ご近所の方からおすそ分けを頂いた。
(って昭和の世界ですねぇ。今は都会ではすくないかな)
友達が「これ京都のお土産、よかったらどうぞ!」
と生八つ橋を買ってきてくれた。
ありがたいけれど、何かお返ししなくちゃ・・・。
あぁ、何がいいかな・・?
そう考えると、はっきり言って物をもらうの、負担だわ・・。
こんな方はいませんか??
このような方は、モノだけではなく、何かをしてもらうと、
これまた「何か返さなきゃ!」と思って負担に思っちゃいませんかねぇ?
例えば、上の子を病院に連れて行かなきゃ!
でも、下の子をを連れて行って、病院でインフルエンザなんかうつされたらヤだな。
そんな様子をママ友が見ていて、
「あ、うちで預かるよ!病院行ってきなよ!」
と言ってくれても、どこか「申し訳ない気持ち」
が先に立つ。
なんて発想になりがちなのでは?
XXXX
なにか頂いたら、お返しをしないといけないよな。
だって、
「あの人ってもらいっぱなし。
何なの?ジョーシキ知らずね!」
なんて言われて、嫌われるかもしれないし。
あぁ、そんなの怖い!
という発想や、
私が何かを頼んだら「迷惑だなぁ」って思われちゃうかな。
「みてあげるよ」と言いながら、本当は心の中では
「えぇぇぇ~、めんどくさい」
と思っているんじゃないかな?
何この人、子供の面倒を押し付けてずうずうしい!
と思われるんじゃないかな。
と「怖れ」が心の中に充満しているのではないかと思うのです。
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何かをあげる側の感情は、
「何をお返しにくれるのかなぁ?ひひっ!楽しみ楽しみ!」
というよりは、
「おいしいって喜んでくれたらいいな。」
と、喜んでくれるかどうか?に意識が向いているのではないかと思います。
確かにバレンタインなどでは
このあげたチョコが何に化けるか?なんて下心ありありで
ホワイトデーに期待する女子もいるでしょうが、
こうなるともう、「取引き」ですよね。または「投資」?
あげた京都の八つ橋が、
神戸牛に化けてくれたらいいなぁ~、みたいな感じでしょうか(笑)
どちらかといえばそれは少数派で、
ほとんどの方は
「この前頂いた八つ橋、家族で争奪戦になるくらい人気で、
すごくおいしかったよ!本当にありがとう!家族皆がお礼言っといて!と
言っていたよ!」
という言葉が、何よりうれしいのではないかと思うのです。
下の子を見てもらったとしたら、何かをお礼するというよりも
「今日は見てもらえて、本当に本当にありがたかった!
◎◎さんが神様に見えるよ!
本当に助かったよ~!
何か助けが必要になったら、何でも言ってね!」
という言葉で、きっと
「あ~、私、役に立てた。よかった」
と嬉しい気持ちになるのではないかと思うのです。
もしも、何か物でお返しを・・・と考えるとき、
心の奥底では、
「自分はもらう立場にはない」
「頂き物をもらえる身分じゃない」
位に、本当に自己肯定感がずどーーーんと低い状態かもしれませんね。
人は
誰かの役に立ちたい!
という欲求があります。
自分の存在価値を見出したい欲求があります。
「ありがとう!こんなにあなたの愛はすごいよ!」
というメッセージは、相手の価値を承認するメッセージ。
そんなメッセージを飛び切りの笑顔で伝えられる表現力があると、
きっと与える側も受け取る側も、両方がWIN WINになれるんじゃないでしょうか。
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