カウンセリングをしている時によく感じるのですが、
人は大人になると
「承認の言葉」
を得る機会が本当に減ってしまって、
自分に自信を失ってしまったり、
誰にも認めてもらえず、孤独感を募らせてしまう
ということが、多いよなぁと感じます。
例えば最近、多くなった共働きの家庭。
お父さんが保育園の送り迎えをしているおうちも、
少なくないようなんです。
お母さんが送り迎えすることはまだまだ当たり前に思われがちなので、
お父さんが送り迎えをしていると、
「こんなにやっている男性はまだまだ少ないはず。
俺、かなり協力しているじゃん」
と思っている。
でも、奥さんから
「あなたも親なんだから当然でしょ?」
なんて態度で日々接せられると、結構凹んでしまったりします。
認めてもらっていないって。
xx
心理学のサイトを一生懸命読んでいる。
恋愛本もたくさん買い込んだ。
引き寄せの法則の本も読んで、潜在意識が大きな力を持ているというから、
「自分は幸せになる価値がある」
と何度も言っているのに、
一向に恋愛がうまく行かない!
なんでなんだよ!
全部書いてあることはうそなのかよ!
って心が焦って仕方ない。
xx
こんな状況の時って、
だあれも自分のことなんか、気にもかけてくれない。
自分の頑張り、だれもわかってくれていない。
本当は気にかけてほしいし、
頑張っているのを「よくやっているよ。すごいね」
って言ってほしいのに。
そして、なんだか独りぼっちの感覚に襲われているとしたら。
周りの人をまず承認してあげてみてください。
は?承認してほしいのは、自分なのに、なんで!?
と思ったかも、ですね。(まぁまぁ、先を読んでみてくださいな)
保育園に送り迎えをしているお父さんなら、
保育園の保母さんに
「いつも息子の○○がXX先生の笑顔が大好きだって言っていますよ」
なんて声をかけたら、きっといつか笑顔で返してくれるかもしれません。
「いつも出勤前に保育園に連れてくるのって、ホント大変ですよね。」って。
日本人は特に、心になかで思っていても、言葉に出して伝えるってなかなかしないんですよね。
恋愛本を読みあさっても、一向に恋愛がうまく行かない!と
落ち込んでいるとしたならば。
社食のおばちゃんに
「いつもおいしいご飯、ありがとう。ランチ時間が楽しみなんですよ~」
なんて声をかけたり。
いつものスーパーのレジで、渡したポイントカードをきちんと表をこちらに向けて
返してくれることに気が付いたら
「いつもポイントカードの扱いが丁寧ですよね。
ずっとそう思っていました。」
なんて声をかけたら、
「気が付いていてくれているんだ」
と店員さんをうれしい気持ちにさせてあげられますよね。
その時、きっとあなたは感じるんじゃないでしょうか?
自分の心があったかくなるのを。
そのあったかさって「愛」なんですよ。
その「愛」が心に生まれると、身近な人の優しさに気が付けるんですよ。
友達だったり
同僚だったり
親だったり
お店の人だったり
行きつけの美容院だったり。
そんな状態の時の方が
恋愛本読みまくって
「なんで恋愛できない!?きぃ~~っ!」ヽ(#`Д´)ノ
っとなっているよりも幸せ感があるでしょうし、
愛されやすい態度を自然と取っているんじゃないかって思います。
毎朝、NHKの朝ドラで流れる「365日の紙飛行機」のうた。
「元気がもらえる」とネットでも書かれていますよね。
多くの人が共感できる歌詞のようです。
朝の空を見上げて
今日という一日が
笑顔でいられるように
そっとお願いした~
という出だしで始まりますが、
途中、
人は思うよりも
独りぼっちじゃないんだ
すぐそばの優しさに
きづかずにいるだけ
という一節があります。
(あ、この部分は2番の歌詞なので、朝ドラのopでは流れていません、念のため。)
この曲が流れる頃って、私はちょうどベランダで洗濯ものを干していて、
リビングのTVから歌詞が聞こえると、広い空を見上げて、
ちょっと前に学校に出かけて行った次男だったり、夫だったり、
遠いアメリカにいる長男や、
仲の良い友達や、
色々なクライアントさんのことを想います。
今日も笑顔で過ごせるといいなぁ。
皆笑顔だといいよなぁって。
きっとこうして皆さんのことを、
想っている人は、いるんじゃないかな。
人は思うよりも
独りぼっちじゃないんだ
すぐそばの優しさに
きづかずにいるだけ
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