男性の心の中の孤独感を理解できる女性は特別な女性になれる!

彼が何も話してくれないから、何を考えているのかよくわからない。

この、「何を考えているのかよくわからない」と言う声は本当によく伺います。

私はカウンセラーになってから、多くの男性の「心の深い部分」のお話を伺うようになり、彼らの「孤独感満載の心の中」を見せて頂いてきました。

今日は女性のあなたがあまり見ることのない、男性の「ホンネ」のお話。

こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。


  

目次

何も話してくれない彼

彼は私に自分の事をほとんど話してくれない。

会社での仕事はとても忙しいようで、だからこそストレスもかなり抱えているんじゃないかと思う。
私に何か彼のためにできることって ないのかな。


どれだけ辛いか、何が辛いか、私に打ち明けて欲しいのに。

だって私、あなたのパートナーなんだよ。

私の事信頼してくれていないのかなって、ちょっと悲しくなる。

=====

私の彼は、私との時間よりも仕事の時間を優先させることが多い。
でも、今なにか仕事でミスをしたのか、上手くいっていない様子。
なんだか一人で抱え込んでいるように見える。

だからなのか、なかなか会う時間が彼は作れず、結構私は寂しい思いをしている。

なかなかデートする時間が作れないからか、気持ちが離れて行っちゃうのかな。
時々、「もう別れたほうが良いんじゃないか」みたいなことを彼に言われることが時々ある。

私、どうしたらいいんだろう。
やっぱり彼と別れたほうがいいのかな。

正直、こういう恋愛って寂しさも感じるし、彼が何を考えているのかわからず本当に疲れる。

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かっこ悪い自分を見せたくない心理

私達女性は何か辛いことや悩み事がある時、「ちょっときいてよー」と友達にきいてもらうことがありますよね。

きいてもらって「うんうん、そうだよね、それ、つらいよねー」と共感してもらって、「よし、なんとかがんばろ!!」っと前を向いていける。

だからこそ彼にもそんな気持ちがあるはず、、、と思っちゃうし、だからこそ彼女として話をなんでも聞いてあげたいと思うのですよね。

でも、、、、男性達って「悩んでいる自分」を見せたくないようです。特に大好きな女性には

弱い自分や、ダメな自分は自分自身でも受け入れがたい。そんな自分、感じたくもないし、できることなら切り捨てたい。

それくらい嫌っている部分を、大好きな彼女が受け入れてくれるはずがない。

そう思うからこそ、その部分を隠そうとするのです。

だから自分の事情を話すことはないですし、そんな自分を知られたらマズイ!!っと物理的に距離をとることも少なくありません。

それが、「ちょっと距離を取りたい」と言う言葉だったり「もう会わないほうが良いんじゃないか?」と言う言葉だったりします。

(女性としては、パートナーなんだから話してよ~~!と思っちゃいますよねー)

私がその男性特有の心理を知ったのは、カウンセラーになってからです。

カウンセリングの場では、男性クライアント様が普段周りの人には見せないような「弱い部分」を私に見せてくれることが多々あります。

カウンセリングで、男性のクライアントさんがぽろぽろ涙を流される姿を何度も私は見てきました。

でもその部分をカウンセリングの最初にすぐに見せてくれることはまずありません。
やっぱりカウンセラーにさえも、見せたくはない!!と言う抵抗感が出てきてしまうのでしょう。

それくらい、「かっこ悪いところは見せたくない」ということ。オトコの美学なのかもしれませんね。
その姿勢は本当に男として、私はかっこいいと思いますし尊敬する部分でもあります。

男性が抱える心の中の孤独感

私は2人の息子を育てた経験を通して、小さな男の子は泣き虫さんということを知ってます。
っといいますか、男の子も女の子も子供時代は感情表現にブレーキがないのですよね。自分の気持ちに素直なのです、とっても。

転んでしまったら「うえーん、ママぁ~!」と泣きながら転んだまんまの状態で道路でうつぶせになっていますし。

お砂場で自分のシャベルを他の子に取られちゃったら、「ママーっ!」とこれまた泣きながらママを呼びます。

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悲しい気持ちをわかってそして受け入れて!
寂しい気持ちをわかって、頭をいーこいーこして!!

そんな気持ちを男の子ももちろん男女ともに子供達は持っていて、それは大人になっても実は心の奥底には存在しています。
(多くの男性はきっと認めたくはないと思いますけれどね^^)

だからわざわざお金を払って、隣にお姉さまを座らせるお店に行くのではないでしょうか?

行きつけの小料理屋のママにカウンター越しに愚痴って、そしてそこのママに「頑張んなさいよっ!」と背中を押してもらうのかもしれません。

そんな弱い自分をひっくるめて全部気持ちをわかって欲しい!!(子供時代のママのように)

と同時に

こんなよわっちい気持ちを知られては大変!!(だってかっこ悪すぎだろ!?)

この狭間で男性達には葛藤が生まれます。

だからこそ、こんな矛盾な現実がやってくる。

自分自身で鎧を着こんで、弱い自分をバレないようにして生きてきた。
自分自身で「バレないように」してきたわけなので、当然誰にも「わかってもらえない」と言う現実を引き寄せます。

そりゃーそうです、鎧で弱さを隠しちゃっているわけですから。女性からしたら、「あなたの心の深い部分がわかるわけないでしょっ!!」と言いたくもなりますよね。

そこからパートナーシップの関係性が崩れていくことは結構多いです。とても残念な話ですけれどね。

でも、こんな男女の心の力学があるとしたら。一体どこに解決策があるのでしょうか

パートナーシップは女性が主導権を持つとうまく行く

少年漫画の王道はヒーローもの。
少女漫画の王道はラブストーリー。

そう、私達女性にとって、「恋愛」は人生の中で重要案件トップに君臨していることが多いものです。
(もちろん人によっては、仕事のキャリア、である方もいます)

だからこそ、パートナーシップに必要な心の柔軟性は女性の方が強いのではないでしょうか?いわゆる女性性の力、と呼ばれるもの。

人を受け入れる力、人を育む力です。

「パートナーなんだから、彼氏!かっこ悪いところも何でも見せるべきでしょう?」

ではなく、

かっこ悪いところ、見せたくないのね。それが男の美学なのね。ふーん。
ったく、しょーがないわねー、じゃあ私は見守るしかできないってことね。

と受け入れてあげられたら。きっとあなたは周りの女性よりも抜きんでる事が出来ますよ!

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ただの都合の良い女性にならないためにできること

ここからが一番大事な話。特に心優しい女性に聞いて欲しい!!

じゃあ、なんでも彼の気持ち、彼の行動、だまって我慢して受け入れたらいいのですね?

なんて思わないでください!我慢はパートナーシップで一番の弊害ですから。

あなたの気持ちも伝えてください。

「会いたい」
「さみしい」
「優しくして欲しい」
「私の気持ちもわかって欲しい」

色々ありますよね。

でもそれには、タイミングと言い方が大事。

特にタイミング。

私達の心には「返報性の法則」があります。

お誕生日プレゼントくれた人には、その人のお誕生日にプレゼントあげたい、的な法則。
困ってるときに助けてくれた人には、絶対何かの時には参上しますぜ!!的な法則のこと。

簡単に言うと、私のことをわかってくれた人の話は聞こう!みたいな法則です。

つまり、具体的にはこういうことです。

まずは「あなたも色々と抱えているのね。でも言いたくないのね。それも踏まえて私はあなたの味方だからさ」と、彼の孤独感を受け入れること。

ここがあっての次のステップなんですよ。
あなたの気持ちを伝える、、と言うステップです。

パートナーシップの関係性は、時差があります。

彼が「この女性は今までの彼女たちと違って、僕のこの葛藤する気持ちをなんだかわかってくれそうだぞ!」と感じるには時間がそれなりにかかります。

具体的には3の倍数。
人の気持ちの変化には3の倍数が関わってきます。3日、3週間、3か月、3年。ここに3を掛け算してみるのが目安。

ここで、「じゃあ時差があるなら、私の今の苦しい気持ちはどーーすれば?」って思うかもしれません。
相手の気持ちを受け入れるには、こちらの気持ちの余裕が必要なのですよね。

その余裕な気持ちを作る方法はさまざまです。

あなたが好きなことをする。
あなたがやりたいことをやる。

あなたが楽しいと思うことを見つけて、それに取り組む、ということです。

だからあなたの喜びが、「彼だけ」じゃあダメなんですよ。
彼一択、という状況が一番パートナーシップをダメにさせます。

世の中には、実は楽しいことがいっぱいあるのですよ!
どうか外に是非目を向けてみましょう!

その中に、よかったらカウンセリングも使ってみて欲しいです。
あなたのパートナーシップを、絶対に幸せにして欲しいから。
心から応援していますね。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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