先日、「お金とパートナーシップ」の恋愛心理学講座をお届けさせて頂きました。
そこで頂いたご相談、ご質問にお答えしていこうと思います。
今回が最終回となります。
明後日に「心理学講座」が迫っていたので、なんとか「お金とパートナーシップの回」のお返事が全て終えられてよかった〜。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
男女の褒めポイントとは?
私は女性の褒めポイントで上がった褒め言葉より、男性向けの褒め言葉の方が嬉しいタイプです。かわいいね、と言われると舐められていると感じてしまいます。女性性が瀕死状態なのでしょうか?
自分の中での男性性、女性性のバランスが取れている状態ってどうしたらわかりますか?
ただいま「ポテルカ」というお菓子を食べながらブログ記事を書いておりまする。なので、今回のご相談者さんはポテルカさんに決定!
ポテルカさん、ご相談ありがとうございます。
まず講座内でお伝えした、女性向け、男性向け褒めポイントについてです。
◆ 男性の褒めポイント
男性の意識は「夢」や「ロマン」を追い求め、「お金」や「権力」を手に入れる、そして「競争相手に勝つ」ことが軸になっています。
褒め言葉の具体例は
✅ 仕事ができる、才能がある、夢があるね、男らしいね、男としての器が大きい
◆ 女性の褒めポイント
女性は幾つになっても可愛く美しくありたいと思っています。そして心の深い部分で「美しさを誰かから認めてもらいたい」というニーズがあります。
褒め言葉の具体例は、
✅ 可愛い、女性らしいオーラがある、綺麗、センスがいい、輝いている、気が利く、優しいね
これは女性、男性の傾向の一つとして捉えていただくといいかな、と思います。
女性だって「才能があるね」と言われたら、もちろん嬉しいですし、男性に「センスいいねー」と言っても、もちろん良いのです。
エレクトラコンプレックスを持つ女性達
私たち女性は、「女は損だ」「私、男に生まれたらよかったな」と思う機会が、実際結構あるものです。
いまだに「家を継ぐのは長男」という慣習は残っていますし、社会での出世もやっぱり男性の方が優遇されているように感じるケースはまだまだあります。
そもそも、私たち女性には「子供を持てる年齢」が無限ではありません。
また、妊娠、出産による仕事やキャリアへの支障もあるのは、やはり女性の私たち。
不公平感を感じてしまう要因は少なくなく、よって「女ばかりソンな役割があるなぁ」と感じる方は、結構多くいらっしゃいます。
この女は損だなぁ、、と感じて生きづらさを抱えてしまうケースに「エレクトラコンンプレックス」と呼ばれる心理パターンがあります。
ポテルカさんが、「かわいいね」と言われると、「舐められている」と感じるとするならば、自分の女性性を「いいものとは思っていない」可能性はあると思います。
自分の中での男性性、女性性のバランスが取れている状態ってどうしたらわかりますか?
男性にも女性性はありますし、私たち女性にも男性性は存在します。
このバランスが取れていると、社会でのパートナーシップを含めた対人関係がうまく取りやすく、生きやすさを感じます。
また、対人関係だけではなく、仕事などで自分のビジョンを叶えることができたり、自分の望みを形にできるようになります。
女性性とは、一般的に慈愛、優しさ、感情や感受性の豊かさ、共感力、受容力、クリエイティビティなど母性的な性質をさします。
そして男性性は、理性、判断力、決断力、前進する力、攻撃力、知恵、理想、などの父性的な性質を指しています。
特に私たち女性にとって、「女性性」はその人の女性らしさそのものですから、女性性が開くと、セクシャリティが上がり、輝くような魅力を放ち始めます。
女性性を受け取っていきましょう
お父さんの愛と繋がる
私たち女性が初めて異性を意識した対象はお父さんです。
お父さんの愛を感じたエピソードは、記憶にありませんか?
小さい頃、お父さんと共に写った写真や動画は残ってはいませんか?
お父さんはどんな目で、あなたを見てくれていたでしょうか?
イメージワークで、お父さんの愛を感じてみるのもいいかもしれません。3歳のあなたはお父さんのお膝の上に座っています。
お父さんの温かい胸、ちょっと痛いおひげを感じてみましょう。そして守られている安心感を心の中に感じるまで、繰り返しイメージしていきます。
女性を楽しんでみましょう
おしゃれを楽しんでみませんか?
明るい色の服を身に纏ってみましょう。
美に対して興味を持ち、髪型に興味を持ち、ボディケアをし、体に良い食べ物を積極的に摂っていきましょう。自分を外見から大切に扱うことを意識していきましょう。
男友達に、女性としての魅力を聞いてみてください。最初はちょっと恥ずかしい気持ちを感じるかもですが、「女性として自信をつけたいの」とヘルプを出すと、結構男性って力になってくれようとしますよ。
女性同士で、ちょっとおしゃれなアフタヌーンティなどに出かけ、女子会トークを楽しんでみましょう。「女性性をあげたいと思っているの」と本音トークすれば、きっと応援してくれるはず。
女性は弱いわけではない、男性に負けているわけでもない
ポテルカさんの、「女性性が瀕死状態なのでしょうか?」というユーモア溢れる表現、クスッと笑わせて貰いました。ポテルカさんのそんな言葉選びのセンス、私大好きですよ〜。
「かわいいね」と言われるならば、ポテルカさん、めっちゃ女性として魅力的だということ。
女性性をどんどん開花させていけたら、ますます魅力的になりますよ。
私たち女性は、男性に負けているわけではありません。
女性性を受け取ると、まるで弱くなった気持ちになりがちですが、弱さは強さなのですよ。
私も以前は「男性に負けてなるものか!」と思っていたものですが、今では「勝ち負けじゃないんだな」とよくわかり、以前よりもっともっと幸せな時間が増えました。
ポテルカさんも、幸せな時間がさらにさらに増えていきますように。
ご相談、ありがとうございました。
下記、明日23日が締め切りです。お申し込みがまだの方は、どうぞお申し込み下さいませー。