【Q&A】子供に性の情報をどう伝えたら良い?

GW真っ盛りの今日ですが、久しぶりの投稿です。
ここ最近は、外部のセミナーに参加し、カウンセリングスキルをはじめとする多方面のブラッシュアップをしていました。

さて先日「セックスのお話」というタイトルで恋愛心理学講座をさせて頂きました。本当に多くの方に申し込みをして頂き、そのうちの4割程の方達がライブでご参加くださいました。本当に勇気を持ってのご参加に大感謝です。

そこでご質問を募集したところ、講座内でお答えした分も含めて、なんと26件のご相談を頂きました!!
今回はあまりに多かったので、講座内でお答えできなかった分を随時ブログ記事でお答えしていきますね。

いつもありがとうござます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

目次

フィルターをかけることより大事なこと

ティーンエイジャーの息子がいます。スマホで色々見ているのだと思います。(フィルタはかけていますが見事に抜け道を探すようです!)

健全な事だと思うのですが、さっきもお話にありましたようにとても非現実的だったり、アブノーマルなものを見ていたら怖いなと気がかりです。でも今のところ黙ってスマホをチェックしたりはしていません。

どんなものを見ているのか、気になりますが本人に任せておいて大丈夫でしょうか?

今日はこどもの日。鯉のぼりが元気よく空を泳いでいる様は、本当に元気をもらえます。
鯉は英語でcarpですので、カープさんとご相談者さんを呼ばせて頂きますね。(広島ファンだったりします?)

さてさて。

お母さんとしては、年頃の息子に性をどう伝えたら良いのか、スマホに変な動画を見ないようにフィルターをかけるべきかどうか、、。悩みますよね。

でも今のところ黙ってスマホをチェックしたりはしていません。

カープさんは母親として、息子さんのエリアに土足で入らず、とても偉いと思います。
スマホをチェックすることほど、信頼関係を壊すものはありませんから。

私の話になりますが、私の高校生の頃の話です。

父が私の日記を盗み見ていることを、ある事がきっかけで知ることになりました。

それは当時、家の黒電話の横に「連絡帳」という、両親達がよくかける先の電話番号を記入するノートのようなものが存在していました。

昭和の昔には、電話番号を記憶させる機能が、まだ家の電話には存在していなかったので、全て手書きで名前と共に電話番号や住所を記載していたのですね。

その日記には「Kくん」と『Yくん」という記載で、私のお付き合いをしていた同じ高校の男子の名前を記載していたのですが、何気なくその黒電話の脇に置かれていた連絡帳の一番最後のページを見ると、カ行とヤ行の同学年の男子の名前と電話番号がずらりと父の筆跡で記載されていたのです。

ものすごい衝撃でした。父は私の日記を読んでいる!!
怒りがむくむくと湧いてきました。

ふざけるなー!!

なので私は、その直近に書いた日記のページの次のページにこう書きました。

「盗み見してんじゃねーよ、ばーかっ!」

その後、父は私にその件については何も話してきませんでした。
それ以来私は、父に対して軽蔑の念を持つようになりました。

頭では分かるのです、変な男子に騙されないように、という親心からなのでしょう。
でも、やっぱり「私を信用できない、子供を疑うことしかできない人なんだな」と軽蔑しか抱けなかったのです

そんな経験があるので、私は息子2人の携帯は見たことはありませんし(というかロックがかかっているので、見ることはできないですね)、フィルターもかけたことはありません。

私が何よりも傷ついた経験だったから。親に監視されるという、そして信頼されていない、という経験、、、。

そもそも、中学生や高校生男子なんて、もうHなことを考えることの方が当たり前だと思いますしね。
それに私がフィルターをかけていることを彼らが知ったら、「セックスに興味を持つことはいけないこと」という認識を持ってしまうのではないか?と思うのです。

現に息子が高校を卒業した春休みに、「ママ、彼女の生理が遅れているんだけど、どうしよう」と私に相談してくるくらい、我が家では結構性に対してオープンです。

その時も

「何回今までしたの?」
「2回」
「2回とも、ちゃんと避妊はした?」

「もちろんしたよ!今妊娠したら、僕たち困るし」
「最初から使った?」
「もちろんだよ!」

「じゃあおそらく大丈夫だよ。一応ママがお金渡すから彼女と一緒に検査薬を買って、一緒に調べてあげたらいいよ。彼女も不安だろうから」

結果的に遅れて生理はちゃんときたので一件落着だったのですが、こんな話をしてくれたのは、きっと私が

「セックスは愛し合っていればするときもあるもんだよね。でも避妊だけは絶対に気をつけること。それは大事な人を守る、男の義務だからね。」

と息子たちに伝えてきたからだと思います。

人間は「セックスはしちゃダメだ」と言われると、へんに隠れてしたくなるものなんじゃないかと思うのです。高校生であっても好きな人と繋がりたい、と思うのは、やっぱり自然なことなんじゃないかな。

私は社会人になってから初めて経験したので、高校卒業した春休みに経験した息子に、「早っ!」と正直びっくりしましたけれどね。

何よりも、必ず避妊をすること。
それは2人を人生において、いろいろなことから守ることになるから。

息子の存在も、息子の彼女の存在も、どちらも尊いもの。
それらを自分の手で、必ず守ることが大事だよ。

それを教えることの方が、フィルターをかけることよりも、私は大事だと思うのです。

アブノーマルな情報を100%遮断することは、この情報社会では不可能です。
それよりも、ちゃんと相手を尊重するセックスのできる心を育てることの方が100倍大事だと、私は考えます。

セックスは悪いことじゃない

本当にね〜、セックスはなんだか罪悪感とセットになりがちですから、私も結婚前にHした後、親と顔を合わせることになんだかモヤモヤした気持ちがありました。

とにかく私の親は声高に「結婚前にはしちゃダメだ!!」の一点ばりでしたから。

でも、繋がりたいって思うものなんじゃないかな。
女性だったら、守られている感覚を味わいたくなりますし。

男性も、女性の体温感じて癒されたい!と思うのではありませんか?

もちろん相手の同意なしにすることは、暴力と同じ。絶対にあってはならないことです。
セックスは癒しにもなれば、傷つける刃にもなります。

だからこそ、あなたがセックスをどう捉えているか、がとても大事になってきます。
あなたが捉えるように、思うように、世界は作られていきますから。

カープさんのご質問は、多くのお母さんが悩まれる内容だったと思います。
とても良い質問をどうもありがとうございました!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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