なぜ夫は「お前にできるわけがない!」と私を否定するのでしょうか?

先日の心理学講座「他人軸から自分軸にシフトし、自己肯定感を上げる!」にご参加の皆様、どうもありがとうございました。

そこで頂きましたご質問にお答えしていきます。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

男性が怒る原因

何度でも聞きたい講義ありがとうございます。

私の夫は、私が新しいことにチャレンジしようとしても、「できるわけがない」「考えが甘い!」の一点張りで心を打ち砕くようなことしか言いません。それでも私がトライしようものなら、深いため息攻撃、「おはよう!」と言っても無視、など冷たい態度をとります。これはコントロールですか?私はコントロールされないために、どうすれば良いのでしょうか?

昨日は久しぶりの関東地方、雨でした。
久しぶりに傘をさしたなぁ。っと言うことで、今日はアンブレラ(かさ)から、ご質問者さんはあんさんにしましょうか。

あんさん、ご質問をありがとうございます。

いやはや、ご主人からこのような態度を取られたら、そりゃー落ち込みますよね。

本当なら「良いんじゃない?頑張ってみたら!きっとできるよ!」と応援して欲しいですよね。

でも、なぜご主人は応援できないのでしょうか?
もっと言うなら、なぜあんさんを応援したくないのでしょうか?

ここには、夫婦関係の問題が隠れていそうです。

いくつか問題の種類が考えられるので、種類ごとに解説していきますね。

あんさんからも夫にダメ出しをしているケース

これは結構妻側に自覚がないケースが多いのですが、女性が男性パートナーにダメ出ししていること、実際多々あります。

でもこれは、本当に女性側は無自覚にやってしまっていることが、本当多いです。

それは、どうしても相手に期待してしまうことが多いから、なんです。

夫だったら、普通家事は手伝うよね。

ゴミ出しくらいするよね。

食事の後のお皿を洗うことは、当然やってくれるはずよね。

二人の子供なんだから、あなたも育児は半分は時間割くはずよね。

そうして、その期待は見事打ち砕かれる。
そうすると、どうしても不満感満載になってしまうんですよ。

人として、当たり前の心の動きなのですけれどね。

だからどうしても文句やぐちが口からこぼれ出てしまうのです。

「なんでやってくれないの?」
「どうして私ばっかり大変なのよ?」

って、言いたくなっちゃうし、実際言ってしまう。

これは多くの女性が陥るケースなので、もしもこれに該当したからといって、ひどくご自身を責めないでくださいね。

でも、「あ、これ、私やっていたかも!?」と気づくことは大事なことです。
気付けば、その行動を変える選択も生まれてきますから。


気付かないと、永遠とやり続けてしまい、夫婦関係に溝ができて、やがて修復不可能な状況にまで発展しかねませんからね。

競争心を持ってしまうケース

これは男女ともに起こりうるケースですが、パートナーと競争してしまうことがあります。

相手が成功したり、楽しんでいたりするとなぜかイライラしてしまう時。
そのような時は、自分自身がうまく行っていない、幸せに感じられない状況である場合が少なくありません。

元々異性に対して怒りを潜在的に持っている場合も多く、元を辿っていくと異性の親に対して怒りを持っていることがあります。

男性にならば、お母さんに怒りや嫌悪感を持っていたり。

女性ならば、お父さんに怒りや嫌悪感を持っていることがあります。

パートナーシップは鏡ですから、ご主人にこのパターンがあるとしたら、あんさんにもこのパターンを持っている可能性は高いと思われますがいかがでしょうか?

パートナーに応援してもらうためにできること

パートナーに新しいチャレンジを応援されたい、と思いますよね。

それにはパートナーは敵ではなく、「同志」「仲間」「味方」といった感覚を相手に持てるかどうか、にかかってきます。

では私たちはどう言う時に、「あ、この人は私の味方だ」と思えるのでしょうか?

私の気持ちをわかってくれる。
私を受け入れてくれる。

私に感謝してくれる。(やっていることを承認してくれる)
私の存在を大事にしてくれる。

このようなことをしてくれる人に対して、「味方だ」と感じると思うのです。

あんさんは、ご主人に対して今まで上記のこと、やってこられましたでしょうか?

彼の気持ちをわかてあげたり、ありがとうを伝えたり、そのようなことです。

「え?夫がやってくれないのだから、私だってやってあげない」

と思っちゃいます??

もしもそう思っちゃうとしたら、そのお気持ちはわからなくもないですが(いやー、そう思っちゃうこともありますものね^^)、心理学の格言でこのような言葉があります。

欲しいものは、まずこちらから与える

応援して欲しかったら、まずはこちらから応援してあげる。

優しくして欲しかったら、まずはこちらから優しくしてあげる。

ありがとう!と感謝して欲しかったら、まずはこちらから「ありがとう」を伝えまくる。

「え?なんで私ばっかり頑張らなきゃならないの?」

と思ったとしたら、結構パートナーに対して競争心をお持ちだという証拠です、、とても言いにくいことですけれど、、。(ごめんなさい!)

是非是非この機会に、夫婦関係を見つめ直して見ると、今後の夫婦関係が激変しますよ!!
このタイミングでこのようなご相談を私に持ちかけたとしたら、おそらくあんさん、

夫婦関係に取り組む時がきたのじゃぞ!
という神様のメッセージを受け取る時なんじゃないかな。

夫婦関係の修復は、私の得意分野ですので、よかったらお話伺わせてくださいね。

ご相談、どうもありがとうございました!

夫婦関係について先日、アメブロの恋愛テクニックに執筆しました!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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