日々、辛い気持ちを抱えている時。どうしたら良いのだろうか、と悶々と考え込んじゃって、何も手につかずに1日が終わってしまうこと、ありませんか?
こんにちは!カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
困難を乗り越える力
私達は日々、ストレスにさらされることが多い社会で生きています。
仕事の事、
人間関係
家族の事
お金の事
色々なことで悩んだり、落ち込んだりします。
長男は今アメリカ系の外資系金融に勤めています。
でも正直、最初はなぜ上司が外国人である外資に行こうと思ったのか、不思議でした。
長男は香港で生まれて、幼少期をドイツで過ごし、ロシアで1年過ごした後、イギリスの小学校に通いました。
こんなに海外暮らしが長いと、一見「英語がペラペラ」と思われがち。
ですが、イギリスの小学校では、「君の英語、ヘタクソだね」としょっぱなにクラスメイトに言われ、1年間ずっとランチを一緒に食べる友達ができず、一人ポツンとテーブルの隅でランチを食べている経験をしています。
当時長男は英語の本よりも「コロコロコミック」を好んで読み、現地の子供と遊ぶことよりも日本人駐在員の子供と遊ぶことを望んでいるような子だったのです。
中学から日本に戻ってきたのですが、「帰国子女」なのに英語が苦手な長男。
そんな長男なので「ねぇ、仕事の間中、ずっと英語だなんて大丈夫なの?」ときくと、「ま、何とかなるっしょ。」と長男。「チャレンジャーだね~」というと、「まぁね。」と返事が。
小さな子供にとっての心の安全基地はママ
こんな実験結果があります。
幼児と母親が部屋にいるとき、幼児は部屋の中のおもちゃで楽しそうに遊びます。
ところが母親が退室して、見知らぬ人が入ってくるとおもちゃ遊びをやめて、不安そうな表情に変わったそうです。
ところがそこに母親が戻ると、幼児は安心してまたおもちゃ遊びに夢中になったそう。
幼児にとって母親が自分の絶対的な安心感を与えてくれる存在になることが多いのですが、その安心感があることで、幼児は自分の好奇心のままに怖れることなく行動することができます。
長男はもうすぐ26歳になり結婚もしているのですが、いまでもたまに投げかけてくるLINEの出だしは「ままー」なのです。(滝汗)
先日はふるさと納税の返礼品が、結婚前に申し込みしたものが今更ながらに我が家に届くようなのです。
「ままー」
「そろそろ返礼品が届く頃だと思うんだけれど、受け取っておいてね」とLINEが。
「はいはい、食べずにとっておきますよ。届いたら連絡入れるね。」と返事を打ったのですが、そういった「快く自分の言葉を受け止めてもらう」ことも心の安全基地の要素なんだとか。
心の帰る場所があると、人は強くなれる
心の帰る場所、心の安全基地の大切な要素は
どんな自分でも受け止めてもらえる
否定ではなく、応援をされる(あなたならきっとできるよ~)
感情の共感(それは悲しいよねー、それはショックだよねーなどなど)
対応に安定性がある
かな、、とカウンセリングをしていると感じます。
そして、多くのクライアント様は問題をそれぞれに抱えていらっしゃるのですが、心の中に安心感を感じていく度合いが増えると、問題に立ち向かっていこう、乗り越えていこうとなさいます。
強いなぁ~、と思う瞬間です。
幼児だけではなく、大人になっても「心の安全基地」は必要です。
それは家族であったり、パートナーであったり、親友であるかもしれません。
そんな中、カウンセラーも数に入れてもらえたら光栄です。
あなたの心の安全基地、大切にしてくださいね。
あなたが力強く、1歩を踏み出すために。
先日、面談カウンセリングでクライアント様が「沼田さーん、お茶しましょう~」とお菓子を持参で来てくださいました。甘いものは気持ちがほっこりします。ありがたやー。