彼や夫に対して怒りが収まらないのはなぜ?

彼に褒めることが大切なことは、頭ではわかっている。
感謝も本当はもっとしたほうが、パートナーシップは上手くいくんだろうけれど。

でも、ただでさえ「彼の欠点」が目についちゃっているから、それだけイライラするし。
しかも、「なんで私が褒めなくちゃならない訳?」「正直、ホメたくない!」って思っちゃう。

でも、、ホメないといけないんだよなー。
あぁ、、ぐるぐる思考が巡るだけだぁ~

なんか幸せなパートナーシップが手に入るのかなぁ、ウンザリ感しか感じないよな。

こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

イライラ感ばかりが湧いてきて、ホメるというよりは、文句しか出てこない、、。
そんな方っていらっしゃるかもな、、。

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目次

女性の怒りの原因は?

私達女性のほとんどは
「この人、私の気持ちを全然わかってくれない!」
「私がこんなに大変なのに、全然わかってくれない!」
と、

「気持ちをわかってくれない」

ことに怒りを感じることが多いような気がします。

一方、男性は「なんで彼女が怒っているのか、さっぱりわからん。何イライラしてるんだよ!気分悪いなー」と感じている場合が多いです。

でもね、きっと前の彼にも、その前の彼にも同じように
「私の気持ちをわかってくれない!」
で怒っていたんじゃないかな。

感情の処理が未完了だと、何度もその感情が出てくる、という現象

カウンセリングをしていると多くの場合、

「お母さんにわかってもらえなかった!」
「いつもお母さんは自分の意見ばかりを私に押し付けてきた」

という気持ちを子供時代に感じていて、ここに怒りを持っているから、何度も何度も繰り返し繰り返し、「怒り」が湧いてきている状況を引き寄せているケースを目にします。

あぁ、またしてもお母さん問題だぁ~。
本当に人の心に影響力が大きいのですよね、お母さんって。

でもそれくらい、私達ってお母さんにぜーんぶ自分の気持ちを受け止めて欲しいのですよね。

なので、根っこがこの「お母さんにわかってもらえなかった」の怒りなので、彼と向き合う前に、まずお母さんと向き合う必要が出てきます。

実際のお母さんが頑固者だったとしたら?

でもあのお母さんに、「私の事、わかって欲しかった」と言ったところで、

「今更私にどうしろっていうのよ?」
「お母さんだって気持ちをわかって欲しかったのよ!」

などと言いがかりをつけられて、余計自分が傷つくんじゃないか?
と怖い気持ちを感じたり。

または「お母さんに罪悪感を植え付けちゃう気がして、言えない」などと心優しい方も沢山いらっしゃると思うのです。

こんな時、面談カウンセリングではカウンセラーの目を見つめながら、自分のわかって欲しかった気持ちを口に出しながら、1歩づつカウンセラーに近づいていくセッションを行うことがあります。

つまり、「わかって欲しかった気持ち」を解放していくのです。

感情は心の中に押し込めておくと、心の中に残ったまんまなので、その「わかって欲しかったのに、わかってくれなかったじゃん!!」の怒りがこころの中にくすぶってしまうのです。
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そして、その怒りは親子関係と同じくらい近しい存在であるパートナーに向けられていきます。

なので、知り合い程度の遠い存在にはこの怒りは出てきません。
始めからわかってもらおうという期待もないですしね。

怒りは、パートナーシップを台無しにするエネルギーがとても強い感情です。
そして男性は女性の怒りがとても怖いと感じています。

あなたが感情的に怒りを出すと、黙ってしまう男性パートナーって今までいませんでしたか?
男性は解決策がわからない場合、混乱するので黙ってしまうことが多いのです。

そんな怒りを手放す事が出来れば、彼に対して「褒める、感謝する」が今よりずっとできるようになり、幸せなパートナーシップは手に入るようになりますよ。

心理セラピーで怒りを解放していくのも一つの方法ですよ!!
よかったらお話、伺わせてくださいね。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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