なんだか生きづらさを感じる。
何をするにも、失敗しちゃうことが多い気がする。
自分のやり方が間違っているからうまくいかないのかな。
でも、何が間違っているのかよくわからないし、どうしたらいいのかもよくわからなくて。
アリ地獄にはまっちゃった気分。
もがけばもがくほど、どんどん落ちていく感覚。
全然うまくいかない感覚。
今何をしたらいいのか、
どうしたらいいのか、誰かわかるなら教えてほしい!
こんな状況は、本当に不安で不安で仕方ありませんよね?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
孤独の時に、人は出来事を問題だと感じやすい
こんな気持ちになること、あなただけじゃありませんよ。
特に頑張り屋さんや、努力家の人が感じやすい感覚なんじゃないかと思います。
お付き合いしても、いーっつも最後はフラれちゃったり。
仕事一生懸命頑張っているのに、なかなか評価してもらえなかったり。
そのくせ「なんであの人はあんまり頑張っていないのに、評価されるの!?」と悔しい気持ちを感じちゃったり。
婚活、頑張っていろんな人に会っているのに、いまだに結婚相手と巡り会っていない現実に焦りを感じたり。
夫がなんだか誰かと付き合っている気がするんだけれど、探偵に頼んだらいいのか、別れさせ屋に頼んだらいいのか、
毎日ネットばかりぐるぐる見て、途方に暮れている時、、。
色々な場面で、「一人だけ穴に落ちていくような気持ち」って感じちゃうと思うのです。
あなただけじゃないですよ、こんな感覚になることって。
私も過去こんな気分に何度も何度もハマりましたし、カウンセリングをしていると、こんな感覚で苦しい気持ちを抱えている方、本当に少なくないと感じます。
こんな時に共通している気持ち、
とてもあなた自身、孤独感満載だということ。
自分だけがハマっているような気分だったり。
誰も私の気持ちなんかわかってくれない!という心境なんじゃないでしょうか?
順番を守れば、必ず道はひらけていく
上の図を見て頂ければわかりやすいかと思います。
一番下から心を満たしていくと、私たちは軽やかに問題を解決する力がついていきます。
一番下は「生理的欲求」、つまり生存するための「食べ物」だったり「住むところ」が満たされている状態を示しています。
多くの人は、ここはきっと満たされている方がほとんどではないでしょうか?
問題にぶつかるときは、そのすぐ上、「安全欲求」という安心感をあなたの心に感じられないから不安に襲われ、苦しくなってしまうのです。
ここの部分が心の中でしっかりと備わっていないと、どんなに「誰かと繋がろう」例えば「パートナーを作ろう」とか、「パートナーを褒めることを頑張る」ことをやっても、犠牲感を感じやすく、辛くなってしまうのです。
ここを無視して、犠牲感を感じながら「自分を信じる」とか「自分をそのまま受け入れる」「自分はこのままで良い」とどんなに一生懸命思い込もうとしたって、無理なのはお分かりかと思います。
だから下からちゃんと積み上げていく必要があるのですね。
安心感を手に入れると、人は自分の力を発揮できる
私がカウンセリングで力を入れていることの1つに、
「あなたの才能はこれだよ」
「あなたは、こんなことを頑張ってきたんだね」
「あなたはまちがってなんかいないよ」
「あなたならできるよ」
という、承認をたくさんしています。
子育てをしてきたお母さんや保育士さん、または学校の先生は肌感覚で実感されていると思いますが、子供はできたことを褒めたり承認すると、とても嬉しそうな表情をします。
それは2歳児や3歳児のようなまだ小さな子供であっても、です。
そしてもっとできることを増やそうと、もう1段階上のことをクリアしようと頑張ります。
この時、まさにその人が持っている才能を最大限発揮している瞬間なのですね。
才能を十分活かして、自分らしく生きている瞬間なのです。
誰かが応援してくれる。
誰かが見ていてくれる。
誰かが自分の未来を信頼してくれている。
誰かがいつも寄り添って味方でいてくれている。
これこそが、まさに「安心感」を心に作る唯一の方法であり、とてもパワフルな力を与えてくれる事なんですよ。
私のクライアントさんのお話をさせてください。(掲載の快諾をいただいています)
このクライアントさんは、面談カウンセリングに来てくれた当初は、自分自身に全く自信が持てていなくて、私と目を合わすことさえできず、いつも目線が宙を舞っている状態でした。
この方はお母さんから、「あなたがお腹にできてしまったから、お父さんと結婚する羽目になった」といつも喧嘩を繰り返すお父さんの不満を聞き、同時にクライアントさんのせいで私は不幸な結婚をしてしまった話を聞かされて育ちました。
だから仕事をするにも自信が持てず、絶えず周りに怯えながら仕事をしていて、だからこそうまくいかず、転職を繰り返していました。
異性とも付き合った経験がなく、結婚なんて全く考えられない生き方をされていました。
この時に、カウンセリングで行ってきたことは、まさに「子育て」そのものの心の成長曲線を辿る物でした。
初期の頃は、毎週末に面談に来るくらい、まさに「幼稚園児がなかなかお母さん離れができず、不安で幼稚園で過ごす状態そのもの」でした。
だから根気よく、「私はあなたの味方だよ」「あなたの中にはちゃんと力が備わっていますよ。だからX Xということも乗り越えているじゃないですか!!」と、彼女の心の中に安心感を作っていくことに取り組んでいきました。
そして、だんだんと自信をつけていくに従って面談の間隔は1か月に1回になり、2か月に一回になり、今では4か月に一回のペースとなりました。
そして仕事も1箇所で続けられるようになり、今では後輩の指導までできるところまで成長して来られました。
そして最近、やっと次の段階、「繋がり感」つまり、異性のパートナーを探してみようかな、、的な発言が見られるようになってきました。(三角形の図の下から3番目に心の成長ポイントが上がったということです)
これからは女性性を上げるカウンセリングにも移行していく頃かな、、と私も意識をしている所です。
問題にぶつかる時は、あなたの想定外の所に解決のヒントがある
私たちが生きてきて問題にぶつかる時は、多くの場合、「今のままの生き方ではなく、生き方を変える時ですよ」というサインであることがほとんど。
離婚を突きつけられた、ということは、今までのあなたのパートナーへの接し方や捉え方を見直す時ですよ、というメッセージを受け取る機会だったり。
大怪我、大病、離婚、解雇、といった「今の状況を強制的に終了させられる出来事」に見舞われた時は必ずと言って良いほど、「今までの生き方を見直しなさい」というメッセージなんですよ。
私も一昨年、3階から転落して骨折を8箇所もして右手が麻痺して一時は字も書けず、お箸もハサミもパソコンも使えない状況に陥った時は、「生き方を見直す」きっかけになりました。
この事故から、私のカウンセリングの仕方がちょっと変わったなぁ、、と自分自身が感じるようになりました。
一歩間違えていたら即死でしたからねぇ。そこから今こうして普通に生活ができるところまでお陰様で回復しました。
人の生きる力は、その人の中に備わっているんだ、と身をもって分からせてもらえましたし、人の祈る力のエネルギーはすごい物だとも実感しました。
そして、自分の外側からのメッセージを受け取りやすくなったなぁ、とも実感しています。形而上学的な考え方で「この出来事は何を私に伝えようとしているのか?」を常に考えるようになりました。
この捉え方はなぜ問題解決に繋がるのか、は今月22日のオンライン講座でお伝えしますね。(以下に詳細を載せておきます)
まずは安心感を心の中に作ること。できたら一人ではなく、誰か安心感を感じられる人と取り組むと効果が見えやすいです。
そして、「この出来事は私に何を学べと言っているのか?」という点を考えてみることです。問題には必ずギフト(恩恵)もセットになっていることが多いですから。
一人ではよく分からない時は、是非一緒に「何を学ぶ時なのか」解き明かしていきましょう!