3/9(日)開催のセックスのワークショップは、明日8日15時までの受付です。お申し込みがまだの方は忘れずにお申し込みくださいね。
実は私もセックスレス時代がありました。拒否した側、拒否された側両方の経験をしています。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
私がしたくなかった時代
私がしたくなかった時代は、長男が生まれてからでした。
多くの新米ママは同じような心境になるかもしれませんが、とにかく夜中も授乳で赤ちゃんに起こされ、朝まで通しで眠れることは少なくとも最初の一年は一度も私はありませんでした。
慢性的に寝不足の日々で、常に体は疲れ果てていました。またいつも赤ちゃんの泣き声を聞いている状態でした。赤ちゃんの泣き声って結構精神的に削られる思いなのですよね。
泣き止まない赤ちゃんの声って神経を逆撫ですると言いますか、もうたまらなくストレスでした。
だから常にイライラしていて、夫がセックスをしようと迫ってくると、
「私がどれだけ疲れているか、あなたわかる?朝まで眠れない辛さ、朝まで普通に寝ているあなたにわかるわけないわよね!それでさらにセックスなんて、私の体をさらにこき使う気!?」

と噛みついていたのです。
当時は心理学なんてこれっぽっちも興味もありませんでしたし、男性心理のかけらも私は知りませんでした。
そのくせ二人目が欲しくなった時には、排卵日にだけセックスをしていました。
「だいたいこの日が排卵日だから、この日は早めに帰宅してよね」
とまさに子供を作るためだけのセックスで、ムードも何もあったものじゃありませんでした。二人目はなかなかできず、1年間そんな調子で排卵日のみのセックスが続きました。
そして当然次男が生まれたら、また私がセックスを拒む生活でした。そんな状態が6年ほど続きました。
この時に拒んでいた大きな理由は、夫に大きな怒りがあったからでした。育児で大変な最中、夫は週末はゴルフに出かけることが多く、また一週間にわたる出張も多かったのです。
とにかく家にいることが少なかったので、育児を丸投げされているように感じていました。
「私ばっかりが大変!!」と怒り満載だったのです。
怒っている相手とセックスしたいなんて、なかなか思えなかったのですね。
レスが解消されたきっかけとは
しかしそんな私達夫婦に夫婦に大きな転機がやって来ました。
偶然ですが夫が他の女性と会っていた事実が発覚しました。私にとっては大きな衝撃で、できない現地語をなんとか駆使して海外駐在妻を頑張ってきた私にとって、大きく裏切られた気持ちでさらに怒りがパワーアップ!!
も束の間、すぐに大きな悲しみが押し寄せてきて、今度は情緒が不安定になり夕飯を作りながら突然大声で泣き出したり、夜夫が帰宅した後突然家を飛び出して何時間も車でぐるぐる一人ドライブをする日々が続きました。
そしてネットで「サレ妻 立ち直り方 男性心理」などと打ち込んで、心理学の記事を読み漁るようになりました。
そこでカウンセリングサービスのサイトを見つけ、自分の気持ちを立て直したくてとにかく毎日読みまくる日々。
そこで自分の気持ちに気が付いたのです。なぜこんなに許せない!!と怒りが大きかったのか。なぜこんなに悲しいのか。この先どうなっちゃうんだろう?と不安なのか。
私、夫が好きだからだ。
自分で自分の気持ちに気がつき、愕然としました。
育児をしながら夫に怒っていたのは、怒りの下に悲しみがあったから。「もっと私を大切にしてほしいのに、愛してほしいのに、、なぜそうしてくれないの?」という悲しみ。
私達は悲しみという痛みの層に触れることができると、初めてその痛みの層の下にある「愛の層」に辿り着くことができると言われています。
この気持ちに気が付き、私はもう一度夫と繋がりたいという素直な気持ちが心の中から湧いてくるようになりました。
そしてセックスの大切さを思い知ることになりました。

そして今度は拒まれる側に
日本に帰国し、カウンセラー養成コースに入りそしてカウンセラーと活動するようになり、私はどんどん心理学の知識を吸収して行きました。
そして夫婦仲もものすごく良いものになって行きました。
そんな矢先。
ある時期から夫が最後までもたなくなることが続きました。
そうなるとだんだんと夫がセックスに対して逃げ腰になって来たのです。昔はあんなにやりたがっていたのに。
ただ私はすでに男性心理を仕事上、よくわかっていたので
「もう私を女として見れなくなったの?」
「私に魅力がなくなったから?」
と傷つくことはなく、「あぁ、そういう歳なのかなぁ」と受け入れられていました。
愛し合うことは話し合うこと。
ただこの時に大事なのは、多くの男性は自分の不甲斐なさを感じたくないのでこの話し合いを避けようとしますが、そこに目くじらを立てないこと。夫もやはり話し合いも避けようとしていました。
なので私は一緒にご飯を食べている時に、一人夫に聞こえるように呟いていました。
「いちゃいちゃするだけで満足なんだけどなぁ」
「ベッドでハグハグだけでいいんだけれどなぁ」
すると夫からこんな提案がありました。
実は夫は今月で会社を定年退職することが決まっています。
なので、「今月からさ、毎月旅行に行こうよ」と提案されました。
「え?ってことはそこでいちゃいちゃしていいってこと?」
「うん、いいよ。場所が変わればできるかもしれないし」
「おぉー!いいねー!」
そんなこんなで、イマココです。
私がどちらの立ち位置も体験していますが、セックスレスの問題はこの出来事を使って
自分を責めたり、自分のことを小さく扱って傷ついてしまうこと
なのです。
セックスに関しては、人それぞれ思うことは様々。
セックスしたくない!という気持ちも必ず理由があるものですし。
セックスしたい!という気持ちもやっぱりその人なりの理由があるものです。
パートナーシップは他人同士の人間で作り上げる関係性。意見の相違があっても不思議ではありません。
なぜそう思ってしまうのか、心の背景を知ることでどう解決に持っていけるのか。
そんな内容のワークショップになると思います。
私もここで自分のことを語りましたが、セックスレスは別に恥ずかしいことじゃないですよ。
よかったら今週末のセックスのワークショップでお会いしましょう!

質問を募集します
今回は質問者の方と私とでマイクを使って双方やりとりしながら、頂いたご質問にお答えしていく時間を設けようと思っています。
そのワークショップ内と限られた空間ですが、質問内容と誰が質問したのかが参加者内で分かってもいいよ、という方に限り、申し込みフォームの
「カウンセラーへのメッセージ欄」
に質問内容を記入してくださいね。
時間を許す限り、頂いたご質問にはお答えできるようにしたいと考えています。
この講座はこのような方にオススメです。
⚫️なんらかのセックスの問題を抱えている方
⚫️特にセックスレスの問題を抱えている方
⚫️現状よりももっとより良いパートナーシップを築きたい方
⚫️ 今はセックスレスではないが、レスを回避するために事前に知識として知っておきたい方
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