先日、「自分が主役で生きる人生〜アカウンタビリティマインドを育てる〜」というテーマで心理学講座を行いました。
その講座内でご質問を頂き、講座内でお答えできなかった分をブログでお答えしていこうと思います。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
あなたの心にいる、傷ついた小さな子
私は彼に適当な返事をされると、怒りと悲しみが出ます。幼少期に母が忙しかったので、適当にあしらわれることがあり、今でも(そのことを)思い出します。
自分で(頭では)わかっていても、怒りと悲しみが出ます。それをどう考えたらいいですか?
今日は、サワークリームオニオン味のチップスを食べながらの執筆。というわけで、今回のご相談者さんはオニオンさんに決定です。
オニオンさん、ご相談を書いてくださってどうもありがとうございます。
邪険に扱われると、丁寧に大切に扱ってもらえてない気がして、とっても悲しいですよね。
これは何もオニオンさんに限らず、多くの方はそう感じるのではないでしょうか。
私たちは、大事にされたいのですよね。
愛されたいのです。
人は過去の出来事で生じた心の痛みと今の出来事が重なると、過去の心の痛みを感じるもの。
だから、オニオンさんの過去の心の痛みを癒すことで、今の彼に対する怒りや悲しみが少なくなってくるのです。
一つセルフエクササイズをお伝えしますね。
軽く目を閉じて、ちょっとイメージしてみてください。
オニオンさんの目の前に、女神様が立っています。
その女神様が、オニオンさんのお母さんに「魔法の聖水」をふりかけています。
この魔法の聖水の力で、完璧なお母さんにオニオンさんのお母さんは変化していきました。
小さな女の子がお母さんに話しかけると、お母さんはその女の子の目線に合わせてしゃがんで、一生懸命話を聞いてくれています。
ニコニコ笑顔で、お母さんは話を聞いてくれています。
その女の子の両手を握りながら、一生懸命話を聞いてくれています。
その女の子は何をお母さんに伝えていますか?
お母さんが笑顔で、うんうんと頷きながら聞いてくれています。
その女の子はどんな表情をしていますか?
その女の子が笑顔になるまで、お母さんに話を聞いてもらいましょう。
これを寝る前に、何度も何度もベッドの中でイメージしてみてくださいね。
このお母さんとの間で感じた悲しみを、癒していくことはとても大切なことです。
もしも一人では上手にできなければ、是非私にお手伝いさせてくださいね。
どんな返事の仕方なら、尊重されていると感じる?
男性には、「こんな態度で返事をしてくれると、尊重されたと感じるよ」と、具体的に伝えることが大事です。
会話を始める前に、「スマホなどいじりながらではなく、私の目を見て話を聞いてくれると安心するの」
「XXXで悲しいの!」と言ったら「そうか、それは悲しいね」と気持ちをおうむ返ししてくれたら、受け止めてくれたと感じるの」
と、具体的に伝えるようにします。
これを一度では、なかなか男性は理解できませんから、つど、伝えるようにします。
おそらく彼は、オニオンさんを傷つけるつもりは毛頭なく、今までの受け答えが、彼の世界では当たり前のことで、悪気はないのだと思うのです。
だからおそらく、なぜそんなにオニオンさんが悲しむのか?も感情的にはわからないのではないか、と思います。
なので、「こんな適当に返事されると、私は悲しい」と伝えても、「じゃあどうすりゃーいいのさ?」とわからないのだと思いますよ。
是非是非、具体的にどう返事を返してくれたらオニオンさんが落ち着くのか、彼に伝えてみてくださいね。
何をすればいいのか、わかれば実行してくれると思いますよ!
ご相談をどうもありがとうございました。