コロナ禍だからこその、上手くいくパートナーシップとは?(その2)

前回の記事「コロナ禍だからこその、上手くいくパートナーシップとは?(その1)」の続きです。

経済的に今厳しい状況に置かれている方も、いらっしゃることと思います。
もしもあなたの男性パートナーがそうだとしたら。
女性のあなたができることは?

今日執筆したアメブロ、恋愛テクニックの記事からです。


付き合って1年の彼は、美容師の仕事についている。
ところが、コロナ禍のせいで仕事は激減。

そのせいか、最近はイライラしている感じで時々私に電話であたってくる。

私だって通勤電車で感染したら、、っていつも不安だし。
彼にあたられると、私も受け止める余裕が持てなくて、ついイラっとしちゃって喧嘩になっちゃう。

最近は外食も心配だから、ついつい控えようとしちゃうし。
だからデートもなかなか出来なくなっちゃっているんだよね。

前のような関係には、もう戻れないのかな、、。

そんな切ない気持ちの方、いらっしゃいますか?

次回は、相手の気持ちをどう受け止めるか?
コロナ禍で収入が減った彼にどう向き合う?という、
「いまこそあげまんになるチャンス!」な話を書いていこうかと思います。

(例えばの話の、美容師の彼、の話です)

で、前回のブログでは終わりましたね。

なので今回はこの続き、「コロナ不況で大変な彼をどう支えるか?」というお話。

目次

男性心理の大事なこととは?

女性の皆様に知って欲しいこと。

僕はあなたの役に立ちたい
僕を認めてほしい

もう何十回と書いている内容ですが、この気持ちを持っている男性は本当に多いです。
もちろん女性も持っている感情ですが、男性の方がこの気持ちが心に占める割合は女性の比では無いように思います。

パートナーシップに悩む男性のクライアント様、ほぼ全員この気持ちを口にしますし、私の家族、私以外全員男性ですが、この気持ちを持っていることは本当に伝わってきます。

僕はあなたの役に立ちたい
僕を認めてほしい

この気持ちをあなたの身近な男性は持っているんだな、、と意識してみてくださいね。
意識をもつと、その行動が目につきやすくなりますよ。
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コロナ禍で男性性が傷ついた時

この人間社会では、「役に立つこと」の一つのツールとして、お金があげられます。

お金を稼いで、安心できる環境を提供する
お金を稼いで、パートナーや家族に楽しみを提供する

この方法で、自分の愛情を表現してきた男性は多かったのではないでしょうか?

でも、このコロナ禍で、経済活動は急速に落ち込み、収入が大幅に減ってしまった方も多いかもしれません。

すると、役に立つためのツール「お金」がないがために、「役に立てない自分」という存在が男性のこころの中に大きくなり、罪悪感を感じやすくなります。

自分は役に立てていない
こんな自分は自分で認められない

そんな自分を責める気持ち、罪悪感。
この気持ちは本当に辛いですよね。

一方、私達の心には「投影」という心理パターンがあります。

自分が感じるように、周りも同じように感じるだろう、という見方。

ここでは、「自分は役に立てていない、役立たずだな~」と思っていると、「周りの人も、僕のこと役立たずだと思っているんだろうな」と気持ちを持ちやすくなります。

なので些細なパートナーの言葉にも「責められている!」と感じやすくなり、喧嘩が起きやすくなるかもしれません。

あなたの彼との間では、どうですか?

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心理学では罪悪感と愛は表裏の関係

世の中は対になっているものでバランスをとります。

陰と陽
上と下
右と左

心も同じです。

競争力ある男性性エネルギーと癒しの女性性エネルギー
罪を感じる罪悪感のエネルギーと許しの愛のエネルギー

パートナーシップは、このバランスがとれている時に上手くいきます
そして、本当の豊かさ、つまりお金や愛情がやってくると言われています。

男性性は自立のエネルギーなのですが、傷ついた男性性を男性性エネルギーで何とかしようとすると、余計に心は疲弊してしまします。

例えばあなたが子供時代に、頑張ろうとしたけれど上手くいかない時。
お母さんにこう言われたとします。

「何やってるのよ!もっと頑張れ!!頑張りなさい!!」

この言葉で、あなたは頑張れるでしょうか?

それよりも、
「きっとあなたなら大丈夫。あなたなら必ず乗り越えられるよ。」
という言葉の方が、心は元気になりませんか?

誰かが自分の可能性を信頼してくれている。
誰かが自分には見えていない光を、ずっと迷わず見続けてくれている。

この事実は、心に力を与える事が出来ます。

人の行動動機には、必ず心が関わってきます。
必ず感情が関わっています。

だからこそ、心の状態はとっても大切なのですよね。
傷ついた男性性は、癒しの女性性でバランスを取り戻す事が出来るのです。

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あなた自身もどうか大切にしてあげて

今現在、不安感や閉塞感が世の中を覆っています。

傷ついた男性パートナーを支えるばっかりじゃ、誰が私を支えてくれるの?
私だって大変!!

そんなお気持ちの方も、きっときっと多いんじゃないかな、と思います。

私の話で恐縮なのですが、私も仕事柄、家族の男性たちを女性性の力で応援しなくっちゃ!!と頑張ってしまう所がありました。

今現在、外出自粛の毎日で、なかなか楽しみが1日の生活の中にないのですよね。
ジムで筋トレもできないし、旅行にも行けない。
友達とご飯を食べにも行けない。

そんな中、家族皆の今の楽しみは、食べ物。ご飯の時間なのです。
だから3食、如何においしいご飯を食べてもらうか?をここ2か月頑張ってきました。

でもね、、、毎日毎日3食作るって、結構大変だったのです。
で、、、疲れてしまって、時々嫌味を言っちゃったりしたのですよ、夫に。(((( ;゚д゚)))

大きな喧嘩にまではいかないのですが、1度夕飯時に気まずい雰囲気になったことがありました。(((( ;゚д゚)))

あー、私、どこかで犠牲的になっているんだな。いかんいかん。
では、私が今して欲しことって何だろう?とあれこれ考えた時。
それは肩のマッサージでした。

「みんなにおいしいご飯食べて欲しいからママ頑張るけれど、肩もんでくれると、ママ嬉しいなー」(´∀`*)

こうして、マッサージという至福の時間で自分をリセットできるようになりました。
頭を空っぽにして「あぁ、気持ちいぃ~!ラブラブ」と心からその時間を楽しんでいます。

あなたをリセットできる時間は、どんな時間でしょうか?

お風呂の時間?
音楽を聴く時間?
もしもよかったら、カウンセリングでのイメージワークの時間も使ってみてくださいね。

あなたが今日も明日も守られていますように。
いつもブログを読んで頂き、本当にありがとうございます。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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