最近、男性からのご相談がぐーーんと増えてきました。
男性たちが、いったい何を問題だととらえているのか?
がわかると、女性にとっても男性心理を理解しやすく、
また男性にとっては、「自分だけが問題と感じているわけではない」
とある意味安心できるかな?と思い、今回は承諾を得て、
お伝えさせていただきますね。
よく伺うお話で、
「なぜ妻が不機嫌なのか、さっぱりわからない」
というものがあります。
帰宅するとなんだか妻がイラついている。
この時点で、男性は「怖い」と反射的に思うようです。
「何怒ってるの?何かあったの?」
ときければまだいいのですが、なかなか怖くてきけないようで、
とにかく、退散する。(部屋に逃げる)
またはスマホの世界に逃避。
会話すると何か地雷を踏みそうなので、とりあえず黙って夕飯を食べてしまう。
という行動をとる方が多いようです。
正直そんな妻の態度もこっちだっていやだ!っと男性陣は思うようですが、
この「いやだ!」と感じることも「我慢して極力感情を感じないようにすること」
で乗り切ろうとします。
ところがっ!
この行動が余計女性をイライラさせることもまた多し!なのですねぇ。
私がお話を色々と奥様達から伺っていると、
「私が育児で大変なのに、まったく手伝いもしない!
たまに一緒にお風呂に入れてくれるくらいじゃ、手伝っているうちには入らないっ!」
と育児関係で不満をかなりためているか、
「私も仕事をしているのに、わたしにばっかり家事の負担がかかっている!
不公平だっ!」
というご意見はかなり多いです。
とはいえ、殿方たちも「仕事を遅くまでやらにゃ~ならんのじゃい!」
「俺だって家族のために働いているんだっ!下げたくもない頭を取引先に下げているんだっ!」
などといろいろと言い分もあるかと思うのです。
妻もわかってはいるのですよ、お仕事忙しいこと、家族のために頑張ってくれていること。
なので、ただ声をかけてほしいのです。
「本当に育児って大変だよね。本当に今日もお疲れ様。ありがとうね」
「みえぽん(私のことです)も本当によくやっていると思うよ!本当にすごいと思う」
っと。
特に育児は「達成感」を感じにくいものですから。
毎日毎日、子供に朝ごはん食べさせて公園連れて行って、買い物して、
合間に掃除洗濯、、慌てて夕飯作り、、。
その繰り返しを延々しているわけで、、。
何をもって「合格!」なのか。
何をもって「よくやった!」なのか。
そんなわかりやすい目安もないので、
本当に疲弊しちゃうんですよね、、。
次いで多いのが
「どうほめたらいいのか、よくわからない。」
「どう感謝を伝えたらいいのか、よくわからない。」
というもの。
ありがとう、なんて恥ずかしくて言えない。
褒めるところが見つからない、、
なんていうお話もちょいちょい伺います。
これ、男性の独特の心理なのかな~と感じます。
男性社会は競争社会。
1番になろうと頑張るのが、男性特有の心理。
営業成績でも、同僚の中での出世競争でも、、。
当然1番になるって並大抵なことではなく、
ほとんどの方が1番になることができないのが現状。
そんな自分は「全然すごくない、たいしたことない」という意識が生まれやすく、
よって相手に対しても1番じゃないところを褒めても仕方ない、、
という気持ちになりやすい傾向があります。
男性は結果重視の考えですが、女性はそうではありません。
プロセスもとっても大事なんですよ。
その過程をみてくれること、承認してくれることがうれしく感じます。
出来上がった料理の味を褒めてくれることもうれしいですが、
「これ、準備大変だったでしょう?
昨日の夜から仕込みしたんじゃない?」
などと、その味に到達するまでの過程を見てくれると、
本当にうれしく思うのですよ。
そんな男性のご相談を伺っていると、
「何かしてあげたいけれど、何をしたらいいのかさっぱりわからない」
というお話が本当に多いので、是非女性の方から
「ありがとうって言ってもらえると嬉しんだよ~」
「食べ終わったらお皿を洗っておいてくれると、本当に助かるの。
お願いしてもいい?」
とわかりやすくお願いするといいかな~と思います。
ここで大事なのは「指示」ではなく、「お願い」であることなんですよ。
「感謝してよ!それくらい言えるのがふつーよっ!」
「ちょっと!お皿くらい洗ってよっ!」
と言いたくなっちゃいますが(大昔のブラックミエポンだった私は連発していました)
怒りの感情をのせて伝えると、まずまず9割は反発されちゃいます、、、。
または男性特有の「我慢」で感情そのものを感じないようにして
だんまりを決め込んだりされちゃう、、。
女性側の怒りたくなる気持ちも、わかります、、。
そうですよねぇ、、、何黙ってるのよ!?こっちも大変なんだ!
お前もやれ!って思っちゃいますから、、。
あ、私だけかな?(笑)
結婚生活が長くなればなるほど、不満や期待、そしてあきらめの感情が
交錯します。
今日はバレンタイン。
海外では男性が女性にお花をプレゼントしたりするのですよ~。
是非奥様に、彼女にいかがでしょうか?
きっと大感激されますよ!
我が家はバレンタインデーが夫のお誕生日なので、
今晩、夫と2人でディナーにお出かけです☆
Happy Valentines!!