【Q&A】私の初恋の経験が、今の現実にどんな悪さをしますか?

先日の恋愛心理学講座にライブ参加された皆様、ありがとうございました!そこでご質問ご相談を募集しました。随時解説記事をあげていきますね。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

初恋の経験が与える影響力

沼田さんのお話を伺っていて、自分の初恋を思い出しました。

小学校5年生の時に当時好きだった男子にチョコを渡しました。ホワイトデーの時に、学校の帰りにその男子から「今日うちに来て」って言われて、ドキドキしながら相手の家に行ったらチョコをもらえて。

でも、「これ○○に渡して」ってチョコを預かりました。その頼まれた相手は私が一緒に帰ってきた近所の友達で。一応チョコは預かって渡すか悩んでいたら友達から「○○君からチョコ預かったんでしょ?今日取りに行っていい?」と言われてしまい、複雑な気持ちで渡しました。

そこから相手の男子に対して自分はついで。「相手が(頼まれた女子)本命」と思って気まずくなりました。上記の経験から今に影響するパターンがあるとしたらどういうことが考えられますか?

今日はモンブランシュークリームを食べながらブログを書いているので、(いつもなんかしら食べながら書いていますね〜食いしん坊万歳!)今日のご質問者さんは、モンブランさんに決まりました!ぱちぱちぱち〜(拍手)

モンブランさん、素敵なご質問をありがとうございます。

せっかく勇気を出してチョコを渡したのに、悲しい思いをしちゃったね。
「全くなんてデリカシーのない男子なんだっ!」って、今の私がタイムマシンに乗ってその男の子にお説教したい気持ちですよ!!って、小学生相手に大人気(「だいにんき」じゃなく「おとなげ」と読んでください)ない、、かな。

モンブランさんの乙女心を傷つけるって想像できなかったんだねぇ。
自分でお返しくらい渡しなさい!!って、、、あぁ、その坊やにお説教したい〜!!そして小学生のモンブランさんを思いっきり抱きしめてあげたいですよっ!!

うー、ちょっと熱くなってしまいました。

さてさて。

親子関係が私たちのパートナーシップに影響を与えることは、このブログでも過去何度かお伝えしていますが、もう一つ、初恋経験もまたその後の恋愛や結婚に影響を与えることは結構多いものです

私自身、17歳の高校2年の時に初めて男の子とお付き合いを経験したのですが、見事1年後に振られてしまいました。

初めての男の子と両思いになった経験は、もう人生がこんなにも色鮮やかに見えるのか!!と、彼と一緒にいるだけでドキドキし、そして楽しく、毎朝待ち合わせて学校に向かう時間を毎晩、「早く明日の朝にならないかな〜」と待ち遠しく思っていました。

だからこそ振られたショックはあまりにも大きすぎて、心がズタボロになりました。泣きながら過呼吸になることもしょっちゅうでした。

あまりにも悲しい出来事で、私の心は大きく傷つき、「もうこんなに傷つきたくはない」という思いを抱くようになりました。

また過呼吸になるほど傷つきたくないので、いつもその後、恋愛がスタートすると、そこまでダメージを受けないように「終わりに備えよう」とする心理から、「この恋はどうせまた終わるに決まっている」という思いを抱きながら恋愛をしていたんですよ。

なので「終わる材料探し」を無意識にしていたのです。

電話しても留守電 → あぁ、私の電話に出たくないんだ!
週末、彼が友達との予定を優先  → あぁ、もう私のこと好きじゃないんだ!

みたいに思考回路が作られていました。

なので、いつも私の予想通りに振られて終わる、、、を繰り返していました。

繰り返されるので、「私のパートナーシップは必ずうまくいかなくなる」という思い込みがますます強化されていったわけです。

あぁ、、、。

あなたの思い込みは?

上記の経験から今に影響するパターンがあるとしたらどういうことが考えられますか?

パートナーシップはもちろんですが、そのほかのことでも色々と思いつきます。例えば、、

男は私を利用する

女友達も私を利用する

私は幸せになれない

私は何をやってもうまくいかない

というものから、もちろんパートナーシップ関連も。

私はどうせ男性から選ばれない

私は愛されない
男性は私を傷つける

そのような思い込みが心の中に生まれる可能性があります。

もちろん上記の全てがモンブランさんの心にできる訳ではないので、そこまで心配しないでくださいね。

あくまで「そういう思い込みができたかも、ね」という可能性的な考えでOKです。

じゃあ実際のところ、モンブランさんにどんな思い込みができたかは、今の現実を見るとわかります。

モンブランさんはいつも人に良いように利用されているな〜と思うような現実ですか?
頼まれごとって多いですか?
何かを頼まれて、やりたくもないのに「できません」と答えられないがゆえに、仕事を抱えてしまうことはありませんか?

本当は「NO!」って言いたいよ!!

「男も女も私を利用する」という思い込みがあると、このような現実が目の前に展開されます。

仕事で怒られることが多い。
仕事でなかなか評価されない。

何をやってもうまくいかない。

そんな現実が起こっているとしたら、「私は幸せになれない」「何をやってもどうせうまくいかない」という思い込みがモンブランさんの心の中にあるかもしれません。

パートナーシップでいつも振られてしまう。

恋愛で浮気されちゃう

などパートナーシップがなかなかうまくいかないことはありませんか?

「私は愛されない」「私は選ばれない」「男性は私を傷つける」という思い込みがあると、パートナーシップがうまくいきにくくなります。
(私はこのパターンを持っていました)

思い込みは書き換えることができる

例えばこの小学生時代に体験したものから、「男性は私を傷つける」という思い込みができたとしましょう。

でも、実際はこの男の子が単にデリカシーがなかったか。はたまた超がつくほどの恥ずかしがり屋さんだけだったとか。

またはモンブランさんのチョコは「義理チョコ」だったと彼が勘違いし、まさかモンブランさんを傷つけることになるなんて、これっぽっちも予想できなかったくらい、自分のことを好きになってくれるわけがない、という思い込みがある男の子だったのかもしれません。

実際真実は。

だからきっときっとモンブランさんの思い込みは誤解なんです、ほぼほぼ100%。

馬鹿らしくないですか?自分の誤解で人生棒に振るなんて。
幸せにならない選択をしているなんて。

もうそんな生き方いやー!!

思い込みは確かに私たちの行動や思考に影響を与えています。

だからこそ!!

自分が幸せになれることを信じませんかね?
私はそうしています。そういう生き方に変えました!!

あぁ、彼はめっちゃ恥ずかしがり屋さんで、私(モンブランさんのこと)のような、自分を受け入れてくれる優しい女性に頼りたかったんだな。

男性に「この人は僕のことを受け入れてくれる」と思われるくらい、私は受容性が高い女性と思われるんだ。男性は私にはハートを開きやすいんだ!!

そう書き換えができると、男性は「君は僕の味方だね」「僕の気持ちをわかってくれるね」と思うんだなーとモンブランさんが感じ、だからこそモンブランさんは男性の味方でいようとし、気持ちをもっとわかろうとするからモンブランさんのパートナーシップは現実としてめっちゃうまくいくわけです。

心が先、現実が後。

これは私がいつもお伝えしていること。

私たちが幸せに思える思い込みを、、選択して行きましょうよ。
そのことで、現実が幸せになるのですから。

だからモンブランさん、もし思い込みがあると知っても諦めなくて大丈夫。

思い込みは変えることができます。

私は変える!と決めたなら。必ず現実も変えられますからね。
だって私が変えられたから。だから大丈夫だよって言えるんです。大丈夫よ!!

モンブランさんの幸せをこれからも応援していますね。

ご質問を書いてくださって、本当にありがとうございました!!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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