あなたの中に流れる女性性のストーリー【アメブロ「恋愛テクニック」より】

あなたのパートナーシップが上手くいかない原因。
それはあなたの中にある女性性エネルギーを封印しているから、かもしれません。

今日、Ameba blog恋愛テクニックにアップしました記事です。

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ペンギン   ペンギン

カウンセリングでは、「あなたの中に流れる女性性のストーリー」を扱うことがあります。

女性性とは、心理学では「心の中の女性らしい考え方や感情エネルギー」ととらえます。

優しい気持ちや人を癒す力、動物や植物、子供をはぐくむ力、人を許す力、愛を受け取る力、、。
これら女性性のエネルギーは男性の中にも存在しますが、男性性、女性性のバランスは人それぞれです。

ただ、女性はやはり女性性のエネルギーが男性性よりも多く、男性はその逆であることは多いです。

なので、パートナーシップを考えると、男性はやはり自分に中に少ない、この女性性を女性に求めることは本当に多いです。
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でも、、もしも女性のあなたの中にこの女性性のエネルギーが何かしらの理由でうまく流れていないとしたら。
パートナーシップを男性と作っていく中で、問題にぶつかることが増えていきます。

● あなたは女性性を受け取っていますか?

この女性性エネルギーは、あなたのお母さんから受け取っていくもの。
でも、こんな時に受け取れなくなってしまいます。

あなたの中に「お母さんが嫌い!!」という思いがある時
お母さんも女性性を受け取っていない時

ざっくりいうとこの2点があげられます

● case1 お母さんが嫌い!!

あるクライアント様の例でお話しましょう(掲載の許可を頂いています)

A子さんはいつもお付き合い歴が3か月と短いものばかり。
彼にすぐに新しい彼女が出来て、フラれてしまう、、という恋愛を繰り返してきました。

伺っていくと、A子さんは女性である自分にどうしても自信が持てないでいるとのこと。

だからお付き合いが始まってもすぐに不安になって、わざとそっけないLINEを送ってしまったり。
「それならもう別れよっか!?」と相手の気持ちを試すような投げかけをしてしまうことを繰り返していました。

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多くの男性に見られることですが、男性は「言葉通り」に受けとります。深読みなんてしませんから。

言葉の裏、つまり、

「あぁ、彼女は寂しくてすねちゃっているからこそ、そっけないLINEになっているんだな」
「本当は別れたくないけれど、不安できいているんだな」

とは思いもせず、

「あぁ、なんか知らんけど嫌われちゃったんだ。だから別れたいんだな。」
と受け取ります。(女性としてはちーん、、といった心境ですよね、、とほほ、、)

面談ルームでお会いするA子さんはとても魅力的な方なのに、なんでこんなに自信がないのだろう?と私は思い、更に深く話を進めていきました。

すると、A子さんはお母さんに対して、嫌悪感がとても大きかったのです。

「お母さんは、いつもヒステリックで、ピリピリしていました。
お父さんに対してもいつも批判的で、私にお父さんの文句ばかり言っていました。

私もお母さんに批判されることはあっても、褒められることは一度もなく、だからお母さんが昔から大っ嫌いでした。」

お母さんは女性の代表選手。
お母さんのイメージが、広く女性のイメージに繋がっていきます。

お母さんに対して、A子さんが批判的な目で見れば見る程、周りの女性の嫌な点が目につき、挙句、自分の女性的な部分にも嫌悪感を感じるようになります。

これを心理学では投影の法則と言います。

なので、無意識にですが男性のようにふるまうこともありますし、
女性性を封印している分だけ、男性性が強く出てくるので、男性に対して競争意識が生まれることもあります。

男性に甘える??そんなこと、もってのほか!!

そんな気持ちを持つことも少なくありません。

大嫌いなお母さんをいきなり好きになることは、なかなか難しく、ここは時間をかけて取り組むことが多い分野。
この時の面談カウンセリングのセラピーでは、まずはお母さんからではなく

私達生命体を作ってくれた、偉大な女神様キラキラ
から、慈愛に満ちた女性性エネルギーを受け取っていく

といったセッションをしていきました。
このセッション中、A子さんの表情がどんどん柔らかくなっていくのがとても印象的でした。

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● case2 お母さんが女性性を受け取っていない時

こちらもあるクライアント様の例でお話しましょう(掲載の許可を頂いています)

B美さんは、男性に甘える事が出来ず、いわゆる「かわいくない態度」をとってしまい、今の彼との関係がぎすぎすしてしまうというご相談でした。

甘えること、苦手なんですか?と伺うと、
「母に甘えると怒られたんです、子供の時から。」
というお返事が。

お母さんもお父さんも男の子を望んでいて、特にお母さんは髪の毛を伸ばしたり、かわいい服を着ることを許してくれなかったそうです。

男の子っぽく振る舞うと、お母さんは機嫌がよかった。
だからお母さんがそれを望むなら、、とB美さんはスカートをはかず、モノトーンのカラフルではない服装を着るようになっていきました。

更にお話を進めてくと、お母さんのお母さん(B美さんの祖母)は、夫に浮気をされ、「女は損だ!女は苦労してばかりだ」とB美さんのお母さんにいつも話していたそうです。

いつしかお母さんも女性性を受け取る事が出来ず、受け取っていない女性性をB美さんに与えることが出来ない状態でした。

「おばあちゃん、おじいちゃんのことが好きだったからこそ、傷ついてしまったのですね。
おばあちゃんのその愛こそ、女性性のエネルギーですよね。

そのおばあちゃんがおじいちゃんに対して向けられている愛を、お母さんと一緒に感じていきましょう。」

セラピーではB美さんは涙を流しながら、おばあちゃんの愛をお母さんと一緒に感じていきました。

セラピーが終わると、「なんだか心が温かくなったきがします。おばあちゃんのところで止まっていた女性性のエネルギーがスーッと私のところに入ってきた感覚がしています。」とおっしゃっていました。
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● 私達の問題は先祖代々から繋がっていることがある

今回のcase2のように、実は先祖代々同じ問題を抱え続けていて、それが今、あなたのパターンになってることが少なくありません。

過去の世代を紐解いていくと、するすると連動して問題の解決が見えてくることも結構あります。

あなたの生き方の参考にして頂ければ幸いです。

世界中の女性達が、幸せなパートナーシップを手に入れられますように。ラブラブ

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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