いつも追いかける恋愛ばかりで、私って大切にされないような、辛い恋愛が多い。
なんでいつも辛い思いをするんだろ、、?
そんなあなたに送りたいブログ記事です。
今付き合っている彼は、なかなか会う時間を作ってくれない。
この前も週末にやっと会える!と楽しみにしていたのに、「ごめん、仕事が忙しくて。」とまたキャンセルされた。
付き合い始めの頃は、結構会う時間を作ってくれていた。なのにだんだんと私に時間を作ってくれなくなっていった。
なんだかいつも私はこのパターンだ。
元彼も私の事、大事にしてくれないことが付き合ってきた後半以降に増えてきた。
それでも私は好きで、別れを決断できなかった。
結局私がフラれて終わっちゃったんだけれど。
いつも私が追いかけてばかり。
「もう今度はもっと優しい人と付き合いなよ!」と友達に言われる。
そうしたほうが良いこと、頭では分かってるよ。
でも、自分に気を向けてくれる人には、なぜだか興味が持てない。
私の事、見てくれないような人ばかりを好きになる。
だから、いつも恋愛は辛いなーっと思うことばっかりなんだよな。
● お父さんは世界中の男性の代表選手
こういった男性との恋愛のご相談は、とってもカウンセリングでは多いです。
優しくって、思いやりがあって、安心感を与えてくれる人が一般的には良いとわかってはいる。
でも、、、そういう人には興味がわかない、ときめかない。
この理由にお父さんが関係していることは、割と多いです。
あるクライアント様の例で解説しましょう。(掲載許可を頂いています)
A子さんは、付き合う人付き合う人、いつも超自立系男子ばかり。
自分の気持ちを話してくれないから、彼が何を考えているのかさっぱりわからない。
「仕事が忙しい」と言って、なかなか会う時間を作ってくれず、A子さんはモヤモヤした寂しさを感じる日々でした。
どうして私の恋愛はいつも、「苦しい恋愛」なのか。
相手が違っても、いつも「苦しい恋愛」だったので、これは自分に原因があるのでは?
そう思い、面談カウンセリングに足を運んでくれたとのこと。
私は、「これはお父さんとの関係が匂うぞ~!」と思い、お父さんがどんな人か伺ってみることに。
すると、お父さんは自分の病院を開業されている方で、とても厳しくA子さんにあたる方でした。
しかも、仕事熱心であまり家にいることがなく、とても遠い存在に思えたそうです。
私「お父さんの愛って何だと思います?」
A子さん「愛ですか?うーーん、、、(しばらく考え込む)大学まで教育費を出してくれたこと、、ですかね?」
私 「では、お父さんに『私を見てもらえたな~』っと思ったエピソードを教えてください。」
A子さん 「(しばらく考えてから)そんなエピソードは思い浮かびません。見てもらえたっと感じたこと、一度もないので。」
私 「じゃあ、『私の事、わかってくれた!』っと思ったことは何?」
A子さん 「わかってくれた、と感じたことは一度もないです。わかってくれなかったことはいっぱいありますが。」
心理学では「お父さんは世の中の男性像を作る」と言われています。
例えば、
お父さんが浮気した⇒男は浮気するものだ
お父さんに子供の頃、暴力を振るわれた⇒男は怖いものだ
という意識が植え付けられます。
もちろんプラスのイメージも同じ。
お父さんにいっぱい愛された⇒男性はみんな私の事、好きになる
お父さんは優しくて、家族を大事にしていた⇒男の人は頼りになる
このように無意識にイメージ付けをします。
カウンセリングをしていくと、A子さんは
お父さんは私に関心を持ってくれなかった⇒私に関心を持たない人を「男性」と意識する
という構図が出来上がっていたのです。
だから優しくして、話をよく聞いてくれる人は「男友達どまり」になり、恋愛対象にはならないのですね。
● 父親の男性像を変えると、選ぶ男性が変わる
なぜつらい恋愛を続けてしまうか、理由がわかったら、カウンセリングではまず「お父さんにわかってもらえなかった悲しみ」を癒していきます。
次に意識の書き換えをしていきます。
お父さんは世の中の男性像を作るわけですから、
「お父さんからわかってもらえなかった」
↓
「お父さんは実は私をわかろうとしてくれていた」
と、お父さんの愛を見つけていき、それを受け取っていく作業が必要になっていきます。
A子さんには何度か面談ルームに足を運んでいただき、一緒にお父さんの愛を見つけていく作業をし、またセラピーでお父さんの愛を受け取っていくことに取り組んでもらいました。
こうしていくことで、当時お付き合いしていた彼とお別れすることにし、(A子さんからお別れをしました!)
新しくお付き合いした人は、全く今までとは違うタイプの男性になりました。
本当にお父さんのイメージ(男性はお母さんのイメージですよ!)は、幸せなパートナーシップを作るうえで、めっちゃ大事なのですね。
全ての女性の方が、幸せなパートナーシップを築けますように。