同じ屋根の下にいるのに、
夫とあまり会話がない。
すれ違いも多いし、
時間を作ってくれる雰囲気もない。
いつから心が離れちゃったのかなー。
結婚したのに、全然心が繋がっていない気がする。
このような声をあげている方、カウンセリングでは結構多いお話です。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
ついつい相手のせいにしたくなる心理
この様な状況、本当に「寂しさ」を感じちゃいますよね。
一人でいるときに感じる寂しさより、さらに心にダメージを与える寂しさなんじゃないでしょうか。
こういった状況の時には相手が何考えているのか全く分からず、もうどうにも手が打てないような絶望感を感じていることも多いのではないでしょうか?
そしてこの寂しさを感じるのはアイツのせいだ!相手のせいにして、「怒りをいつも感じている」こと、多くはありませんか。
もっともっと私のことかまってよ!もっともっと私のこと愛してよ!と依存的に彼を追いかけ、「常に不安で不安で仕方ないこと」はありませんか。
このような時はパートナーシップのバランスが崩れている時、そしてあなたの心のバランスも崩れている時なのです。このような時、
相手を変えることで問題を解決しようとすると、失敗しやすいです。
私が以前、そうでした。本当に何でも夫のせいにしていました。
「あなたのせいで私は傷ついているの、自分はかわいそうな被害者。だからあなたは私に優しくしなさい、尽くしなさい。」
そんなこと言われたら(そんなオーラを感じたら)愛したい気持ちも消え失せていきますよね。
彼も同じように、やはり私に優しくして欲しかったでしょうし、理解して欲しかったことでしょう。
特に男性は女性パートナーに以下のようなことを期待します。
自分の事を大切に思って欲しい
自分の頑張りを認めて欲しい
自分の頑張りで、幸せそうにして欲しい
でも、結婚したのに寂しい!
付き合っている人がいるのに寂しい!
と思っている時、なかなか「あなたを大切にしたいな〜」なんてとてもじゃないけれど思えないかも、ですよね。
なぜなら「私を大切にしてよ!」という気持ちが満たされないからです。
ここで大切なのは、
あなたの感情を抑圧しないこと、あなたの感情に寄り添ってあげよう、とすることなんです。
寂しさを感じる理由
結婚しているけれど、寂しい。
付き合っているけれど寂しい。
どうしてそう感じるのでしょうか?
例えば、こんな理由が挙げられるかもしれません。
彼が忙しいから。
彼が家でもゲーム三昧、ネット三昧だから。
会話もろくにない、仮面夫婦だから。
寂しい気持ちは本当に感じたくないものですよね。
繋がりが感じられず、惨めな気持ちを感じることもあるかもしれませんし。
かまってくれない
時間を作ってくれない
話してくれない
文字にするとわかりやすいですが、
「~~くれない」という言葉、つまり
「受け身」=依存
になっているのです。
心が依存状態の時、心が空っぽでそこを外の何かで埋めようとするけれど、埋められないのですよ。
依存である限り、埋めらない穴なのです。
だから寂しいのです。ずっとずっと、、。
寂しさを感じないあなたになるためには
極端な話ですが、地球の裏側に彼がいるとしましょう。
(ブラジルがまさにその位置ですね。)
距離もかなりありますし、会うこともなかなか難しい 。
でも、毎日いつも空を見上げながら
「今日も愛してる~!」
「今度彼が帰国したら、どこ行こうかなぁ」
「日本食に飢えているだろうから、創作和食を作ろうかな」
と、彼のために何ができるか。
何をしてあげようか?と考えてみます。
そして、「どうやって喜ばせようかな?」
「どうやって愛そうかな?」
と与えることに気持ちをシフトすると、寂しさって不思議と和らぐんですよ。
自分の心の中が「自分から発する愛」で満たされるから、もらわなくても愛を感じられるからです。
でも、与えることばかりをすると、時に虚しさを感じてしまうこともあるかもしれませんね。
そんな時には自己投資。
自分の好きなこと、やりたいことをすることはとても大事。
私自身、東京大阪、東京香港と遠距離恋愛を長くしていましたので、当時は心理学を知りませんでしたが、 自分のやりたいことは沢山、自分にやらせてあげていたなぁ~と思います。
私個人的には
マッサージ
美容院できれいにカットしてもらう
デパートやドラグストアの「資生堂などの美容のお姉さんにメイクを教わる」
洋服を買いに行く
ひたすらプールで泳ぐ
お気に入りの喫茶店で本を読んで、雑誌の一コマのような自分に酔う
なんてことをしていました。
マッサージは自分の身体を労わっているような気がして、本当に至福でしたね~。
依存から「与える」に意識変えてみようとすること、是非取り組んでみてください。
さらに取り組むと良いこと
そしてさらに、ちょっと心が元気になったら、(その気になったら)夫(彼)に感謝出来るところ、探してみてください。
彼は時間見つけて、会える回数は少ないけれどあってくれる。
夫は家に帰ってきても会話もしてくれないけれど、とりあえずは家に帰ってきてくれる。
そんな感じに、頑張って探してみてください。
なかなか見つからない!そんな時はまだ心に力がないくらい、傷ついている時。その時はまだ無理はしないでくださいね。無理は禁物ですから。
そして、一つ見つけるたびに、
「本当にありがとう」
と心の中で感謝してみてください。
できればその感謝を彼や旦那さんに伝えてみてください。
感謝の波動ってすごいのですが、「怒り」の気持ちが沈静化できたり、「愛」の存在に気がつきやすくなったりしますよ。
「愛」が小さいかもしれないけれどあったんだなー、
もう私の所にあったんだなー
と気がつくと、寂しさも少なくなってきますよ。
ぜひお試ししてみてください。