突然ですが、今回は沼田家のびっくり特売セール遭遇力と、周りの人の目が気になる仕組みについてお話ししますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
子供の頃身につけた考え方の癖は抜けにくい
今日の近所のスーパーの特売、ニンジン1本いくらだったと思います?
ジャガイモは?玉ねぎは?
なんで心理学のブログで「ニンジンの値段!?」と思われた方、まぁまぁ、ちゃんと関係がありますから。もしよければこのまま読み進めてみてくださいな。
なんと、ニンジンも玉ねぎもジャガイモも、すべて1つ20円。ニンジン5本でも100円だったのです。このスーパー、時々キャベツ50円とか、結構びっくりな値段で特売するので、私も自転車こぎこぎ買い物に行くことが結構多いのです。
我が家は夫もまじめに仕事をしてくれ、私も仕事をしていますし、余裕のふんぞり返った生活ではありませんが、3、4ヶ月に一度は飛行機に乗って旅行にも行きますし、シンガポールの大学に次男を通わせる(住まわせる?)費用はなんとか捻出できています。
だから普段の「ニンジン3本158円」でも、まぁいいっちゃいいのですが、私はどうしても「1本20円のニンジン」を買わずにはいられないのです。
それは、子供の頃育ったおうちがビンボーだったから。
おかしもなかなか買ってもらえず、だから秋になると原っぱに咲いていたひまわりの種を本気でかき集めていましたし(自分が食べるため)、自動販売機のおつりのところは、必ず「とりのこしがないか」チェックすることは、もはや無意識でやっていたり、空き瓶を拾っては近所のお店で1本10円で引き取ってもらっていました。
子供の頃の考え方って、大人になってもなかなか抜けないのですね。
節約癖は板についています。
人からどう思われているのか気になるのは、「批判される」ことが前提になっているから
人の目が気になる、人からどう思われているのか気になる場合、「自分の事を批判される」ことが前提になっていることは多いように思います。
心の仕組みで考えると、この時、自分を批判しているのは、あなたであることがほぼ100%です。
こんな私は最低だ
なんでこんなミスするんだよ!
なんでできないんだよ!
こんな私、大っ嫌いだ!
こんな気持ちを持っていることはありませんか?
心とは面白いもので、自分が思っているように周りも思うと感じるのですよ。
私の彼はとっても素敵!
きっと周りの女性も彼の事、素敵!って思っているんじゃないかしら?
どうしよう、取られちゃったら!!
みたいな心配ってしたことありませんか?
鏡を見るたびに思う。あぁ、最近本当にほっぺが垂れてきたなー。なんだか顔の輪郭がぼやけてきた感じがする。
皆も思っているだろうなぁ、、。
「沼田さん、顔がブルドッグ顔になってきましたよねー。二重あご、やばいっすよ!やっぱり歳ですよねー」って。
ぎゃーっ!もう人前にでたくなーーいっ!
みたいな葛藤が起こるのですね。
これはあなたの心が周りの人の心に投影されているから、なのです。
だから、人の目が気になる人は、「あなたがあなた自身を否定している」ことに気が付くことが大事。
そして、さっきのニンジンの話じゃないけれど、子供のころから「自分を否定していたからこそ、今でもそうしている」ということにも気が付くことが大事なのです。(ここはあなたの子供時代の親の接し方が関係しています)
なぜ?
気が付く事が出来れば、「否定することをやめよう」と言う選択ができるからですね。
長年の心の癖を直すには?
でも、「否定することをやめよう」と思っても、なかなかそれが難しいのですよね。
長年に体に染みついた「心のくせ」ですからね。
くせ毛に「縮毛矯正」をしても、まただんだんと髪が元の状態に戻ろうとしますよね。
そうしたらまた「縮毛矯正」をするために美容院に行く。
そうすると、またさらっさらのまっすぐな髪の毛になります。
それと同じ。
「なんでこんなこともできないの!私ってだからダメなのよ!」と思ってしまったら、、。
「あ、この考え方は手放すんだった!」と否定することをやめ、、
「まぁ、こんなミスをすることもあるよね。ミスは反省すればよし!繰り返さなければなおよし!ここからがんばろう!」と否定しないことを選択していく。
何度も、何度も。
でもね、自分だとどうしても厳しくしちゃって、つい「ダメだし」を自分にしたくなっちゃうのですよね。(ここは親がどうあなたに接してきたかが多分に影響されています。親があなたにダメだししていたのではないでしょうか?)
そんな時はまずは「第3者」から「あなたはダメじゃないよ!こんなところが出来ているじゃない?」と、
否定ではなく、肯定を沢山してもらうこと。
それは結構、「人の目を気にする」方には効果てきめんですよ。
カウンセリングでは、「あなたを肯定する」ということにとても重点を置くことも多いです。
なぜなら「私はなかなかすごい!」と思えるようになったら、きっと、周りも「あなた(つまり私自身のこと)はすごい!」と思ってくれているに違いない、と思えるようになるから。
自分に自信がつくのですね。
そんな世界は優しい世界に感じますよ。
そうしてとっても生きやすくて、味方が沢山に感じる世界ですから。
そんな世界こそ、きっとあなたが望んでいる世界なんじゃないかな、と思います。
そんな世界にあなたを住まわせてあげてみませんか?