夫婦関係がうまくいかない、婚活がうまくいかない、職場の人間関係がうまくいかない。
私たちは生きていく中で、色々な問題に直面します。
そんな問題を引き起こすケースに罪悪感や無価値感が原因となっているケースが本当に多いのです。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
罪悪感は愛情が強ければ強いほど大きくなる
私が今まで生きてきた中で、あの時ほど大きな罪悪感を感じたことはないなぁ、、と思う出来事があります。
アメリカに夫の駐在で渡米して3ヶ月後のこと。当時小5だった次男の心臓に頻脈の発作が起こるようになりました。
その発作は1秒間に3回も鼓動するというもので、その発作が起こると胸が痛くなり顔面が蒼白になります。
その発作に苦しむ次男を見る度に、
「私が健康に産んであげられなくてごめんなさい」
と言う罪悪感に襲われ、できることなら自分と変わってあげたい衝動にいつもかられ、辛い日々が何日か続きました。
アメリカに渡ってまた火が浅かったため、どういう経路で先生を探せばいいのかわからず、お酒を飲みながら泣いて自分を責める日々が数日ですがありました。
息子の前で「ママが健康に産んであげられなくてごめんね」と泣きながら謝罪すると、次男は泣きながら「僕が健康に生まれてこなかったから、僕がママを苦しめている。ママ本当にごめんなさい」と謝ってきました。
この時にはたと気づきました。
罪悪感は罪悪感しか生まないんだと。
こんなに私が自分を責めてしまうのは、次男に苦しい思いをしてほしくない、という愛情があったから。
次男のことが大好きでたまらなく、1秒でも長く幸せな時間を過ごしてほしいから。
次男にとっては大好きなママが、僕のせいで毎日泣いている。ママにはいつも笑顔でいてほしいのに。
そんなふうに愛情が大きいから、大きな罪悪感を抱えてしまうのですね。
問題を生み出すと言われている罪悪感は、実は人を大切に思う愛情と密接な関係にあります。
罪悪感ではなくこの愛情と繋がれば、問題は解決の方向に向かっていくのですね。
当時の私は息子の病気を治そうと必死で、先生を探し始めました。探し始めると不思議なご縁がどんどんと続き、最終的にはとても素晴らしい先生と出会え、手術を受けることができ病気を完治させることができました。
無価値感は誤解から作られる
この世の中、生きている価値のない人間なんか一人もいません。
生きている一人一人皆に生きてきたこれまでの歴史があり、いろいろな思いを持って今日まで生きてきています。
誰もが生きる価値がありますし、存在する価値のある人ばかりです。
でも私たちは誤解をして、「自分には価値がない」と思い込んでしまうことがあります。
その1番の原因は親子関係にあります。
親というたった一人の存在の主観で発せられた言葉に、私たち子供は傷つき、そして自信を失います。そして自分の存在はそれほどいいものではない、ちっぽけな存在だと誤解してしまいます。
この無価値感を感じると、
パートナーシップでは愛されない不安感を感じたり。
仕事では何をやっても自分はダメなんだ、という思いで何かに取り組む意欲が削がれたり。
自信を失う現象ばかりに遭遇するようになります。
心理学講座で扱うこと
4/2(水)の心理学講座ではこの「罪悪感と無価値感」をテーマに学んでいきます。
罪悪感が強いとどんな問題を引き起こすのか。そして罪悪感を癒すにはどうしたらいいのか。
無価値感が強いとどんな問題を引き起こし、ではどうやって癒していけばいいのか。
そのような事を取り上げ、また世代を超えて罪悪感が連鎖されていくケースについてもお話しさせて頂きます。
ほんとねー、罪悪感と無価値感をどれだけ減らせるかで、幸せな感情を感じやすくなるのですよ。
是非あなたの幸せのために、しっかり講座で取り組んでいきましょう!
今回も講座後半ではみなさまからの質問やご相談にお答えしていきます。リアル参加の方は是非ご利用くださいね。
