口うるさい夫と結婚生活を続けるためにはどうしたら良い?

先日「問題の見方、捉え方」の講座をさせて頂き、見逃し配信も含め、本当に多くの方に視聴して頂きました。

時間内にご質問にお答えさせて頂きましたが、質問にお答えできなかった分をこのブログでお答えさせて頂きます。

口うるさい夫に腹が立つ毎日。そんな夫とこれからも結婚生活を続けるために何とかしようと思い、まずは褒めようと頑張ったけれど、正直褒めたくなんかない。夫婦関係を良くするために、一体どこから手をつけたら良いのか?といったご相談です。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

今回、同じ方が2つのご質問を送って頂き、そのうちの最初の1つは講座内でお答えしていましたが、全体像がわかった方が良いと判断したため、両方掲載させて頂きますね。

目から鱗の講義をありがとうございます。
私は口うるさい夫の向こう側に、口やかましい母を投影しているようです。(父は無関心タイプなので)そして時々、母に感じていたような感情を感じてしまいます。例えば、いつか仕返ししてやる、など。母への許しに何度も取り組んでいますが、なかなか夫への腹立ちがおさまりません。どうすれば良いのでしょうか?

沼田カウンセラーのように夫をたくさん褒めたいのですが、いざ目の前にすると、褒めにくいし、褒めたくなくなります。(夫は褒められるとコントロールされているみたいで、褒められるのは嫌いだと言いますし。)何か良い方法があれば教えてください。

私、桜餅が大好きなんですよー。あのほんのり香る、桜の匂いがたまらなく心をぽかぽか温かくしてくれるのです。

というわけで、今日のご質問者さんは「桜餅さん」にしましょうか!

桜餅さん、ご質問をありがとうございます^^

目次

私たちは常に誰かを目の前の人に投影する

これは講義でもお伝えしましたが、私たちは目の前の人に「嫌な感情を感じさせられている」と感じていると錯覚しますが、多くの場合、過去の誰かに感じた嫌な感情を目の前の人に重ね合わせて見ているものなのです。

この講義を聞いてくれて、桜餅さんは「夫にもしかしたら母を投影しているのかも?」と気づいてくれたわけです。

口うるさくあれこれ夫に言われている時に感じる感情が、

「口やかましく母にヤイヤイ言われていた時に桜餅さんが感じたであろう感情と同じだ」

と気づいたわけですね。

マイナス感情を感じる投影が起こるということは、2つのメッセージがあるということなのです。それは、

過去の心の傷がまだ癒えていない、ということ
その時の出来事や関係性で、まだ学び残しがあるということ

なのです。

母への許しに何度も取り組んでいますが、なかなか夫への腹立ちがおさまりません。

とありますが、おそらく、お母様に対する怒りはまだまだたくさんお持ちなのだろうと思います。

そもそも、親は「ラスボス」と言われるくらい、許すことが難しいのが普通と思ってください。

それは子供時代、私たちはお父さんやお母さんが大好きで仕方がなく、そんな大好きな人から愛されたいとい思っていました。

大好きな気持ちが大きい分だけ、「愛してほしい!!」という期待も大きかったのですね。

でも現実は必要以上に怒られたり、理不尽な思いをしたり、やりたいことにダメ出しされたり、褒めてくれなくてむしろ貶されてばかりだったとしたら。

悲しい気持ちを感じて、怒りを感じるのも当たり前の話。

なのでまずはたとえまだお母様を許せていないとしても、そんな自分自身を責めないこと。
そして、そのような「ラスボス」を許そうとチャレンジをしてきた桜餅さんを褒めてあげて欲しいです。

「私、偉かったな!」って。

褒めたくない理由、褒められたくない理由

怒りを感じる相手を褒めたくない、と思うのは当たり前の気持ちだと思うのです。

桜餅さんがご主人に怒りを感じ始めた理由が、必ず過去にあるはずですが、一体何があったのでしょうか?

結婚当初は、きっとご主人のこと、好きだったはず。でも、何かしらの出来事が重なって、だんだんと怒りの感情が溜まっていったのではないでしょうか?

多くの夫婦は、子供ができた時にパートナーシップのバランスを崩して、夫婦関係に溝ができ始めることが多いように私自身が感じます。

桜餅さんのご夫婦はいかがでしょうか?

そしてご主人は、

夫は褒められるとコントロールされているみたいで、褒められるのは嫌いだと言いますし。

と感じているとしたら、桜餅さんも結構ご主人に「口やかましく」接してこられたかもしれませんが、どうでしょうか?

夫婦は鏡ですから、桜餅さんが「夫は口やかましい」と感じているとしたら、相手も同じように感じているのではないか?と見ていきます。

あなたのわかって欲しい気持ちはなんですか?

実は口やかましく接してしまう時、多くの人は相手にわかってほしい気持ちを抱えていることがとても多いのです。

例えば、、

こんなに私、頑張っていることをわかって欲しい。

こんなに私、大変なのをわかって欲しい。

こんなに私、大切にされていなくて悲しい気持ちになっていることをわかって欲しい。

このような気持ちを抱えてはいませんか?

まずは自分自身のわかって欲しい気持ちは一体何なのか、気付いていくことから始めていくと良いと思います。

そして、それをパートナーにわからせようとする前に、まずはあなた自身が

「そっか、私、こんな気持ちを抱えていたんだね。そうだよね、私、頑張っていたんだもんね。」

「そうだよね、辛かったよね。うんうん、私、一人で抱えていたんだよね。よく今まで一人で頑張ってきたよね。偉いと思うよ!」

と、自分自身を労ってあげること。

自分で自分を労うことに、なんだか「「虚しさ」を感じてしまうようならば、是非カウンセリングも検討して見てください。

結構第三者から温かい言葉をかけてもらったり、労ってもらうと、

「あぁ、わかってもらえた」

「そうそう、私、よくやってきた」

と、本当に心があったまる体験ができ、自分を認めることができるようになると思います。

そんな心を作ってから、もう一度ご主人に向き合ってみると良いと思いますよ。

「夫は、私にどんな気持ちをわかって欲しいのだろう?」って。

心に余裕ができた後の桜餅さんならば、その気持ちを満たしてあげるには一体何をすれば良いのか、きっと考えが浮かぶと思います。

このようなパートナーシップの問題に限りませんが、問題解決って一人で孤独に取り組むよりも、誰かとともに取り組む方が辛くなりませんし、何より状況の好転が早いものです。

今回はこのようなご相談を投げかけていただき、ありがとうございました。

この記事が、パートナーシップで悩む方の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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