あなたはパートナーシップを続けていく際に、寂しさを感じてしまうこと、ありませんか?
この寂しさって厄介な感情で、これが不安感に繋がっていったり、そこから怒りに繋がって関係性を壊してしまいかねないのですよね。
今回はこの「寂しさ」を感じた時に、どうしたらいいのか?という対処法についてお伝えしようと思います。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
寂しさと同時に感じる感情が問題
寂しさを感じた時、あなたは次にどんな気持ちがわき上がってきますか?
みじめな気持ちでしょうか?
それとも選ばれない悔しさでしょうか?
自分以外の人は楽しそうで、自分だけ辛い、不公平感を感じますか?
「誰のせいで、この寂しさを味わっているか、わかる!?」っという怒りのような感情かもしれませんね。
寂しさを感じている時、多くの場合、
「自分だけが真っ暗な世界で寂しさを感じていて、自分以外は、皆ワイワイ楽しそう」
「彼は仕事を優先したり、友達を優先したり、全く寂しさとは無縁なんだろうな。私だけがこの寂しさを感じてるんだ。」
と思いがち。
でもところがどっこい、「寂しさ」ってどの人にも共通に感じている感情なんですよ。
当たり前だけどね。
つまり、あなただけが感じているわけじゃなく、彼もやっぱり感じているはずなのです。
この寂しさを人が感じなければ、パートナーを持って「家族を作る」ということにも興味を持たなくなってしまいますし、人に寄り添うという発想も生まれないハズなんです。

でも、でも、なんです。
その後に感じる感情が、パートナーシップにおいて、ちょっと問題につながることになるのですよね。
例えば、みじめさ、悔しさ、敗北感、そして怒り。
「どうせ私なんか、大切に思ってくれない存在なんでしょ!えー、えー、どうせそんなことでしょうよ!」
そんな「スネの気持ち」もそう。
これらの気持ちを感じている時には、幸せの世界に背を向けて、あえて自分とは関係のない世界だって、決めつけようとしちゃいませんか?
幸せの世界は、自分には無理!って決めつけようとする。
なぜ?
どうせ手にはいるハズないって自分で決めているから。
あれ?「自分で」決めている??
自分で??
そう、他でもない、実は私たち、自分で「幸せになるのは無理!」と無意識に決めつけているのです。
まずはそこに気がつくことが大事。
そうじゃないと、次にお伝えする行動を無意識に取りがちだから。
あなたが自分で幸せにならないために。(驚!)
寂しいときにやりがちな行動とは?
「私ばっかりがこの寂しさを味わっている!
なのに彼はいつも仕事の世界に生きて、なんだか楽しそう!!
なのに彼は、友達とワイワイ楽しそう!
きっと彼は、ほかの女性と会っているかもしれない!
まるで私は負けたみたいじゃん!
私だけが惨めな気持ちを感じている気がする。
アイツにも同じ目にあわせてやる!
アイツにも寂しさを感じさせてやる~~!
そうだ!ラインを一切送らないでやろうか?
連絡はこっちからもう一切しない方法が良いかな?
さぁ、お前も味わえ~~!
私が感じている寂しさを~~!」
こんなことをやって、あなたの寂しさは解消されるでしょうか?
連絡しないで、彼の声もきけず、寂しさをもっともっとつのらせていくのは、多分、あなたのほう・・。
そしてもっとひどい結果を招きやすいのが、寂しさからくる、妄想。
例えば、、
彼の携帯に電話。
↓
何度鳴らしても電話に出ない
↓
電話に出ない。
あ、もしかしたら、女の人と会っているから?
↓
いつから?
誰と?
今どこにいるの?
↓
もう、なんなのよ!!きぃぃ~~!
もうこの恋は終わっちゃうんだ!もうダメなんだ!!
こんな妄想、したことありませんか?
私は以前この妄想癖が多分にあり、ダークストーリーを書くことばかりしていました。
このように考えていると、次に電話が繋がった時に、「この人は絶対に浮気をしている」という疑いを持って、話を始めてしまいますよね、きっと。
こうすると、常に「浮気している」材料探しを無意識にして、どんどん自分自身を不安感に追い込んで行っちゃます。
これがまた、関係性を壊すきっかけになる「怒り」を増長させることになるのですね。
あなたの寂しさを癒すには
寂しい感情を感じている時、上に書いた色々な行動をとってしまい、ドツボにはまってしまうこと、あなたは今までにありませんでしたか?
私ね、しょっちゅうありました。
先ほど書いた行動、全部昔の私の行動そのもの。(恥)
そしてね、そこから抜けるにはどうしたらいいのか、それはそれは試行錯誤しました。
そして私が行きついた答え。
それは相手の中にある寂しさを見つけてあげること。
パートナーである相手にも、もっというならば、飲み会に私だけ誘ってくれなかった同僚にも、あなたの子供時代、いつもお留守番をさせたお母さんにも、子供のお誕生会であなたたち親子だけ呼んでくれなかったママ友にも、
寂しさってあるんです。
そして、その寂しさをどうやって労わってあげようかな。
どうしたら、その人に寂しさを感じないようにしてあげられるかな。
そんな目線を持ってみてほしいのです。

え?なんで?
寂しさを感じているのは、私であり、相手じゃないの!?
相手のことは知ったこっちゃない!!
かわいそうなのは、私でしょ?
そう思うのもごもっとも。
でもね、相手の中に見ることが出来る、寂しさ。
それはあなたの感じることができる範囲の寂しさなのです。
それはあなたの経験値から照らし合わせられる範囲の寂しさなのですね。
つまりあなたの中にある寂しさとイコールなんです。
自分が経験した以上のことは、想像できませんから。
だから相手の寂しさを癒してあげようとすることは、すなわち、あなたの寂しさを癒すことになるんですよ。
そうしてね、相手の寂しさを癒してあげようとする。
相手が寂しくないように、心を砕いてあげる。
そんなことを地道にしていると、周りがとても優しく接してくれていることに気がつきます。
だってあなたは、皆の寂しさを一番に理解してくれる人になっているだろうから、です。
「情けは人のためならず」
この言葉の意味を思い知ったのは、本当に極々最近。
情けは周りの人の為ではなく、巡り巡って自分に返ってくる、ということ。
これを知るとね、競争や、妬みがばからしく思えてきます。
人の根本を知ると、周りの人達は自分と同じかぁって思えます。
周りの対応は、みんなあなたのしてきたことばかり。現実は鏡、なのです。
だからこそ。
あなたが寂しさを感じている時こそ、周りの人の寂しさをみつめてあげて欲しいのです。
あなたの彼の寂しさを見つめて、そして寄り添ってあげる。
それが、まさにそれが、あなたの寂しさの癒しに繋がっていくと、私は実感しています。
あなたの女神性の才能が、もっともっと開花していきますように♡
そうして幸せなパートナーシップを育んでいけますように。
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