に高校2年の時にお付き合いをするチャンスが巡ってきました。
初めて彼氏ができて、とっても嬉しかったのですが、高3でクラス替えになり、彼とは別々のクラスになってしまいました。
すると、私は心配で心配で授業が終わるたびに彼のクラスに偵察に行くわけです。
彼はいつもクラスの女子と楽しそうに話していました。
すっごくクラスの女の子に嫉妬しました。私の彼と話さないで!!って。
「きっとこのクラスの女の子は、彼のことが好きなんだ!!彼を取られちゃう!!」
そう思った私は、居ても立ってもいられず不安で不安で、言ってはいけないセリフを口にします。
「もう、私たちって終わりなのかな?」って。
もちろん私は期待していたわけです、「そんなわけないだろう?僕は君のことが大好きなんだから」というセリフを。
1度ならず、何度かこのセリフを私はことあるごとに口にし、とうとう振られてしまうのでした。
この時に私は思ったのです。
「私が女の子らしくないから振られたんだ。クラスの可愛い子の方が彼にとってはいいんだ」って。
(これ、今となってはツッコミどころ満載です!!こんな否定的肯定法を何度も言われたら、そりゃー試されているようで嫌になりますわな)
こうして、私はもう傷つきたくないから、さらに「女の子らしくする」ことを封印していきました。
そんな私がどうにかこうにか結婚できても、息子が二人でき、私の中身男度はさらに加速していきます。
いつもTシャツにGパンを履き、サッカーボール片手に毎日息子達と公園でサッカーに明け暮れていました。
そんなある日に、夫が他の女性と私に内緒で会っていることが発覚したのです。
その時も思いました。私が女性らしくないからだって。
その女性を執念深く私はネットで探しまくり、当時のmixiというSNSサイトでその女性の写真を目の当たりにしました。
「めっちゃ綺麗な人、、、」
私、とっても落ち込みました。
さらに調べてみると、その女性は個人事業主として仕事でも華やかに成功している人だったのです。
当時私は海外駐在妻で、専業主婦でした。何もかも負けているように感じ、惨めに感じ、嫉妬心も感じました。
傷ついた私は、このカウンセリングサービスの母体団体の神戸メンタルサービスのグループセラピーに通い出しました。
嫉妬は才能や魅力を教えてくれる
そのグループセラピー(ヒーリングワークと言います)では、参加者同士でメッセージを書き込む慣わしがありました。
「あなたの笑顔に今回も癒されました」
「優しく接してくれてありがとう」
など、気づいたところや励ましのメッセージを送ったりするのです。
私の封筒にもメッセージが何通も入っていました。その中に多かったのが
「女性性が豊かですね」「すっごく女性的で憧れます」
というもの。
ショーゲキでした。私は女らしくないから、パートナーシップがうまくいっていないと思っていましたから。
でも、周りの人は見つけてくれていたのです。
私がその昔、子供の頃抑圧して、あまりに昔すぎて抑圧したことすら忘れていて、「私にはもともとないもの」と思いこんでいた「女性性」を。
高校のクラスの女の子や、夫が会っていた女性に嫉妬心を感じていた、共通項は「女性らしい人、かわいらしい人」でした。
仲間の言葉を信じ、そこから私はスカートを16年ぶりに履くようになりました。
綺麗になるための研究もして、ジムにも通ってもっと体を引き締めようと努力するようになりました。
自分に自信がつき、夫との仲も本当に見違えるほど良くなりました。
そして私も個人事業主になってこうして皆さんの前で、お話をするようにもなれました!!あの!夫と会っていた女性のポジションまでだいぶ近づくことができたのです。
叶えられないと思うことには嫉妬は感じない
私、天海祐希さんと1歳違いなんです。天海さんが1歳年上。
でも彼女はとってもお綺麗だし、稼いでいるギャラも私とは比較にならないほどです。
でも嫉妬は感じません。むしろ憧れているかな。かっこいいな〜って。芯も通っている感じだし。
私、女優になる才能なんてないとわかっているし、そこに進もうともはなっから思っていません。
オーディションなんて受けたらまずまず落ちるし、頑張ろうとも思わない。
でも、きっと同じ芸能界にいる人は「いつも主役やっていいなぁ、、」と嫉妬している女優さんは多いんじゃないかな。
人は「頑張れば自分でも手に入るものの範疇」に嫉妬心を感じます。
「自分にも手に入るはずなのに、まだそれが手に入っていないので羨ましく、悔しくて苦しい」
と感じることが心のメカニズムでは起こるわけです。
なのでソルティさんが
私は「幸せな結婚をしている人(私の理想に近い結婚をしている人ほど嫉妬をします)と答えたのですが、それは私にも幸せな結婚を叶える力があるから、ということなのでしょうか。
とご質問してくれていますが、「そうですよ」とお答えできるわけです。
「私に幸せな結婚なんか今世では無理だわ」と思っていたら、嫉妬どころか、結婚に興味も持っていないはずです。
心の奥底で「私にはきっとできる」と思う気持ちがあるからこそ、嫉妬心が湧いてくるのだと思いますよ。
魅力は使わなければ生かされない
今も独身で彼氏すらできる兆しがなく、自分が結婚という夢を叶えられるのか、どうしても心から信じられません。
私には「女性らしさ」なんてないと思い込んでいましたが、スカートを履くようになって女性らしく振る舞うようになってから、随分変わりました。
このブログの写真を見れば一目瞭然だと思います。
今は彼氏さんがいらっしゃらないということのようですが、ソルティさん、ご自身の魅力、ちゃんと意識して表現していますか?
ちゃんと使っていますか?
私はソルティさんにお会いしたことがないので、どんな魅力をお持ちなのかわからないのですが、(カウンセリングで是非お伝えしたいです)ソルティさんにはソルティさんの素敵な魅力が必ずあるはずです。
そこに気づいてもっともっとソルティさんの魅力を全面に出していけるといいですね。
結婚、是非叶えていきましょう!!!
私でよろしければ、全面サポートしていきますよ^^
ご質問をありがとうございました!