叱らない子育て?叱る子育て?

最近は
「ほめる育児」
「叱らない子育て」
が良しとされている流れがありますよね。

昔は「カミナリおやじ」「ガミガミ母ちゃん」なんて言葉があったくらい、
叱ることに抵抗感を感じる親は、ほとんどいなかったのでは?と思います。

この前の週末、次男がしでかしました。

「何時だと思っているんだ!!」
という、夫の声で目が覚めました。
時計を見ると、2時23分。

どうやらこの時間まで、次男がテレビゲームをしていた模様。
私も
「はぁ~??こんな時間までゲームやっていたんかい!!」
と怒りの感情がムクムクと湧きあがってきましたが、今次男に会うと、
怒りをそのままぶつけてしまいそうだったので、気がつかず寝ているふりをして、
そしていつの間にか、そのまま私はまた寝てしまいました。

そんな遅くまで起きていたので、翌日はお昼まで寝ていた次男。

次男が起きてくるまで、
「ゲームの件、どうしたものか・・」
とあれこれ考えていました。

「ゲーム禁止!」
と強制的にゲームを取り上げることも可能ですが、問題解決にならない気がしました。

なぜ私は次男がこんな遅くまでゲームすることに嫌悪感を感じるのだろう?

ゲームを長時間すると目によくない。
ゲームに依存し過ぎて、ニートになっちゃうんじゃないか?と不安になる。
ゲームばかりしていると、じっくり考える力が損なわれるのでは?と不安になる。
ゲームをすると、自己管理能力が落ちるのでは?と不安になる。

あーそうか、ゲームそのものが嫌なのではなく、この弊害が嫌なんだ、私。

そんな事を考えていると、次男が起きてきました。
次男の様子から、「私が怒っているかどうか、顔色をうかがっているようす」
が感じられました。

いけないことしちゃった・・・ということはわかっているようす。

「ママに何か言うこと、ない?」
「別に。ないよ」
「ふーん。ママはあるんだよねぇ、ゲームのことで」
「ぼく、今日(ゲームは)やらないから」

それじゃぁ、根本的な解決にはならんのよ~!

そう思い、
「ゲームって楽しいんでしょ?あなたが2時過ぎまでやるくらいだから。
ママはやらないから知らないんだけれど、相当楽しいんだろうね」
「うん、楽しい」
「だろうねぇ。ママもね、ゲーム自体は悪いことって思ってないの。
でも心配なのは目が悪くなっちゃうんじゃないかってことと、
来週は試験週間だからゲームは控えようとか、
明日は学校だから今日は早く寝ようとか、
自分で自分を管理できない人になっちゃうんじゃないかって心配なわけ。
だからね、あなたとパパとママでやっぱりルールを決めたほうが良いんじゃないかって
思っているの。どう思う?」
「わかった。」

こうして家族でルール作りをしました。

きっと昔の私だったら
「あんなに遅くまでゲームやってて、何なの?
もう1週間はゲーム禁止だからね!」
なんて怒り方をしていたのではないかな?と思います。

私が子供の時に「●●禁止」とよく親に言われていました。
つまり「罰」だったのだんですよね。
昔のアニメに出てくる、
学校の登校時刻に遅刻したら、水の入ったバケツをもって廊下に立たされる的なもの。

子供の頃、門限を破ったから、1週間外遊び禁止と言われたことがありました。
当然怒られるのは怖いから、門限を守りました。
怒られるのは嫌ですし、1週間外遊び禁止は嫌だから。

でもなぜその時間を門限として親が決めたのか、
子供の私はわからないままでした。
心の中では納得出来なかったですし、
「怒り」のような感情を感じたのも事実。

この時間に帰宅しないと、このような犯罪に巻き込まれる可能性があるんだよ。
と説明してもらったり、
友達との兼ね合いもあるだろうから、一緒に帰宅時間を決めよう、
としてくれたら、尊重してもらえた感じがしたのではないかと思います。

心理学を知ってからは、
「この人はなぜこのような行動をとるのか?」
という見方をする癖がつきました。

なので、感情的に叱ることはほとんどなくなりました。(ゼロにはならないんですけれどね(;´Д`)

今回もゲームは楽しいものだよね、と共感をし、
ゲームに反対なのではなく、目が悪くなる、自己管理ができなくなることが心配なの、
自分の気持ちを伝え、
一緒にルールを作ろうと次男の考えを聴く姿勢をとりました

3日経ちましたが、今のところ、まだ次男はルールを守ってくれています。
果たしてちゃんと守れるのか、これからまだまだ見守りが必要ですが、
叱らない子育て、叱る子育て、どちらが良いか?ではなく、
子供であっても1人の人間として向き合うことが、私には大切かなぁっと思いました。

子育てをしていると、いつも母親として問題提示されている気がします。
毎日毎日、学ぶこと沢山ですわい・・・。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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