例えばの話。
あなたが友達のおうちでクリスマスパーティに呼ばれたとしましょう。
テーブルは素敵に飾られて、沢山のおいしそうなごちそうとワインが所狭しと置かれています。
ワインを楽しんだあなたは結構ほろ酔い気分。
うっかりワイングラスを倒して割ってしまいました(((( ;゚д゚)))
きけば1脚6000円を超えるガブリエルグラス。
「もう、みんなが飲ませるからだよー」っとその場を言い逃れ。
ホストも「あー、気にしないで。洋服は濡れなかった?けがはない?」と責めることばはありません。
「やばいなー、高そうなワイングラスだったよなー」
と気になりながらも、きちんと謝る事が出来ず、そのまま
「もう、そんなに飲ませるなよー」と言いながら、ついつい飲んでしまいたくなる心境、、。
そして会は終了、、。
あなたの心に、なにか魚の骨が刺さっていませんか?
XXX
こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
気が付けばもうクリスマスイブまで1週間ですね。
海外駐在の時は、我が家でクリスマスホームパーティを開き、そのために家中にツリーをはじめ、クリスマスデコレーションをしていたのですが、今年は仕事中心の生活で、今日近所のスーパーで、生クリームが大々的にスペースを割いて売られているポップに「メリークリスマス!」と書かれてるのを見て、まもなくクリスマスだと実感している沼田家です。
この勢いだと、24日も平常運転で「焼き魚」と「お味噌汁」なんぞ出しそうな勢いです。(滝汗!)
クリスマスケーキも、もうずいぶん食べていませんねぇ、、。
さて、今日は「罪悪感」についてお伝えしようと思います。
罪悪感は感じていると「幸せになれない」現実を引き寄せてしまうのです。
そんな状況にあなたにはなって欲しくないので、どうか心当たりがあったら、是非読み進めてくださいね。
私のカウンセリングの案件で、結構上位にあるのが「夫の浮気」です。
夫の浮気が発覚した当初は「なんで浮気なんぞしたんだー!」と烈火のごとく怒り満載ですが、その次のステージでは「私が悪い妻をやってた?」と自己攻撃が始まることが多いです。
この時に出てくるのが、「罪悪感」。
私、夫に感謝なんかしてこなかった。
当たり前よね?夫なんだからさ!ってめっちゃ上から目線でした!
そうして「私は悪い妻でした」という罪悪感に襲われる、、。
するとね、、
子供の2学期の成績が悪かった
クリスマスセールの福引10回引いたのに、すべて「ポケットティッシュ」だった
年末のこの時期に、財布落とした
運転中、車こすった
定期期限昨日で切れてて、今朝ラッシュ時にゲートが閉まって「ちっ!」って舌打ちされた
なんてことが起こった時、すべて
「あ~、私が悪い妻だったからだ。だから上手くいかないんだ!」って思っちゃう。
全てを「罪悪感」に紐付けしちゃうのですよ。
不幸探しをしちゃうのです。
それはすなわち、「不幸ばかりが日常で起こる感覚」としてあなたは認知します。
● 心の仕組みで、罪悪感とは?
心の成分表として、一番上は思考の「顕在意識」、その下は感情の「潜在意識」、そのさらに下は感覚の「無意識」があります。
その無意識のさらに底辺に「愛」が存在します。
心は底に行くほど原始的、本能の世界。上に行くほど高等生物。思考は人間だからこそ得る事が出来る領域です。
その本能、人間の生きる意味的な領域にある愛は、裏側に「罪悪感」があります。
つまり、愛と罪悪感は表と裏の関係です。
なのでこの罪悪感を手放すには、表裏一体の「愛」を選択することが早道。
「愛」を表す言葉は
「愛してます」という愛を与える言葉
「ありがとう」という感謝の言葉
「ごめんなさい」という心からの癒しの言葉
「あなたはすごいね」という承認の言葉
「どうか幸せになりますように」という祈りの言葉
です。
ワイングラスを割ってしまったら、心から「本当にごめんなさい」を伝える。
「みんなが飲ませるからさー!」っと自分が被害者を演じないこと。
被害者、加害者がいる世界は、罪悪感を必ず生み出します。
浮気案件では、なかなか心情的には難しいけれど、旦那様に「ありがとう」を伝えてみましょうか?っと夫婦再構築を試みるクライアント様には提案をします。
罪悪感を手放して、愛を選択すると、あなたが幸せに感じられる世界が手に入りますから。
罪悪感は「こんなひどい私が、幸せになれるわけがない!」という感覚です。
でも、その多くは「まちがっている」ことが多いの。
あなたはそんな悪者ではないよ。絶対に違います。
その誤解を解くのが、ここ最近のカウンセリングで本当に多いです。
だから「不幸ばかりが日常で起こる感覚」から早く逃れて欲しいなぁ。
もうすぐ今年も終わりますね。
2020年は大きく流れが動く年になりそうです。もう不幸パターンは手放しましょう!!
2020年は色々な意味ですごい年になりそうです!