例えばの話。
婚活アプリでやり取りしている相手から、こんなメールが。
「今度会ってお話しませんか?」
相手を見つけるために婚活アプリに登録しているはずなのに、
いざ相手からお誘いが来ると、こんな気持ちが、、。
「え?なんで私?うそでしょ?
どうしよう?本当の私がバレたら離れていっちゃうかも?」
なので実際会っても
「本当の自分が1ミリでもバレたら終わりになっちゃうから、
ここは1つ、バレないように細心の注意を払わねば、、」
という気持ちになりがち。
さぁ、こんな状態でのびのびできると思います~?
XXX
「今日は会ってみて、とっても楽しい時間が過ごせました。
ありがとうございました。」
と帰る駅までの道のりで、言われた。
「みんなにこんなこと言ってるんじゃない?」
「口だけじゃない?」
「だってこんな私が、そんなこと言われるほどすごくないし、、」
なんて思って疑い100%。
ほんとうにぃ~~?Σ( ̄ロ ̄|||)
と疑ってしまい、ここで喜んだら「何喜んでだよ、ば~か!」っと
思われるんじゃないか?と素直に喜べず、
むしろ、疑う目で見てしまうとしたら、、・
相手は「わーいわーい、疑ってくれた~☆」っと思いますかね?
がっかりして、むしろ自分を否定されたと思うんじゃないかな。
XXX
自己肯定感が高い、低いという話は巷(ちまた)でもよくよく聞かれる話題ですが、
自己肯定が高い人とは、どんな出来事でもポジティブにとらえ、
自信満々で仕事をビシバシこなし、見た目もカッコエエ~っ!っという人だと
勘違いしていませんか?
自己肯定が低い人とは、声が小さく、いつももじもじしていて、
影が薄くて、世の中で小さくなっている人、だと勝手にイメージしていませんか?
見た目も超素敵で、仕事は外資でガシガシ稼いで、友達もそれなりにいるのに、
自己肯定感が低い人っているんですよ。
カウンセリングでもそんな方にちょいちょい出会います。
そんな方が「パートナーと上手くいきませーん!」
「恋愛でいつもつまづきますぅ~」
とカウンセリングに来られるんですよ。
こんな話を読むと、えぇ、なんで!?っと思いません?。
私もカウンセラー駆け出しのころ、よく思っていました。
今では「自己肯定感が高いとは何ぞや?」がわかっているので
驚きもなくなりましたが。
自己肯定感が高い、というのは
「ありのままの、今の自分が大好き」
「この自分、短所も長所も全部OKなんだよね~」
「私のこんな部分が特に大好きなんだよ」
と思えることなんですよ。
魅力がない人っていないのです。
全ての人が才能を持っている。
なのに、「こんな私は本当にダメなんです」とおっしゃる。
つまり、自分自身のすばらしさを知らないんです。
知っていても「それは別にみんなも持ってるでしょ?」と間違った思い込みを
している場合がなんと多いことか!
こーゆー考え方に多いのが
「いい人がいないんですよ~!」
と、いい男、イイ女がいない!!と嘆いているパターンで生きてしまうこと。
自分にOKが出せていないと、周りの人にもOKが出せないのですよ。
ダメなところをすぐ見つけ出し、自分にしているように「ダメだし」をしちゃうんです。
先ほども言いましたが「魅力がない人」はいないんです。ゼロ!ゼロですよ!
カウンセリングを重ねていくと、なぜクライアント様は変わるかと言えば、
「自分の才能、魅力」に気が付くから。
「この私で、いいんだぁ~!」
と腑に落ちるから、なのですよ!
XXX
小さな子供、そうですね~、2歳~5,6歳くらいの子供。
公園に行くとよくわかりますが、本当に元気に元気に走り回っています。
のびのび生きていますよね~。
そして、パパやママに全身で飛びついていきます。
自分は愛されているって疑いなく思っているから。
この自分はこれでいいんだ!と思い込んでいるから。
でも、だんだんと
「こんなこともできないの?ばかね~」
「だからあなたはだめなのよ」
「あなたはお母さんの言うとおりにしていればいいのよ」
といった日々の言葉から、どんどんとその「自分はこれでOK!!」と思っていた
自己肯定感は失われて行きます。
「こんな自分じゃダメなんだ」
と思い込んでしまうことが、子供時代から始まっていくんですよね。
小さい子に「うわー、滑り台上手に滑れたね~!」
と言ってその子が「いえいえ、そんなことはありません」なんて言います?
ただ嬉しそうにもう一度、滑り台駆け上がって滑る姿を披露してくれますよね?
(うちの息子が3歳児のころはそうでした。「もう日が暮れたし、かえろーよー!」
っと言っても、永遠滑る滑る、、、)
自分は素晴らしい
自分はこのままでいいんだ
と人は生まれた時は、みぃんな思っているし、
本来、その通りなんですよ。
カウンセリングではこの「自己肯定感を育てる」ことは最重要案件レベルで、
カウンセラーが意識している部分なのですが、ここを実生活でもできると良いですよね。
是非、信頼できる友達に「私のいいとこってどこかな?」きいてみたり、
日々の仕事の場などで、評価されたこと、上司に認めてもらったことを
思い出してみたり、過去に「これ、結構頑張ったことだなぁ」と
振り返ったりしてみてください。
特に過去のことって普段思い出さないことが多く、
カウンセリングでも
クライアント様「そういえば、私、新人研修会で新人ちゃんの良さをバンバン指摘して
あげるチームリーダーだったんですよ」
私「うわー、じゃああなたは「人を才能を見る、優しい愛の目」があるんですね~。
これで救われた人はかなりいるんじゃない?」
クライアント様「あ、そうですね。すっかり忘れていた!そういえばそんなことがあったなぁ~。
これってみんなができる事じゃないんですか?」
なんて話はカウンセリングではザラですよ。
才能を才能と認識できていないのです。
あなたも間違いなく、才能の宝箱ですからね~。
あなたは今のあなたで、十分なのですよ。
そう思えることで、信じられないかもしれませんが、本当にパートナーシップが
めちゃめちゃ上手くいくのですよ!これは鬼マジメな話です。(真剣!!)
どうかあなたの大切な人に、あなたとあなたの愛を差し出してあげてくださいね。
幸せなパートナーシップ、遠慮せず手に入れましょっ☆