「決めつけ」をやめると夫婦関係はうまくいく

夫婦関係がギクシャクしたきっかけの一つは「旦那さまのゴルフ」。
ゴルフって短くても半日以上、家を留守にします。
日本だったら、一日をまるまる費やすことも珍しくはありません。

そうなると、残された方は不満満載なわけです。

平日は仕事仕事で家にいないし、
休日も家にいないってことは、育児は私に丸投げ??

あなたは父親なんだから、育児に参加すべきなんじゃないの?
私だって、美容院も行けないし、ゆっくりお茶することだって出来ないし、
出来ない事だらけなんだから、
あなたも色々なこと、我慢するべきなんじゃないの? 

そんな思い、満載になっちゃいますよね。

当たり前なのですが、旦那さまと奥様は別の人です。
だから考え方は違って当たり前。

でもね、思うんですよね。

私の考え方は相手も思って当然!!って。

旦那さまは
家族のために稼いで当然。
父親なのだから、子供の面倒見て当然。
家族なんだから、家事の分担当然。

本当に妻側の意見ではごもっとも、です。
私もそう思っていたから、本当に大きく共感。

でもね、私がこの考え方の時、夫婦関係上手くいっていませんでした。
なぜなら、この意見に旦那さまは、ことごとく裏切ってくれていましたから。 

なぜか?
旦那さまは私と別人格だからです。(当たり前ですけれどね)

これを思い知ったのは、旦那さまと別れるかも??
そんな「やばーーい状況」になってから。

なんでも当然、なんて思っていたから、こんな離婚かもしれない状況になってしまった!
そう思ってから、「○○してくれて当然!」
「お父さんなのだから、夫なのだから、結婚したのだから、家族なのだから」
「当然!」
そう思うことから、

「~~~してくれてありがたい!」

そう思う世界にお引っ越しました。

ありがたいは「有難い」と書き、あるのが難しい、と書きます。
つまり、ないのが普通。あるのが難しい、わけで・・・。

子供が健康なのも。
雨が降ってもしのげるおうちがあるのも。
旦那さまが今日も帰宅してくれるのも。
今日もお布団で眠れるのも。

あるのが難しいことなのかもしれないのに、今日もあるんですよね。

そんな考え方をしてから、
夫婦関係がギクシャクしたゴルフが、
2000円ちょっとでフルコースまわれる環境に住むことになり、
そのゴルフに夫婦ではまる結果になり、毎週末どこでまわるか、金曜は話の花が咲き、
どんどん夫婦仲は深まるばかり・・。

で、とにかく話が尽きないから、
結局家でのご飯が都合よくなり、
外食が減るから、その分お金もたまっていきます。
(アメリカは食材は安いのですが、外食費は高いのです!) 

何がきっかけで、こんな世界に住むことになったのか!?

それは本当に
「~~~があって、本当にありがたいよなぁ」

っと
「~~~で当然!」
という高慢な世界から
「~~~でありがたい」
と思うようになってから、気持ちもそして生活も豊かなものに変わって行きました。

アメリカ50州もあるのに、こんなに全てがそろう州に住めるのは、
本当に神様のプレゼントとしか思えませんから。 

彼氏なのだから、私を優先して当然!
おごってくれて当然!

夫なんだから、
家事を手伝って当然
稼いで当然
育児を手伝って当然

から、
「~~~でありがとう」

って思いを変えてみてください。
きっと状況、びっくりするくらい変わるでしょうから。 

決めつけは「自分の見方」でしか、世の中見えていないんです。
きっと相方もそう。
自分の見方で、世界を見ています。

だから
「××して当然!」
と双方が思い、衝突する。
考え方に、溝が深まる。

でも片方が考え方を変えると、衝突がなくなります。
相手は「自分の考え方を否定されない!」っと嬉しくなります。

そこから「ポジティブな連鎖」が生まれていくんですよね、きっと。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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