コントロールする人とどう関わればいいのか?

先日の心理学講座「他人軸から自分軸にシフトし、自己肯定感を上げる!」にご参加の皆様、どうもありがとうございました。

そこで頂きましたご質問にお答えしていきます。
今回がお答えシリーズ最終回です。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

いつも面白く、ためになるワークの講座をありがとうございます。沼田さんの力強いトーク、いつも楽しみ&元気をもらっています。

今回のテーマとは少し離れてしまうのですが、コントロールしたい人との関わり方、または私自身の捉え方を教えていただけますか?

コントロールしたい方、ご本人はその自覚はないと思いますが、よく、「あの人はこうだから」「あーだから」「こうすればいいのに」と言っています。

さぁ、今週末はクリスマスですねー。
今日のご相談者さんは、「サンタさん」にしましょうか。

サンタさん、ご相談をどうもありがとうございます。
ちなみにクリスマスのサンタさんは、夢を与える人ですねー。このご相談をくださった方は、きっと夢を与える才能がある方なんじゃないかなー。

私の頭に「サンタさん」というひらめきがあったのは、もしかしたら偶然ではないかもしれませんから。

目次

コントロールはなぜ生まれる?

まずは、基本的なこととして、人はなぜコントロールしたくなるのか?からお話していきましょう。

人は心の中に不安定な感情が生まれた時、例えば「不安だ、嫌な気持ちだ、怒りが湧いてくる、この状況はマズイかも、私のことわかってくれていない、愛されていない、テキトーに扱われている、相手に自分が望むことをしてもらいたい」

そのような気持ちの時に、当然ですが自分が満足できるような形に現状を変えたいと人は思います。

この時に多くの人がやってしまうのが、自分の捉え方や行動、考え方を変えるのではなく、周りの人を自分の思い通りに動かして現状を満足いく形に変えようとすること。

これがいわゆるコントロールと呼ばれるものです。

コントロールにもいろいろパターンがある

コントロールといっても、本当に色々なパターンがあります。

きっと多くの方が無意識にやってしまていたり、ご自身もこんな形でコントロールされた、、、という経験の方もいらしゃるかもしれません。

では早速みていきましょう。

力でコントロールする

この力というのは、いわゆる暴力によるもの。

子供を叩く、つまり体罰によって親の言うとおりにさせようとするものだったり、パートナーによるDVだったりがこれに相当します。

目に見える形で一番わかりやすいコントロールとも言えます。

正しさでコントロールする

一般常識を持ち出して、相手に自分の言っていることがいかに正しいかを主張し、自分の言い分を通そうとするものがこれにあたります。

「彼氏だったら普通彼女の誕生日は祝うものだよね?」

「お母さんなら、子育てに苦痛なんか感じないはずでしょ?なんで楽しいって思えないの?」

そのように自分の考えがいかに正しいか、を証明しようとし、いかにあなたが間違っているのか?と相手を否定しようとしてきます。

パートナーシップや親子関係など、近しい関係にこのコントロールは強く出る傾向にあります。

権威でコントロールする

先輩の言うことは絶対。

上司の意見が全て。

と言った、上下関係の上の立場として下の立場をコントロールしようとするのが、権威を使ったコントロールです。

「親」「先生」「上司」「先輩」など、社会的立場が上、と言うケースもありますし、これは日本独特ですが、「お客様は神様です」のように、お客が店の従業員よりも偉い、と言う立場を利用し、クレームをつけて自分の主張を通そうとするのもこの権威を使ったコントロールに該当します。

相手を恐れさせてコントロールする

「僕に従わないと離婚する」

「ちゃんとしないと、良い大人になれないよ」

のように、相手に恐怖心を抱かせて言うことを聞かせるパターンがこのコントロールに当たります。

罪悪感を刺激するコントロール

「あなたが浮気したから、私はこんなに傷ついた。今後は私の言うことを聞いてちょうだいね」

「楽しみにしていたデートをドタキャンしたわよね。だからこれからは私にもっと優しくしてよね」

のように、あなたはこんなに悪いことをしたのだから、それを償いなさいと迫ってこちらの意見を通そうとするタイプのコントロールです。

コントロールしている人に対して抱く感情

今回、サンタさんがこのご相談を持ちかけてくれたのは、おそらく「コントロールする人」に嫌悪感を感じるからではありませんか?

私を含めた多くの人が感じやすい気持ちですが、「自分は正しいことを言っている」「自分の考えは正しい」と思いがちですし、そう思いたいをいう欲求があるものです。

だから間違っている相手を正そうとしてしまうのですね。
今回のサンタさんのお知り合いのかたも、この「正しさのコントロール」に当てはまります。

そのコントロールを無意識であってもしてしまう人のそばにいる人間には、「私って正しいでしょ!?」と言う思いが言葉の端々から伝わってきて、とても嫌な気持ちになりがちです。

コントロールする人とどう関わるか?

さて、ここからがお答えにあたる部分になるかと思います。

このような人に出会ってしまった時、こんなふうに考えてみてはいかがでしょうか?

「なぜこの人は、こうやってコントロールしようとするのだろう?」って。

「この人は何を感じていて、この人のどんな気持ちをわかって欲しいと思っているのだろう?」

そうやってコントロールする人の心情を客観視できるようになると、こちら側は感情的にならずに済みますし、巻込まれにくくなります。

人は客観視している時には「思考」していますので、感情に巻き込まれなくなるのです。

この正しさのコントロールをしてしまう方の傾向として、

子供の頃、良いこを頑張って演じてきた

方に多いな、と感じます。優等生をやることで自分を守ってきた方が多いかな。

それだけ「自分にダメ出しされるんじゃないか」、と恐れが強いのかもしれませんね。

「あぁ、一生懸命自分は正しいって主張したいんだな」
「子供時代に、どれだけ良い子を頑張ってきたんだろう?」

そんな目線で見てあげられると、一歩引いて引いて見ることが出来たり、やさしいおおらかな気持ちで見守ってあげることができるのではないでしょうか?

コントロールは誰もが無意識にやってしまう行動の1つです。

コントロールしてしまう人もされる人も、どちらにも根っこには「無価値感」や「罪悪感」が眠っているケースがとても多いもの。

素直な気持ちを伝えても、きっと相手は動いてくれないだろうと言う無価値感から、怒りでコントロールという形で伝えちゃったり。

「相手の言うことを聞かないと、愛してもらえない」と言う無価値感があると、ついついコントロールされてしまうこともあります。

あなたの才能や魅力を知って、あなたの存在する意味を理解することも、このコントロールをすることからも、されることからも抜け出すことができる手段の1つになってきます。

この才能や魅力を知っていく、という過程はカウンセリングで扱う重要な部分ですので、コントロールで悩んでいらっしゃる方は是非カウンセリングも試してほしいですね。

サンタさん、とても良いご相談をどうもありがとうございました。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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