お互い際立つ男性性と女性性【アメブロ「恋と仕事の心理学」より】

パートナーシップにおいて、まるで公園のシーソーのように「バランス」を無意識に人はとるようです。
片方が「自立の位置」をとれば、もう片方は「依存の位置」をとるように。

片方の振り子が大きく男性性に振れれば、片側の振り子は大きく女性性にふれることもまた多いもの。

隔週木曜日にアメブロに執筆しております「もっとラブラブに」。
今日UPされた記事をこちらでもご紹介いたしますね。

恋と仕事の心理学

ちょっと前の週末の事。
電車でぼんやりと座っていたら、とある駅からとっても素敵なカップルが
乗車してきて、私の斜め前の座席に座りました。
きっと結婚式に向かうのでしょう。
男性は黒のスーツ、女性はやはり黒っぽいタイトミニのワンピースに
パールのネックレスを上品につけていて、髪の毛はきれいにセットされて
いました。

この2人の空間だけ、何だかオーラがまるで違うのです。
ぼけ~っと座っていた私はいきなりシャキーンと意識が研ぎ澄まされ、
このカップルが気になって気になって仕方が無くなりました。

なぜこんなに素敵なのか。
怪しいおばちゃんと思われたかもしれませんが、何度も何度も「チラ見」を
してしまいました。

男性は本当に堂々とした感じで、一生懸命話をするその女性のほうに顔を向け、
「うんうん、そうなんだ。」
と熱心に耳を傾けて聴いている様子でした。

女性は背筋をぴんと伸ばして、足は横にながすように組んでいて、
楽しそうに話をしていました。
2人の薬指には指輪がありましたので、ご夫婦のようです。

この様子を見て、ふとイギリスにいたころの事を思い出していました。
イギリスでは息子の通う学校の保護者達が、持ち回りで年2回パーティ
を開く事が恒例行事となっていました。
クリスマス時期と、夏休み前の学年末の2回。
60人ほどの親たちが集まるので、大きな家を所有している同じクラスの
親が主催することが多かったのですが、皆夫婦でドレスアップして参加
します。

この時、決まってママ達は胸の谷間が見えるようなドレスを着ているこ
とがとても多かったものです。
いやらしい感じは全くないのですが、「女性を楽しんでいる感覚満載」
なのです。
パパ達は素敵に正装して、自分の妻はもちろんの事、他のママ達のことも
とても褒めるのです。
このような場所では、欧米のオトーサン達は「ジェントルマン」に徹します。

話は変わって別の週末のお話。
スーパーに買い物に行った時のことなのですが、私が買った物をエコバックに
かごからせっせと入れているとき。

「ほら~、さっさと入れろよぉ~
「お前達、ちょろちょろすんなよ
「早くしろよ

という声が聞こえてきました。
家族連れで来ていたようなのですが、このセリフ、お母さんが発していました。
ちょっと私はびっくりしたのですが、
「私もこう見えていたのかな。」
と自分を振り返ってしまいました。

                       

今でこそ「女性性」なる言葉に出会ってからというもの、ずいぶん私も変わ
りましたが、以前は家族に上記のような言葉を私も使っていたのです。

当時は子育てが戦争のように感じていて、まして息子2人の母親だったので、
「女を捨てた生き方」をしていました。
心に余裕が無かったのですね。
夫に対しては「子育てに協力しない身勝手なヤツ」としか思っていなく、
そんな夫に「おとこ」など感じる訳もなく、
自分自身にも
「今更女性らしくする意味もなければ、そのパワーもないぜ」
と感じていました。

そうなんです。
自分に「女性性」を禁止、または興味を持たなくなると、
パートナーの「男性性」をも感じにくくなるようなんです。

パートナーシップはお互いにバランスを取り合います。
シーソーを思い浮かべて頂けるとわかりやすいかもしれませんが、
片方が端に座れば、もう片方も端に座るとうまくシーソー遊びが出来ますよね。
片方がシーソーの中央に寄ると、バランスは崩れます。
でももう片方も中央によると、それなりにシーソーはバランスを保ちます。

女性が「より女性を意識した生き方、振る舞い」をすると、
パートナーである男性はバランスを取って
「より男性的である考え、振る舞い、生き方」をするようになります。
それはパートナーの女性性を感じれば感じるほど、
男性側としては自分の男性性をより刺激されるからかもしれません。

電車の中で出会った素敵なカップルは、とても男性性あふれる雰囲気を
醸し出している男性であり、
また女性側も、とても女性性を意識した振る舞いだったので、相乗効果で
とても素敵に見えたのかもしれません。
イギリスで出会ったパパやママにも同じことが言えます。

「もっとラブラブに」のテーマからは少し外れますが、親子関係でもこのバ
ランスは存在するな・・と実感しています。

以前は「男の子のママは男っぽくいよう。」と私は勝手に思って、毎日Gパンと
Tシャツばかりで過ごしていたのですが、
「女性性」なる言葉に出会って、スカートをはいて女性を取り戻す日々に
なってから、息子達もより男性的になってきました。
それはきっと、夫が私に対する接し方が変わったことも影響するのでしょう
し、女性は守るべきものという認識を持つようになったからだと思います。

もしも、パートナーに「男性性が足りないなぁ~」と感じたとしたら。
あなたがまず、
「自分の女性性を大事に考えているだろうか
とあなたの女性性に注目してみてはいかがでしょうか

きっとシーソーは動き出しますよ。

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。
良い一日でありますように

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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