多くの子供はパパとママが本当に大好き。
なぜここまで純粋に大好きになれるのだろうか・・・?と神様のなせる技
にうなるしかないのですが、だからこそ、夫婦関係の安定度と子供の(特に心の)
安定度そして成長度はとても密接に関係していると、日々感じます。
先日、夫と久しぶりに言い合いをしてしまいました。
きっかけは夫があるイベントの情報を私に教えてくれず、
それに参加した友達数人に「なぜ沼田さんは来なかったの?楽しかったよ~」
と言われて、「夫はわざと私に教えなかったんだ!」と怒り心頭になり、
会社から帰宅した夫に開口一番
「なんで教えてくれなかったのよ~!」と怒りモード満載で食ってかかりました。
夫「え、ぼくその件は随分前にメールしたじゃない
でもみえぽんが何も反応しなかったからさ、興味ないのかと思った。」
私「はいつ送ったの私知らないよ」
夫「送ったよ~(怒)」
私「じゃあさ、同じ家に住んでるんだから、なんでメール送って終わり!じゃなくて、
みえぽん本当に行かなくていいのって会話で訊いてくれないのよ」
そして私はお酒飲んで早々に寝室に上がり、ふて寝をしてしまいました。
翌日パソコンを見ると、これ見よがしに夫が以前私に送ったそのイベントのメールを
再度送ってきていました。
たしかに・・・・1カ月ほど前、さ~っと見た記憶はあるけれど、じっくり読まず、そのまま
放置したものでした。
あちゃ~、あのメールはこの行きたかったイベントのものだったのかぁ~!
完全な私の落ち度でした。
午後、学校のスクールバスのバス停から車で御迎えをした車内で。
「ねぇ、ママ。昨日の夜ママ、何をパパに怒っていたの」
「あ~、あれね、ママが行きたかったイベントをパパが教えてくれていない!って怒ってたの。
でもさ、ママの見落としで、実はメール送ってくれていたんだよね。」
「ふーん。そうかぁ。パパに謝った」
「うん、これから謝るよ。」
その後、夫に
「私の見落としだったね。ごめんなさい。
来年は絶対行きたいから今度はメール丸投げじゃなく、折角家でも一緒に顔をあわせるん
だから、口頭でも言ってくれるとうれしいよ。正直、あのメールがその行きたかったイベント
のものって気がついていなかったんだ。次からは口頭でも伝えてくれると本当に助かるよ。」
とメールを打つと、返信には
「それじゃあ来年は必ず行こうね。」
とありました。
夫が帰宅していつものように玄関でお帰りのハグをしていると、
次男が「ちらっ」と見ていました。
我が家は必ず喧嘩をしても仲直りするようにしていますが、子供心にちょっと心配だったの
かなぁ・・と感じました。
今から4年前。
夫と離婚だなんだ!ともめていた時期。
夫の過去のことで私が怒りモードMAXになって、怒り泣きながら台所の調味料の入って
いたワゴンをひっくり返したことがありました。
中のお砂糖や小麦粉やら色々なものが散乱し、台所は大変な状態に。
当時12歳と7歳だった息子達は驚いて泣きながら2階に駆け上がっていきました。
夫は黙って散乱した台所を片付けていました。
この時、もう一人の私が
「あー、子供達の心にきっと傷が残ってしまったな、、、、。
もうこの家族はダメかもなぁ。
あー、最悪だぁ。」
などと変に冷静に思っていたことがあります。
あの時、子供達はどこか親の言動にびくびくしていました。
また喧嘩が始まるのではないか。
また修羅場になるのではないか、と。
ですから「ママ、昨日は何怒ってたの?」なんて話題にも出来ず、誰もその話題に
触れようとはしませんでした。
ずったもんだがあった4年前の出来事のおかげで、夫婦の絆はさらに強いものに
なりました。
(雨が降って地が固まった感じ・・・です)
でも子供達の心への影響が心配だったので、ずっと行ってらっしゃいのハグも
キスも子供達の前でしてきました。
お出かけの時は手をつなぎ、週末は夫婦2人でホーム居酒屋のようにワインを
飲みながらダラダラと何時間も話しています。
その様子をずっと見てきて、子供達はようやく安心できたのか、
あの4年前の暗黒の時から1年半程で
「はいはい、ママ達、また喧嘩?飲みすぎだよ。何怒っているんだよ。水飲んだら?」
と子供達が言えるような家族になりました。
多くの方のカウンセリングをしていてわかります。
いつもケンカしていたり、
父親が浮気をしていて、母親がいつも自分の境遇を子供の前で嘆いていたり。
そのような中で育った方は、多くの場合パートナーシップに
「怖れ」「絶望」「諦め」を持ってしまいます。
そしていつかその子供達が大人になった時。
「どうせ結婚しても壊れちゃうものだ」
「結婚は墓場だ。」
と潜在意識で思ってしまい、結果その状況を引き寄せてしまいます。
そうならないために。
子供達のためにも、そして自分のためにも
夫婦関係を見つめ直して欲しいです。
もしよろしければパートナーシップ構築のための記事、
「もっとラブラブにの記事」を是非参考にしてみてください。>>>>
私は完璧な妻ではありません。
今でもこうして夫と時々衝突していますから。
過去には子供達の前で喧嘩もしていました。
でも出来ることをひとつずつ取り組んで、何とかここまで夫婦関係を変えて
これました。
そしてそんな過程を息子達は見ていてくれ、何かを感じとってくれたら・・・
と思っています。
そして・・・・・
過去に色々あったけれど、私は今、幸せを感じています。
そんな人達がこれからも沢山出てきて欲しい、と思っています。
私達の子供達には幸せな家族を作ってもらいたい。
もしもそんな想いがあったとしたら。
夫婦関係をよりよいものにしていく、これも親として出来ることの一つではないかと
私は思います。
今日もブログを読んで頂き、ありがとうございます。
良い週末をお過ごしくださいね。