私たちは自分基準で世界をみています。
私が彼を好きなら、彼からのLINEにはすぐに返事を打つ。
彼も私のことが好きなら、そうするはずだ。
みたいに。
でもこの考え方をしていると、思わぬ落とし穴がありますよ。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
愛されていない、と言う誤解が生まれる時
カウンセラーのお仕事は週末の方が結構忙しいことが多いです。
ワークショップだったり、セミナーだったり、もちろんカウンセリングもあります。
一方、夫は企業に勤めるサラリーマンで、土日がお休み。
当然すれ違います。
昔、駐在中の子供たちが小さかった時、夫は30代で一番仕事を頑張りたい時代だったのか、休日も会社に出向き仕事をし、週末に絡む出張も本当に多かったのです。
その時私は
週末も仕事三昧⇒家族に(私に)興味がない
私のために時間を作ってくれない⇒私を愛していない
と思っていました。
でも実はそうではなかったと今ではわかります。
家族のためにお金を稼いだり、出世しようと思うのは、それが男性としての愛の形だったのでしょう。
ただ私は放置されているように感じ、寂しかったのですよね。
なので、今では逆に私が週末お仕事で夫が放置(?)で寂しいかな~?。
「愛されていない!!」っと思ってはいないかな?と心配だったのですが、
「みえぽんが生き生きと仕事しているのなら、僕は大丈夫だよ。でも時間が作れるときには一緒にランチとかしようね。」
と言ってくれています。
まぁ彼は彼で色々なゴルフ仲間がいるので、私に文句も言われずゴルフを楽しめるので、今のところお互いにハッピーなのですけれど。
あなたのジャッジは正しいのか?
週末のことに限らず、私たちはパートナーシップでこんなことを思ってしまいませんか?
家事を手伝ってくれない⇒私を愛していないのでは?
結婚記念日やお誕生日を忘れている⇒私のこと大切じゃないの?
一緒に買い物に付き合ってくれない⇒私を好きじゃないの?
好きと言葉にしてくれない⇒私の事好きじゃないの?
デートの時間に遅刻する⇒私の存在は大したことないの?
勝手に決めつけて、愛されていない!と思い込んでしまうと、本当に苦しくなっちゃう。
これは、冒頭でも触れましたが、私だったら大好きに人には、
手伝うし、
大切な人の誕生日などの記念日は覚えているし、
好きな人と買い物行きたいし、
好きって表現バンバンするし、
デートには楽しみすぎるから、むしろ時間前に行くし!!
と言う思いがあるからこそ、相手もそうするに違いない!と言う期待(というか決めつけ)が心に中に生まれちゃう所に問題があるわけです。
夫は昔、今は私がですが、お互いに好きじゃないから週末仕事に励んでいるまたは励んでいた、わけではないんですよね。
別の形で、愛を表現している「つもり」ではあります。
私の場合でしたら、「好き好き☆」と言葉でドストレートに表現したり、「わぁ~、ありがとう~!嬉しぃ~」と特盛で感謝を喜びながら伝えたり。
あなたのパートナーの愛の表現は、あなたの表現とは違うだけなのかもしれませんよ。
またはあなたが期待する愛情表現とは違うということかもしれません。
彼(または彼女)の愛の形はどんなでしょうか?それがみつけられると心がもっと平和でいっぱいになりますよね。
だいじょうぶ、だいじょうぶ、
そんな目はどんどん育てられますから。自信もってくださいね。