先日の恋愛心理学講座にライブ参加された皆様、ありがとうございました!そこでご質問ご相談を募集しました。随時解説記事をあげていきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
自分さえ我慢すれば良い、の呪縛
なぜか報われない恋愛ばかりをしてしまいます。自己肯定感の低さからなのでしょうか?自分でもわかりません。
実は今日の感謝祭翌日から、私は宮崎と鹿児島に夫と2人で旅に出ます。宮崎県の高千穂は天照大神で、そしてパワースポットとしてもかなり有名な場所なのですね〜。中村陽子カウンセラーにめっちゃ勧められたので高千穂まで行ってくることにしました。
ということで高千穂にちなみ、今回のご質問者さんは「ちほさん」に決定!
ちほさん、簡潔で素敵なご相談を本当にありがとうございます。
今日はこのシリーズの最後のご質問者さんです。これは多くの方が悩む問題ではないでしょうか?
報われない恋愛、うまくいかない恋愛ばかりを繰り返してしまう。
本当にそれは辛いことですよね。
パートナーシップは自分だけではなく、相手あってのことなので。
自分だけが一生懸命頑張っても、なかなかうまくいかない気持ちになりがちですが、心理学には格言があります。
パートナーは鏡
というもの。
つまり、あなたが自分をどう扱うか、でパートナーがあなたをどう扱うか、を決められるんです。
あなたが決められるんですよ。相手次第ではないということ。
ここ、ちょっとピンとこないかな、、。
彼からもっともっと連絡欲しいのに。
彼は全然連絡をくれない。
連絡もっと頂戴って言ったら、前の彼氏は「めんどくさ!この人重い女!」って思われてブロックされた。
辛いですよね、こんな仕打ち。
この時に、自分に連絡をくれないくらい、私はちっぽけな存在なんだって自分自身を扱ってはいませんか?と言うことに目をちょっと向けられたら良いかな、と思うのです。あなたが扱うように、パートナーはあなたを扱いますから。
でも「連絡欲しい」って言えない。振られるの、怖いから。
だから我慢するしかない。寂しいけれど。
こういう状況、よくカウンセリングで伺う状況です。
この時に大事なことは、2つあります。
一つ目は、あなたに連絡をくれない彼氏をなんで選び続けるのかな?ということ。わざわざ辛い恋愛街道に自分から向かっちゃうのはなんででしょうか?
いやいや、私が好き好んで選んでるわけないじゃん!!
そんな声が聞こえてきそうだけれど。
でも、世の中の女性には「連絡くれない失礼なやつは、こっちから願い下げ!」と、そんな男はいらん!!と離れる女性もいるんですよ。
もしかしたら世の中の男性は関係性に慣れたら連絡しなくなるのが普通、、って思っていませんか?
そうじゃない男性もいっぱいいますよ。
女性をずっとずっと大切にできる男性は、ちゃんといます。
でも、あなたは自分は我慢すればいい、、というような気持ちを持ってはいませんか?
ちほさん、あなたはどう?
自分さえ我慢すれば、なんとかこの状況は乗り越えられる、、のような思い。この思い込みは子供時代に作られることが多いのです。
しかもお母さん思いの方が多い傾向があったり。
真面目で努力家の方も多い傾向があります。
良い子が多いのですよ。だから周りのために、自分の気持ちを押し殺してしまう。
我慢しちゃうのです。
私なんか幸せになっちゃいけない
もう一つは「私なんか幸せになっちゃいけない」という思い込みのパターンです。
お母さんがとっても苦労していて、笑顔を見せてくれないお家だったとか。
状況的に仕方なく、子供時代にいじめに加担してしまった出来事があったりだとか。
予想外の妊娠をしてしまい、悩んだ挙句おろすことになったとか。
不倫をして相手の奥さんにバレて、相手の家庭が大変なことになったとか。
彼氏を振ったら、めっちゃ彼氏が落ち込んで大変だったとか。
友達につられて、出来心で子供時代に万引きしちゃったとか。
生きてきた経緯で、「なんだか十字架を背負ってしまった」と思うような体験をした時。
こんな自分は絶対に許されない、という思いにかられます。
だからあえて辛い状況を味わう恋愛を繰り返してしまう、、。あぁ、なんてこと!!本当に望んでなんかいないはずなのに。
でもね、人間は完璧ではありません。そう完璧じゃないんです。
あなたの周りの人は、あえてカミングアウトしていないだけで、色々とやらかしている人もきっといますから。
(私もその一人、です。人間、ですから完璧ではありません。)
自分をどうかどうか責め続けないで。
私は海外に18年住んでいたので、教会にいく機会が多かったのですが。(別にキリスト教信者ではないのですが、観光でいくことが多かったのです)
教会って懺悔室があるのですよ。
そこで自分の罪と感じる話を牧師様に打ち明けて、「あなたは悪くないですよ」と許してもらう時間があるのです。
それくらい人は、「自分は許されたいけれど許されないのでは?」って恐々(こわごわ)生きているのかもな、、と感じます。ちほさんはどうでしょうか?当てはまりそうですか?
もっとスピリチュアル的なことを言うと、私たちは不完全だからこそ、この世で魂を磨くために生きているようです。
そう、不完全が前提。だから成長するためにこの世に生まれてきたとしたら。
自分を責めることではなく、ここで何を学ぶ?とした方が絶対的に生きている意味が見出せる気がします。
一緒に答えを見つけていきませんか
たまたま同じ時期に、この地球にお互い生を受けました。
私は生きている経験値や心理学の知識をフル稼働して、クライアント様に関わってきています。
多く存在するブログから、ここであなたと繋がれたとしたら。
この広い宇宙での出会いに感謝したいと思います。
ちほさん、本当に素敵なご質問をありがとうございました。
ちほさんのお幸せをこれからも祈っていますからね。