心が現実を作るって本当なんだなぁ、、と思う出来事が最近ありました。
私たちの思い込みって、本当に知らず知らずに行動に影響を与えているようです。そして行動は私たちの今の現実をつくっていきます。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
あなたの思い込みはどのようなものですか?
例えばあなたが学生時代、こんなこと思っていませんでしたか?
学校でいい成績をとるには、ゲームする時間があったら勉強時間に回すほうが絶対いいに決まってる。
楽しいゲームをあきらめて、しんどい「英文長文読解」に向き合わないといけない。
とか。
大人になった今では、お給料を得るには、辛い仕事や残業に耐えなければならない。
とか。
結婚とは、遊びに行く自由な時間や、自分のためだけに使えた自由なお金を引き換えに、ひたすら縛られるように感じる人生を歩まねばならない。
とか。
でも、本当はゲームもして成績もよかったらサイコーじゃないですか?
(⇒うちの息子がそうだったのですわ。私は楽しみを我慢して、成績も悪かったクチ。泣けます、、)
楽しく仕事してお金も稼げたら、そっちの方がめちゃめちゃ幸せじゃないですか?
結婚して、家族ともいろんな遊びをして、友だちとも遊べて、収入が増えたら、、嬉しいですよね?
または素敵なパートナーとラブラブしていて、時間的にも金銭的にも「あ~、豊かだな~」と感じられたら、めっちゃ最高だと思いませんか?
あなたの思い込みはあなたの経験から作られる
でもエゴの声はささやく。
「そんなこと、あるわけないじゃん。お父さんやお母さんを見てみなよ。お母さんはいつも愚痴ってた。
『結婚なんかするんじゃなかった。楽しいことなんか何一つありゃしない』って。
そんな夢物語、諦めな。」
「それは才能がある、ごく一部の人だけの話。ふつーーの私には縁のない話。」
そんな声がこころの中でささやいてくるかもなぁ。
で、そうするとあなたはあきらめてしまうでしょうか?
自分には縁のない話だって。
それとも、、、
そう、ここで
「え?欲張って素敵なパートナーも豊かさも、手に入れることはできるの?
どうやれば手にはいるの?」
と思える心を持てたら、チャンスはぼーーーーんっ!!と広がるのですよね!
私達は生きてきた経験値で世界を見るものだから、
「結婚してもずーっと何十年も幸せな夫婦」
があちこち知り合いにいたら、それが当り前だと思うから、自分のパートナーシップもずーーーっと時がたってもお互い大事にしあえるのですよね。
周りが好きな仕事で何千万稼いでいる人達ばっかりだったら、
「何千万稼ぐ仕事ってなんだろう?そういう仕事をするにはどうしたらいいかな?」
と考える。
だから、思い込みによって、生き方が大きく左右されます。
心が現実を作る
私が子供の頃、父は
「株なんか手を出すもんじゃない。あんなものに手を出すと最後は路頭に迷うんだ」
とよく言っていたので、「株は怖いもの」と私は思いこんでいました。
ところが夫は結婚当初から株を少額ながら運用していて、まぁまぁ利益を出していました。
それを息子たちは小さいころから見てきていますし、ごはん時には株や不動産投資の話を家族ですることもあったので、ある日ゆうちょの定期貯金満額のお知らせが次男に来た時、
「げーっ!ママ、利率0.01%だって!ゼロ金利政策って学校で習ったけど、本当だね。これじゃー株投資や為替に手を出さないとお金増えないなー。」
と当時高校生の次男が言うのを見て、お金を増やすことを前提に考えてるんだー(驚!)と自分の子供時代の思考と比べてしまいました。
だから、どんな思い込みを持っているのか、自分の事を知ることはとっても大事。
その思い込みが、あなたの今の現実も未来も作っていきますからね。
事実、当時高校生だった次男は小学生の時から「お金」に興味を持ち、大学では投資部の部長をやり、今年の夏のインターンシップ(就業体験のことです)では、なんと月収100万円越えの会社でやることになりました。
インターン生であってもお給料をいただけるなんて、本当にびっくりするやらありがたいやら、、。そこで2ヶ月就業体験させてもらえるようです。
シンガポールにある企業なので、今円安のせいもあり円換算するとびっくりな金額になるのも理由の1つですが、高収入を得られる会社ばかりを狙い撃ちして応募していたのも大きな要因かもしれません。
先日始まったTBSドラマ「不適切にもほどがある」の中の阿部サダヲさん(1986年から2024年にタイムスリップしてきた主人公)のセリフ、「景気が悪いのは何となくわかるよ、(1986年から比べて)時給それほど上がっていないし」のセリフでも表現されているように、日本の企業のお給料は30年以上上がっていないのが実情。
そんな世の中、しょうがない、と次男は思わずに
「どうしたら稼げるのか?」
と考えたのでしょう。その結果、日本を飛び出す決断を高校生の時にしたようです。
どんな思い込みを持つのか → その思い込みからの行動 → その行動に伴う現実
本当に思い込みって大事なんだなぁ、と長男の就活や結婚の時も思いました。
長男もそこそこ良い年収が得られる会社に入り、結婚も何と昨年25歳でしました。結婚に対して「良い思い込み」しかなかったようです。
面談カウンセリングでは、この「思い込みを書き換える」ということもセラピー等を使って行なっています。
よかったらあなたも是非、思い込みの書き換えに取り組んでみてくださいませ。