なんとなーく良いなぁ~と最初は思うんです。
でも、何度か会っていくうちに「なんだか付き合うのがメンドクサイ!」と思ったり。
嫌なところが目につきだして、大抵付き合うまでにいかないことが多い。
いっつも私が冷めちゃうというか、、。
このまま一生誰のことも好きになれなくなったら、、どうしよう。
このようなお話、結構伺います。
いつもありがとうございます、カウンセリングサービスの沼田みえ子です。
あなたが覚めちゃう理由は、、
恋愛って「こい」に「あい」と書きますよね。
「あ、、この人いいかも!?」
そんな瞬間があって、恋が始まる。
ん~~~、良いですよねぇ、この瞬間って。
「もしかして、相手も私の事、、好きかも!?きゃー(≧∇≦)」
みたいな瞬間があったり。
片思いの段階からでも、目があっただけで、胸がキュンキュンしちゃったりね。
でも、これだけだと恋愛は続いていかないのですよね。
次なる段階は、、「愛」を育てていく、ということ。
愛を育てるって、具体的にどういうことかと言えば、お互いを深く知っていくこと。
でもこの時に
「本当の自分を知られるなんて、絶対に嫌!」
そんな思いが出てくることはありませんか?
こんなひどい自分を知られたら、ぜったい嫌われるに違いない!そんなの嫌!無理無理無理、、、嫌われて傷つくのは嫌!
じゃあどうしたらいい?
あーーー、そうかーーー。私が好きじゃなくなればいいんだーーーー!
という心の動きが深層心理で起こるから、
「冷める」「相手のことがそんなに好きでもなくなる」
という現象が起こるんですよ~。
あなたが自己嫌悪する部分はどこですか?
だから、まず大事なことは
「自分のどんな部分を、あなたは知られたくない!と思っていますか?」
という部分と向き合うこと。
基本的には、あなた自身が嫌っている部分であることが多いです。
自分が嫌っているから、相手も私のこの部分を嫌うに違いない!と思っているのですよね。
でも、この自分が嫌いだな、、と思っている部分をパートナーが受け入れてくれたら、、。
どんなにか幸せな気持ちになるかしら?
それが人を愛する醍醐味だと思うのですよ。
私自身の話で恐縮なのですが、参考までに聞いてくださいね。
私は長女でしっかり者に一見見えるのですが、何か突発的なことが起こると一気に大パニックになってアワアワしちゃうことがあります。
昔香港駐在中、カバンからお財布を盗まれたことがありました。
地下鉄のエスカレーターに乗っている時、後ろに立っていた人からすられたみたいで。
当時、妊娠していておなかも大きかったことから、万が一みつかっても走って追いかけられない、、と思われたのでしょう。地下鉄の改札でお財布から地下鉄のチケットを出そうとしたときに、お財布がないことに気が付きました。
クレジットカードも、身分証明カードもぜーーんぶお財布に入っていたので、もう大パニック!
すぐに警察に行くとか、クレジットカードを止めるとか、やるべきことは沢山あるのに、それ以前に広東語でなんと説明すればいいんだ!?と頭の中が真っ白に。
とりあえず駅で電話を借りて、まず夫のオフィスに電話をしました。
(当時は今ほど携帯も普及しておらず、香港は電話代が当時はタダだったので、お店などで気軽に電話を借りることがフツーだったのです)
夫はその時出張で不在だったのですが、香港人スタッフが言葉のことも含めて助けてくれました。
後に夫の耳に事の顛末が入ったのですが、
「みえぽんはすぐパニックになっちゃうからな~。だから僕のような冷静な人間が必要なんだよね!」
と責めることもせず、
「それこそがミエポンなんだよ」
的に受け入れてくれちゃったのが、今でも本当にうれしかった出来事としてよく覚えています。
私は
「しっかり対応できないダメな自分」
「駐在妻として冷静に対処できないとは、いかがなものか?」
と自分で自分を嫌っていた部分だったので、そこを「そこがミエポンなんだよね」と夫に受け入れられてから、すっかり開き直れています。(笑)
こういうやり取りを通して、夫婦関係の愛を30年も作ってきたんだなーと今振り返っても思いますよ。
どんなあなたでも「そこがかわいいーーー!」と言ってくれる人はきっときっといますから。
パートナーじゃなくても、誰か一人でもあなたが嫌悪している部分を「そこがかわいいーーー!」と言ってくれたら、
あなたは「自分の嫌いだな、、と思う部分」もちょっとずつ好きになれるのですよ。
そうなれたらしめたもの!
「愛」を2人で作っていくことが、深めていくことが怖くなくなりますから。
カウンセリングでは私が「そこがかわいいーーー!」と伝えていきますから☆
もしよかったら、是非お話聞かせてくださいね。