先日の恋愛心理学講座にライブ参加された皆様、ありがとうございました!そこでご質問ご相談を募集しました。随時解説記事をあげていきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
犠牲してしまうパターンとは?
曖昧な関係の彼を諦めきれず、こちらからコンタクトを取ることを繰り返しています。(向こうからは動かない)
こいつもう知らん!と怒りが湧くこともあるけれど、やっぱり諦めきれず、これは素直に大好きだと認めた方が良いんでしょうか?それともこんな人を追いかけていること自体が自分を大事にしていないのでしょうか。
もちろん「男はズルイ」という気持ちも持っていますし、男性を癒したい、癒されたい気持ちも持っています。
今日はちょっと寒いので今回のご相談者さんは「カイロ」さんにさせていただきます。
カイロさん、ご質問をどうもありがとうございます。(ちなみにカイロは人の体と心をあったかくしてくれる存在ですね〜、カイロさんもきっとそのような人柄なんじゃないかな〜)
今回のご質問、「わかるー!私もー!」と首がもげそうなほど頷いている方、多いのではないでしょうか?
それほど多くカウンセリングでも伺う案件です。
今回のご相談は、私自身も私の過去をみているようでした〜。
私もずっとそんな「自分が苦しい恋愛」「相手に合わせる恋愛」をし続けてきましたから。
だからカイロさんのしんどさ、わかるような気がします。
「私のこと、大切にしてくれているわけじゃないけれど、一緒にいるときは楽しいし、だから離れられない」みたいな感じでした、私の場合。
だからこそ、頂いた文章から匂うんですよ。
犠牲している匂いが、、。昔の私の匂いが、、!(くんくん)
もちろん「男はズルイ」という気持ちも持っていますし、男性を癒したい、癒されたい気持ちも持っています。
カイロさんは、男性に対して「癒したい」というお気持ちをお持ちなんですね。
一緒に楽しく過ごしたい。
一緒に思い出を作り上げて行きたい。
のように、一緒に何かを共に作り上げていく、、、
というのが、パートナーシップのうまくいく形なんじゃないかと、今の私は経験上思っています。(昔はそんな発想もなかったです)
でも、「癒したい」というのは、どこか「助けたい」に通じるものがあって、無意識に相手が私よりも困っている人、大変な人で、私が役に立ってあげたい、という関係性が心の中にあります。
そして、「あなたの役にたつ私は、あなたにとって素晴らしい存在だよね。だから愛してくれるよね?」と、無意識ですが感じたい意識が心の中にあることが多いもの。
カイロさん、あなたはどうでしょうか?心の中にそんな関係性や思いはありそう??
カイロさんの無価値感が、心の中に隠れている可能性が私はあるような気がしちゃったの。見当違いなら本当にごめんなさいね。
「私は彼に愛されることで、自分の存在価値があると感じる」と心のどこかで思ったりしていませんか?
なんだか自分を大切にしてくれていない彼に、なぜだか惹かれて、連絡をくれなくても頑張ってこちらから連絡を取ることで、なんとか関係性を維持しようとしちゃうことを、昔の私はしていました。
カイロさんは、どこか犠牲や我慢をしていませんか?辛い思いはないでしょうか?
どうか昔の私の二の舞には、ならないでほしいな〜。
無価値感を癒していく
こいつもう知らん!と怒りが湧くこともあるけれど、やっぱり諦めきれず、これは素直に大好きだと認めた方が良いんでしょうか?それともこんな人を追いかけていること自体が自分を大事にしていないのでしょうか。
もう既に大好きなんじゃないでしょうか、カイロさん?自覚、ありますよね?
なので改めて認める必要はないと思いますが、もしかしたら大好きなんだから「よっしゃ!もうとことんできることを彼にやり尽くそう!大好きなんだからしゃーないじゃん!」と開き直ろう!!とお考えかな?
それも一つの選択です。
それもありっちゃありですが、私からのご提案は、カイロさんが「無価値感をもしかしたら私、持っているかも、、?」と思うようでしたら、そちらの癒すことに取り組まれた方が、パートナーシップの改善には絶対的に効果的だと思いますよ、ということ。
無価値感を癒すには、「自分への信頼」が大切になってきます。
カイロさんはどんな子供時代を過ごしてきたのでしょうか?
お父さんやお母さんは、子供時代、どんな人だと認識がありますか?
自信を無くしてしまった出来事があるとしたら、何があると直感で感じますか?
カイロさんがこれまで頑張ってきたことって何がありますか?
頑張ってきたけれど、うまくいかなかったことは何がありますか?
頑張っていた過去の自分自身に。どんな言葉をかけてあげたいですか?
カウンセリングでもしも関わっていたら、このようなご質問を伺いたいかな、、。
私たち女性は特に無価値感を感じやすいのですよね。(男性は罪悪感です)
「どうせ私なんか、無理」
「どうせ私なんかにはできっこない」
「どうせ私なんか幸せになれない」
「どうせ私にはうまく行きっこない」
そう思っちゃう原因が、きっと過去にあったんですよ。
生まれてからの人生最初から、無価値感満載の赤ちゃんはいませんから。
赤ちゃんは何一つ、自分でできないくせにニコニコ笑顔を周りに向けるような存在ですから。
1歳児は自信満々でよちよち歩き回りますから!!(次男がまさにそうだった!)
私たちには、そんな万能感でいっぱいの時期があったんです。
でも、成長のどこかで「私はダメな人間?価値のない人間?」と思わされる出来事が起こったんですよね、、。
でも私たち、誰一人「生きてる価値のない人間」なんていないのですよ。
生まれてきた意味があるから、私たちはここに存在しているようです。(時々私も無価値感にハマるので、あえて「いるようです」という書き方になっちまった!!)
カイロさんも、ですよ!
この彼を別に今諦める必要は全くありません。
ただ、好きという気持ちを抱えながらで全然良いので、カイロさんの無価値感にちょっと向き合ってみたらどうかな、、と思いますよ。そうすることで、カイロさんのパートナーシップは必ず良い方向に変化が訪れますから。
カイロさんが今後、どんどん幸せを手にしていきますように応援してますね。マジで幸せになれるからねー!
今回の素晴らしいご質問、本当にありがとうございました。