夫の言い分、妻の言い分(下)【アメブロ「恋と仕事の心理学」より】

夫と妻は男と女。
脳の構造にも違いがあるため、どうしても思考パターンに性差が生まれてしまいます。

ここをもっとコミュニケーション出来たら、もしかしたら誤解や、いつのまにか溝が深まっていた・・
と言うことも避けられるのかもしれません。

隔週木曜にアメーバーブログでUPしている記事、
こちらでもご紹介いたします。

恋と仕事の心理学                                                                                                           

前回のブログ「夫の言い分、妻の言い分(上)」
の続きです。

男性が結婚を決めるとき。
僕はこの女性に幸せにしてもらおう
この女性に養ってもらおう
この女性に守ってもらおう

こんな風に思っているでしょうか

男性のクライアントさん、
子供の学校のパパさん達、
私の男性のお友達・・・

色々と年齢層も幅広くきいたところによると、ほとんど100%に限りなく近く、
「僕が守ってあげなきゃ
「僕が家族を食わしていかないと。
そんな大きな決断(心理学ではコミットメントと良く言われています)をして
結婚を決めているようなんです。
私が実際に結構な数の男性からこの「コミットメント」を伺った時、びっくりし
ました。
男性って責任感が意外なほど大きいものなんだなぁっと。

「そんな大きな決断をした・・と奥様に言葉で伝えていますか
とおききすると、
「もう今更いってもどん引きされそうで・・」
「結婚するときに伝えたような気もします。」
と答える方もいますが、
ほとんどの方は、
「いやー、言葉に出したことはありませんね。
とおっしゃいます。

なんとまぁ、もったいないお話。
女性側が聞いたら喜びそうな言葉なのに・・。

なぜ言葉に出さないのでしょう

「言わなくてもそんなこと、わかっているだろう
という気持ちもありますが、
「そこまで言い切れる自信がちょっとないかな。」
という気持ちも含まれているかもしれません。

                          

男性と女性を比べて、男性は第3者に承認を求める傾向にあるように感じます。

自分はこの世の中に必要とされているのだろうか
この会社に必要とされてるのだろうか
この家族に必要とされているのだろうか

そしてこの答えに「YES」と言ってほしいという欲求を持っていることは、
カウンセリングを通して痛いほど感じます。

自分で自分にOKが出せてれば(自己承認といいます)このような欲求も少ないわけで、
この承認をパートナーに求める、この承認をパートナーに委ねる・・・
ということは、つまり自分に自信が持てなく、不安に感じているわけです。

そんな不安感が「俺がお前達家族を守ってやるっと決断した」と言いきれない
ところなのかもしれませんね。

そして、
「自分が大切にされていない。」
「頑張っても感謝もされない。むしろ文句ばかり言われる。」

この気持ちを何とか埋める為に、浮気をしてしまう男性もいらっしゃいます。

女性側は故意に大切にしていないわけではないし、好き好んで文句を言っているわけ
ではないはずなんです。

けれども先ほどの「自己承認できないくらいの不安感」をさらに刺激してしまうこと
にはなりそうです。

「すごいね
「さすがだね
「助かるよ」
「ありがとう」

この言葉をかけてもらえると、本当に嬉しいんですよ。
でも、妻は全然言ってもくれない。

そんな声をよくお聞きします。

                        

ではなぜ、女性(妻たち)はこの言葉を掛けにくく感じるのでしょう

ダントツで女性の皆さまがおっしゃる中で多いのが、

「夫は確かに彼なりに頑張ってはいるのだと思う。
でも、私のやってる量の半分にも満たない気がする。
こっちは24時間の育児だし。
365日休みなし。
私のほうが大変なのだから、そんな言葉を掛ける気にもなれない。」

ほんと、おっしゃる通り。
私も過去良く思っていましたから。

脳の構造上、女性は生活空間において色々気がつくそうです。

例えば
子供が熱を出した
  
(体温計を探しながら)、小児科は今日やっていたかどうか思いを巡らす
  
過去の自分の経験値のデーターベースからこれは心配な熱かどうか判断をする
  
子供が熱を出すと、買い物に出られなくなるから冷蔵庫の中に何があったか
瞬時に夕飯の献立を考え始める。
  
あす、明後日の幼稚園の行事に支障があるか考えを巡らす。

このような事を瞬時に同時に考え始めるのが女性なんだそうです。
これは右脳と左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)が女性のほうが太いので、
右脳と左脳の情報伝達力に長けているからなんだそうです。

ですから事生活上は、本当に女性のほうがあれこれ気が付き、くるくると
良く動いているのかもしれませんね。

そんな意味では男性は脳梁が細い分、家事や育児など要領よくこなす・・という
点では軍配は女性に譲るとしても、彼ら男性の強みもあるはず。

それは何だろう?という「愛の目線」が持てるかどうかが大きな分岐点になる
ように感じます。

私含めてですが、人はどうしても「相手の欠点」は見つけやすいもの。
それは自分の魅力よりも欠点を見つけるほうが得意!という心理パターンから、
心の距離感の近い家族やパートナーにもこのパターンは出やすいからでしょう。

「夫(妻)はどんな言葉を掛けてほしいのだろう
「どんな気持ちをわかってほしいのだろう

男と女は考え方に違いがあります。
立ち位置も違います。(例えば夫は外にいる時間が長く、妻は家にいる時間が
長いこともそうです)
ですから夫の言い分、妻の言い分にも違いがあって当然。
私の言い分から聞いてもらいたいのはもちろん当然のお気持ち。

けれども、あなたから一歩先に歩み寄るほうが、変化は速いようです。
それはパートナーがあなたの鏡だから、と言えるかもしれませんね。

私がこの事を心から実感したのは、私がカウンセラーになって両方の本音
をお聴きするようになってからです。

それまではどうしても妻側の目線からでしか、私達2人の関係性を見ることがで
きませんでした。
ですので、「何でわかってくれないわけ?きぃぃ~~!
「あなたが良い旦那に変わってよ!」と怒ってばかりでした

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
良い一日でありますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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