先日の心理学講座「罪悪感と無価値感〜幸せに生きるためにめっちゃ大切な心の仕組み〜」で、ご質問をいくつか頂いておりますので、ブログ上で解説していきますね。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
わかりやすい講座をありがとうございます。
心の仕組みの図はとてもわかりやすいし。セクシャリティが遮られてしまう罪悪感・・本当に怖いなぁと改めて実感しました。
たぶん、私たち夫婦は罪悪感でいっぱいの夫と、無価値感いっぱいの妻でした。大門先生の講座でこの組み合わせはベストカップルなのよという一言を伺った事があり、いつか聞いて見たいなぁと思っていたこの組み合わせの話。お時間があればよろしくお願いします。
大門先生に伺えばいいのかと思いますが、あまりにも今日のネタとかぶるので一度沼田先生にも聞いてみたくなりました。
罪悪感&無価値感カップルの関係性
今日のご質問者の方はグリーンさんです。(ちょうど夫がゴルフをTVで見ていて、グリーンがめちゃめちゃ綺麗なので)
グリーンさん、パートナーシップをからめた罪悪感のご質問ですね。ご質問くださり、どうもありがとうございます。
「お時間あればよろしくお願い」とのことですが、時間めちゃめちゃありますので(笑)、是非お答えさせてくださいませ♡
さてさて。
罪悪感を感じるのは相対的に女性よりも男性が多く、無価値感はその逆で女性に多いと言われています。
そして罪悪感が強い人、無価値観が強い人にはそれぞれ「ある怖れ」が隠れているのですよ。
それは何か?
実は罪悪感が強い人には「愛することへの怖れ」があり、無価値感が強い人には「愛されることへの怖れ」が隠れています。
なぜ罪悪感が強い人は「愛することに怖れ」を抱くのでしょうか?
それは、自分自身のことを「毒」のように感じ、大事な人を汚してしまうのではないか?
こんな僕なんかが愛してしまって、不幸にしてしまうのではないか?
だったら関わらないほうがいいのでは?
という気持ちがあるからです。
っということは、つまりは「めちゃめちゃ愛したい」わけなんですよ、本当は。

一方、無価値感が強い人は、「こんな価値のない自分が愛されるはずがない」という信念を持っているケースが多いようです。
でも、心の奥の奥の方ではこんなピーチ姫がいるのですよ。
「誰か誰か、私を心から愛してよー!」と叫ぶピーチ姫が。

だからこそ、癒しが進んで怖れが段々と手放せていけたら、最高のカップルだということです。
めっちゃ愛したい男性と、めちゃ愛されたい女性。
お互いの欲求が、まさにパズルのようにカチッとハマるのですね〜。
双方ともに罪悪感だと、、、
ちなみに双方ともに罪悪感パターンだと、2人の間で競争が起こってしまいます。
「どちらが悪いのか?」と悪者の押し付け合いをお互いにしちゃうのです。罪悪感は自立型の人が抱えやすいものですから。
だから喧嘩が絶えないカップルになりがち。
逆に双方が無価値感だと、お互いに相手の愛を試そうとしてしまい、お互いの愛を奪おうとします。いわゆる共依存ってなやつ。
無価値感は依存型の人が抱えやすいものですから。
罪悪感同士、または無価値感同士のカップルでももちろん癒しが進んでいけば、自然と時と場合によってお互いが、時に自立、時に依存のポジションを取り、相互依存という理想的な関係性を作ることは可能です。
私たち夫婦は罪悪感でいっぱいの夫と、無価値感いっぱいの妻でした
でした、、と過去形になっているということは、グリーンさんご夫妻は癒しが進んで、まさに理想的なご夫婦の状況なんじゃないかな、と思います。ブラボー!!!
これからもどんどん癒しを進めていって、ラブラブなお二人で末長くお幸せに♡
素敵なご質問をありがとうございました。