【Q&A】トランスジェンダーとシスジェンダー。罪悪感へのアプローチは違うの?

先日の心理学講座「罪悪感と無価値感〜幸せに生きるためにめっちゃ大切な心の仕組み〜」で、ご質問をいくつか頂いておりますので、ブログ上で解説していきますね。

いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。

シスジェンダーではなくセクシャリティが解放しづらい場合、どうやって生きるエネルギーや愛の層にアプローチすれば良いのでしょうか?そういったタイプの人間の罪悪感の手放し方も変わりますか?

目次

自分の存在を受け入れる大切さ

今回のご質問者さんを青空さん、としますね。(今目の前に広い青い空が広がっています!)
青空さん、勇気を持ってのご質問をどうもありがとうございます。

「シスジェンダー」という言葉に馴染みがない読者さんもいらっしゃるかもしれませんので、先に言葉の説明をしますね。

シスジェンダーとは、性自認(自分の性をどのように認識しているか)と生まれた時の身体の性別が一致している人のことを指します。

青空さんは、性自認とご自身の身体の性別が一致していない分、ご自身の身体に違和感や嫌悪感を感じられていらっしゃるのではないかと思うのです。

そして、社会が自分を扱う性に対しても。

体が女性なら女性として生きることを社会は求めますし、体が男性なら男性として求められます。

温泉に入ることも、それこそデパートのトイレだって、困りごとになるんじゃないかと思うのです。

今回、このブログでは性自認と身体の性別が一致していない方を、トランスジェンダーと表記いたします。この単語も「なんか違う」と違和感を感じる方もいる位、繊細なテーマです。青空さんをこの表現で傷つけてしまったら本当にごめんなさいね。

トランスジェンダーの方たちは、親など家族にカミングアウトすることを躊躇される方がとても多いと聞きます。
それは、親が自分自身を受け入れてくれるか、とても不安だからなんじゃないかな。

そして想像するに、きっと我が子からの告白に驚きを隠せない親御さんはとても多いのではないでしょうか。
あまりの驚きに、泣き出してしまう親御さんや、怒り出す親御さんもいらっしゃると聞いたことがあります。

その反応に、とても子供の立場として悲しい思いをされるトランスジェンダーの方は少なくないのではないかと思うのです。

「自分は親を悲しませる存在」

「受け入れてもらえない存在」

「自分のことを理解してもらえない存在」

「こんな自分でごめんなさい」という罪悪感を抱えながら生きてこられた方は、きっと多いのではないか?と思うのです

ここまで読み進まれてきたシスジェンダーの方は、こう思いませんか?

「こんな自分でごめんなさい」は私も感じているぞ!?
「自分なんか嫌いだ!」は私も感じているぞ!?

そうなんです!シスジェンダーであっても、トランスジェンダーであっても、罪悪感の手放しのプロセスは基本同じなんです。

罪悪感を癒すには、「許し」がテーマ。

私は私で良いんだ。

そう、自分の存在を受け入れてあげることが、大切なのですね。

受け入れてくれる人を探してみましょう

トランスジェンダーの方はシスジェンダーの人よりも社会では少数であるため、受け入れてもらえなかった体験をしたり、理解されない過去があった方も少なくないんじゃないかな、と思うのです。

だからこそ、どうしても「こんな自分が嫌だ、嫌いだ」「なんでこんな体で生まれてきちゃったんだろう」と自己攻撃をしやすい環境に置かれてきたのではないかと想像できます。

だからこそ、なかなか自分を受け入れるって実は難しいのではないか、と思うのですね。

でも、「青空さんはそうなんだね」と受け入れ、青空さんのお人柄に惹かれる人もいるでしょうし、「青空さんのこんなところが素敵だと思うよ!」と伝えてくれる人は必ずいると思うのです。

そんな人を一人でも多く、青空さんの人生に招き入れて欲しいのです。

手前味噌ですが、カウンセリングサービスの母体の神戸メンタルサービスが主催している、ヒーリングワークショップというセミナーの参加者はそんな人たちがうじゃうじゃいますよ。

罪悪感と愛はコインの裏表。

「受け入れてもらえた」という経験の分だけ、青空さんの罪悪感は「受け入れてくれた人たちの愛」を受け取って愛に変わることができますから。

一人で頑張ろうとしないで下さいね。

セクシャリティのこと

これは私個人的な見解で、また違った見解のカウンセラーもいるかも知れません。

それを踏まえた上でお話を続けますね。

心は女性だけれど体は男性。
または心は男性だけれど、体は女性。

青空さんが「セクシャリティが解放しづらい場合」と書いてくださっています。
心と体の性別が違うと、とても混乱すると思うのです。

心は男性なのに、毎月生理がくると「なんでこんなメンドクサイものが!」とうんざりするかもしれませんし。
心は女性なのに、トイレに行くたびに「きゃ〜っ!なんでコレを毎度見なきゃならないのよ〜っ!」とゲンナリするかも知れませんし。

↑ すみません、これは全て私の想像です。もしかしたらそう思っていないのかも知れませんが、、(滝汗)

セクシャリティとは、生きる力、エネルギーのことです。
そのエネルギーを高め、解放するには、自分を受け入れる、自分を肯定し、自分を愛してあげること、がまずは大切です。

セクシャリティは生まれた時から、止まることなく沸き続けています。
でも沸き続けてはいるのですが、この流れを罪悪感が堰き止めてしまうのですよね。

だからこそ青空さん、青空さんを受け入れてくれる仲間をどうか一人でも多く持ってくださいね。
先ほども書きましたが、一人で頑張ろうとしないで下さいね〜。

勇気ある、そして素敵なご相談をどうもありがとうございました。
青空さん、応援していますからね〜!!

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

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