先週末にお届けした心理学講座「自分らしく生きるということ」にご参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。
その講座内でご質問を大募集しましたので、順次ブログでお答えしていきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
行動の結果を否定する訳
今日も分かりやすい講座、ありがとうございます!
自分で自分を認めるのが難しいと感じます。他者からは否定されないけれど、自分で自分の行動の結果を否定してしまうこともありますが、何かアドバイスがあればお願いします!ボランティアカウンセリングをしていて、自分で自分をダメ出しする感じです。
今日は家族でお寿司を食べに行ってきました。私、お寿司は「ほっき貝」「つぶ貝」「赤貝」「ホタテ」など貝類が大好きなのです。
っというわけで、「貝さん」だとなんだかなぁ、、という感じなので、「シェルさん」(貝は英語でShellfishなのですが、長いのでシェルで行きます)に決定!
シェルさん、ご質問をありがとうござます。
私たちのこと、世界で一番誰が批判するかと言えば、「自分自身」であることが本当に多いのです。
でも、なぜ批判や否定をしてしまうのでしょうか?
私が多くの方をカウンセリングして気が付いたのは、「こんな自分を目指しているのに、そうなれていないから批判や否定をする」ということです。
シェルさんはボランティアカウンセリングをしていて、ご自身を否定するとおっしゃられています。
その前に。
ボランティアカウンセリングってなんじゃらほい?という読者の方もいるかも、ですので、簡単にご説明しますね。
弊社カウンセリングサービスは、カウンセラー養成スクールである神戸メンタルサービスが母体になっています。ここの養成スクールで学んでボランティアカウンセラーとして活動し、決められた指名基準数をクリアしないとプロとしてお仕事させてもらえないのです。
シェルさんは、そのプロになるための登竜門であるボランティアカウンセラーを只今しているところなのですね。
さて、話を戻しましょう。
そのボランティアカウンセラーとして活動している時に、自分自身にダメ出しをするとしたならば。
「もっと私は上手にクライアント様に寄り添いたかったのに!」
「もっと気の利いた言葉をかけたかったのに!」
「もっと優しい言葉をかけてあげたかったのに!」
「もっともっと元気にしてあげたかったのに!」
「そうできなかった!!」
と自分を責めているわけです。
つまり、それだけシェルさんが掲げる、目標としているカウンセラー像が高いわけです。素晴らしいわけです。
成長したいわけです、もっとこうなりたい、もっと腕を磨いていいカウンリングをしたいって。
だから自己否定全てが、決して悪い訳じゃないんですよ。それは成長する、より良い自分になるためのエネルギーになりますから。
できているところも見れる目を
ただ、なかなかどうして「ダメ出し」のみだと、凹みますよね。
なんだか自分、何もできていないような気がして。
100%ダメな人間みたいな気がして。
でも、必ずできていることもあるはずなんです。
それは今日まで生きてきたことが、何よりの証拠。
私たちが人間としてこの世で生きていくことは、結構大変なことなんですよ。
ストレスも多いし、やっぱり頑張らないといけない場面もあるのですよね。
それを毎日、なんとか私たちはクリアして生きています。
シェルさんが今日頑張ったことって何でしょうか?
このブログを読んでくださっているあなたが今日頑張ったことは何ですか?
そこを見ていきませんか。
あなたが今日も生きてきたということは、何かしら頑張ったことがあるから、今日も生きてこられたのですから。
これは事実です。
だからこそちょっとだけ、自分優しい目を向けてあげませんか。
今日を生き抜いた自分を、褒めてあげましょうよ。
よく頑張ったね。本当にお疲れ様。って。
シェルさんがこのご質問をしてくださったのは、本当は自分を承認してあげたいんですよね。ダメ出ししたくないのですよね?
まずは私が伝えたいです。
シェルさん、本当に今日もよく頑張りましたね。本当にお疲れ様でした。
それはブログを読んでくださるあなたも同じですよ。
あなたは本当に今日もよく頑張りました。本当にお疲れ様でした。
シェルさん、本当に勇気を持ってご質問をチャットに書いてくださってありがとうございました。
きっと同じように自己否定してしまう気持ちの方にとって、「自分と同じだ」と勇気をもらえた人はいるはずです。
シェルさんはそんな素晴らしい存在なのですよ。
これも事実ですからね。どうか忘れないで。