まもなくお花見のシーズンですね。
友達がワイワイと桜の木の下で楽しそうにビールを飲んでいる写真を、
インスタで発見。
いいな~、仲間がいて。
私には、お花見する仲間がいない。
そんな気持ちを感じて、寂しさを感じてしまう方はいませんか?
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
一人は寂しいけれど、気が楽と思ってしまう自分
そうかと言って、会社の飲み会が企画されているのは知っているんだけれど、いざ当日になるとなんだかおっくうになって、行かないことがしょっちゅう。
行けばよかったかな。
でも行っても話が弾まない気がするし。
私と一緒に座った人は、もしかしたらつまらなく思うかもしれないし。
私もなんだかみんなのノリについていけない。
買ってきたお惣菜で、今晩も一人でおうちごはん。
一人は寂しいけれど、正直気楽。
でももしも私が結婚式をするとしたら、誰が私のために出席してくれるんだろう。
招待状出しても誰もきてくれなかったら。
誰が私のために2次会を企画してくれるんだろう?
何だか誰も思い当たらない。
XXX
明日は3月最後の金曜日。
会社の部署が変わる人、学校を卒業する人、引っ越しをして新しい土地に移動する人。
今週末は沢山のさよならをかみしめる日かもしれませんね。
人間やって生きていると、本当に「人間関係」をどう作っていくか、、
あれこれ悩むことはカウンセリングの世界でも多く取り扱うことでもあります。
自分以外の人は、みんな上手くやっているように見えるんですよね~。
だからとても寂しいし、なんで自分だけ上手くいかないんだろうって落ち込むし、余計人と関わるのが怖くなったり。
もう生きていることさえ、辛く感じることもあるかもしれませんね。
自分だけ、どういうわけか嫌われているんじゃないか?と怖くなったり。
私といても、「全然つまらないし」と思われるんじゃないか?と怖くなったり。
「迷惑な存在」と思われるのは、正直傷つくしな、、。
だったら独りのほうが気楽、、
自分なんか、、という自己攻撃
一人が気楽と思うくせに、寂しさも同時に感じてしまう。
あ~、こんな自分めんどくさ、、
っとこんな感じに「自分攻撃」をしちゃうこと、ないですかね?
「私ってサイテー」みたいな「自己嫌悪」を感じてしまうことがありませんか?
「あ、そうかも!?」と気づけたらしめたもの!手を打っていくことが出来ますよ!!
ほとんどの場合、無意識に自己攻撃をしてしまって、心が疲れてしまうことが多いのです。
まずは「あ~、私ってサイテーな人って自分で思っているんだなぁ、、。
でも本当にそんなにサイテーかな?そんなにつまんない人かな?」と自分を今一度「100%サイテーかな!?」と疑ってみてほしいのです。
最初は「絶対100%そう!」と思いがちでしょうが。
長いこと、そう思い込んでいたんですもの。あたり前の心の反応です。
実は「こんな私ってつまんない人」と自分のことを思うと、皆もそう私を見ているに違いない、と思ってしまうのですよ(投影の法則です)。
心の罠、ですわな。(あ、変なギャグがぁ、、)((+_+))
だから「私はつまらない人」という証拠を無意識にかき集めようとします。
それは私たちは、「心と外の世界」を一致させようとするからです。
飲み会の席で前の人がため息をついた⇒あ~、私がつまらない人だからだ、、
喫茶店でなかなか注文取りに来てくれない⇒あ~、私が暗い人に見えるからだ、、
今日、ランチに会社の同僚が誘ってくれなかった→ あ、私の話がつまらないからだ、、
本当にそうでしょうか?
あなたはそんなにサイテーな人なんて、事実でしょうか?
お母さんの呪い
カウンセリングをしていると、お母さんに
「あなたなんか産まなきゃよかった」
「あんたなんかにできるわけないじゃない?」
「どうせうまくいきっこないわよ」
「あんたなんかいない方がよかった」
と存在を否定されたり、能力や価値がない
と心無い言葉をかけられて育った方に出会うことが結構多くあります。
その結果、「自分はいちゃいけない」「自分には価値がない」「私はサイテーな人間」という間違った思い込みを心に作ってしまった人は一定数いらっしゃいます。
本当にそのようなお話を伺った時、私も悲しい気持ちになりますし、そのお母さんの所に行って、クライアントさんの代わりに一言言ってやりたい衝動に駆られることも本当に多くあります。
でもそのお母さんも、きっと「そんな酷い言葉」を発するだけの事情があったのでしょう。
生きていくのに精一杯で、心の余裕がなかったとか。
同じようにお母さん自身も、そのまたお母さんから酷い言葉を聞かされて育ってきたとか。
子供からしたら、そんな酷い言葉をかけてきた背景なんか知ったこっちゃない!!とお母さんを悪者にしたくなるかもしれません。
でも、お母さんを悪者にするだけでは、あなたの人生は変えられません。
パートナーシップをはじめとする人間関係をうまく作っていくには、あなたの思い込みを書き換えていかなきゃならないのです。
もう、悔しいじゃないですか!!そんなお母さんのせいであなたの人生が狂わされているとしたら!
絶対に変えましょうよ!幸せになってやろうよ!
お母さんの呪いなんかに屈しないでください!
大丈夫、あなたなら負けないはず!!
だってあのお母さんの元で生まれてなお、ここまで生き延びたのですから!
あなたは絶対に素晴らしい人
あなたは小学生の時、隣に座っている子に消しゴムを貸してあげたりしませんでしたか?
クラスの子がお休みしたら、「連絡ノート」をその子の家にもって行ってあげたことはなかったですか?
スタバでコーヒー頼んだ時、「どうもありがとう」と言ってコーヒーをうけとりませんでしたか?
おばあちゃんに電車内で席を譲ったことはありませんでしたか?
あなたは道端のたんぽぽを踏まないで避けてあげる、優しい人なのかもしれない
あなたは応援することができる、心の広い人なのかもしれない
あなたは人を許す、器の大きい人なのかもしれない
そんな小さなことを1個1個見つけて、自分を好きになっていくことが、実は人と繋がっていく上でとても大切なことになりますよ。
人間関係をうまく作っていくには、
もちろん相槌を打つのが上手になることも大事
話し上手になるために、いつも話題を探しておくことも大事
笑顔の練習をすることも大事
でも、まずは「自分で自分を好きになること」が何よりも大事で、そこを乗り越えられると、人との距離感を縮めていける、つまり「私の良さを知ってね」と
自分を差し出すことができるようになっていけるんです。
あなたの生きてきた軌跡には、沢山の魅力の証拠があちこちに落ちています。
それを1つ1つ拾って「だから私って素晴らしいんだ」を実感していくことをしてみると、あなたの見える世界がどんドン変わっていきますよ。
それでももしも一人で抱えて辛くなったら、是非私にお声をかけてくださいね。
一緒に「素敵探し」「頑張ってきたこと探しをしてみましょうか!!