生きる力の強い子に育てる

昨今の日本では、良い大学を出ても大手企業に就職しても、
幸せな生活、未来の保証は一昔前に比べてなくなったように感じます。

私が出会った色々な子供達の中で、こんな子供は生きる力が強い子だな・・
こんな子に育ててみたいな・・・
と思える子がいました。

ある男の子の話なのですが、その子は色々な国を転々としている子でした。
2、3年ごとに住む国が変わり、その子は生まれてから5回引っ越しをしています。
住む国が変わるので、教育システムももちろん国民性も様々。

けれどもその子はどの学校でもすぐにお友達ができ、学校に入って2,3カ月で
お友達の家にお泊りに呼ばれるほど、仲良くなれるそうです。
お泊りに行くと、友達だけではなく、その親御さんからも気にいられるようで、
何度か同じお宅に呼ばれるようです。

学校での成績は特別いいわけではなく、かといって落ちこぼれているわけでもないようで、
まぁ普通・・と言ったところでしょうか。

でも、そのお母さんは特別成績のことをがみがみ言うこともせず、

「彼なりに一生懸命やっているのだから、それで良いのよ~。
私は英語も特別出来るわけじゃないから、宿題も彼一人にまかせっきり。
でも何とか1人でやっていけてるみたい。それで充分よ。

と言っています。

でもどの学校でも先生からの評判は良く、次の国への引っ越しが決まると
とても残念がられるようで、友達達はこぞって引っ越しぎりぎりまで遊びの予定を
くんでくれたそうです。

彼は特別勉強ができるわけではないけれど、友達が沢山いて、そして先生や
父兄たちはみなその子のことが好きになる。
彼も皆がしたってくれるので、自分に自信を持ち、大人の人にはキチンと敬語で話をします。
(これは、日本語の場合ですけれどね)

2019-11-17_152734

私は興味があったので、どうするとこのような子になるのか、訊いてみたことがあります。
お母さんが言うには、

「その子が特別結果を出しても出さなくても、
『あなたは一生懸命やったのよね。
あなたは今のままで充分よ。ママはあなたのこと、本当にすごいなって思っている。
ママの所に生まれてきてくれてどうもありがとう。
と伝えているの。」

だそう。

そんなこと言ったら、もう努力なんかしなくて今のままでいいんだぁ~
なんて思っちゃって、グータラした子供になってしまうんじゃないの
と言ったのですが、(私にその傾向がありそうなもので、つい尋ねちゃいました

自己肯定の高い子供は自分を大事にしていることが多いので、
グータラにはならないそうです

なぜこの話を突然思いだしたかと言えば、昨日UPした記事、
「そのままの自分にOKを出すこと」がなぜ大切なのか?」
と内容が重なっているな・・・と感じたからなんです。

↓ その記事はこちら、↓

昨日の記事はパートナーシップの内容で、自分にOKを出すメリットの話だった
のですが、子育てでは母親が子供に「そのままのあなたでOKだよ。」という気持ちを
常に伝えていると、自分自身を大切に思え、また周りの人も大切にするので、
結果、人間関係がとてもスムーズにいくのだな・・・と改めて気がつきました。

彼はきっと世界中どこにいても、力強く生きていくことがきっとできる大人になることでしょう。
私も見習いたいな・・と思いました。

今日もブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
良い週末をお過ごしくださいね。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

目次
閉じる