寂しい感情を受け入れてみると・・

人と繋がりが切れてしまった時。
独りぼっちだと孤独感を感じた時。
何だか切ないというか、心にぽっかりと穴が開いた感覚を感じませんか?

目を窓の外に向けると、こんな日に追い打ちをかけるようにどんよりと曇り空。
風も今日はちょっと強め。

あ~、寂しい気持ちに拍車がかかるなぁ・・。
これは神様に「ちゃんと寂しさを感じなさい」とメッセージをもらっているのかも。
ちょっと寂しさの感情に浸ってみようか・・。
そんな気持ちになりました。

                           

3週間のクリスマス休暇で、長男が学校の寮から我が家に戻ってきていました。
4カ月振りに会えることに、私はワクワクしていたんだなぁ・・・
と今になると実感します。

帰ってしまった長男のベッドカバーを洗濯の為に取り外している時に、
そういえば先月ベッドをせっせと整えている時、
「どんだけ成長しただろう?」
「美味しいもの沢山作ってあげたいな」
「旅行の計画も立てているし、沢山楽しんでいってもらいたいなぁ」
「寮ではプライベートな空間がほとんどないから、ゆっくりくつろいでいってもらおう」
なんてあれこれ休暇中の3週間のことを考えて、本当に無意識にですがワクワク
していました。

午前中に空港に長男を車で送って行った時には、何だか車内が重ーい雰囲気に感じました。
そしてチェックインを終え、セキュリティゲートで、
私   「じゃぁ、また夏休みにね。」
長男 「うん、じゃ。」(そっけなーい!
彼がくるりと背中を向け、セキュリティカウンターの黒人のおじさんに搭乗券を見せ、2,3の質問に
受け答えをしている時、私は別れの寂しさと、1人で大丈夫かなぁ・・という親心で、セキュリティ
ゲート入口でじぃっと息子を見つめていました。

その様子に、その黒人のおじさんは
「息子さんは大丈夫ですよ。」
と言いたげにニコッと笑いながら、私に手を振ってきました。
そのおじさんの反応に長男は私に振りかえり、
「もうママ、まだいるの?大丈夫だから!」
と言う感じで手を私に振りました。(笑顔ではないので、あ~早く帰れってことかぁ~
と私は感じたんですね)

車の駐車場に向かう通路をトコトコ歩いていた時。
ポロポロと涙があふれてきました。
家に向かう車の中でも、涙が後から後から溢れてきました。

誰もいない家に一人戻り、長男が使っていた部屋にシーツなど洗い物を片付けようと
入った時。

寂しい感情をちゃんと感じてみようと思いました。

あ~、私今寂しいんだな。
なんで?
長男がまた寮生活に戻って行ったからだ。
楽しんでくれただろうか?
くつろいでくれただろうか?
そんな気持ちも感じるな。

そんな気持ちを感じるのは、
そして寂しさを感じるのは、
私、長男のことが大好きだからなんだな、きっと。
そして、きっとこの3週間は家族がそろって楽しかったからだ。

今寂しさを感じているのは、
心の中に大切に想える人がいると言う証。
素敵な時間をすごせたという証。

あー、そうか。
寂しさを感じることは悪いことではないんだな。

今まで考えたことはなかったけれど、
私の両親もこんな気持ちだったのだろうか?

家を出てから、ずっとほとんど海外生活でした。
日本に帰るのは2年に一度という状態が10年程。
その後は1年に一度というペース。
両親もきっと
「たまの日本だから、ゆっくりくつろげるように」
「いろんな話をしたいなぁ」
と想ってくれていたのかなぁ。

子供を育てていると、色々と気付かされます。
親もこんな気持ちだったのかなぁ・・・と。

寂しい感情を感じている時、涙が出てきます。
切なくなってきます。
でも感じたくないな・・・と気持ちを切り離すよりも、
その中に入ると、見えてくるものがきっとあると思うんです。

今回の私の場合は
「息子への愛」と「素敵だった時間」と「私の両親が抱いたであろう感情」
でした。

感情は抑圧してしまうと、別のやり方でその感情を感じさせようと、自分の身の回り
に出来事を起こしていきます。

抑圧せずに感じてしまうと、その感情を手放していくことができます。
このブログを書いている今も、まだ寂しい感情は心にありますが、
いつの日かこれも手放せるんでしょうね、きっと。

今日もブログを読んで頂き、ありがとうございます。
皆さまにとってよい一日でありますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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