期待ではなく、信頼

ここ最近、高校生の息子の中間テストが次々と返却される時期。
昨日、夕飯の買い物に出かけようと自転車に乗っていると、学校帰りの次男にばったり遭遇。

「ママ!今日数学のテストが返ってきたけれど、92点だった!」と開口一番嬉しそうに伝える次男。

しかし、私はうっかり「え?100点じゃなかったんだ」と言ってしまい、言ってから「しまった!」(>_<)と後悔しました。

ここは「92点、すごいじゃない!さすがねぇ!」という所だろう?っといきなり沼田カウンセラーが心の中で登場。

「彼の頑張りを承認するのが大切なんじゃないの?」とさらに追い打ちをかけて私に言ってきます。

そうだよなぁ~、おっしゃる通り。
でも、試験が終わった日に「もしかしたら数学満点いけるかも!」と次男が言っていたので、ついつい期待をしちゃっていたんですねぇ。えーえー、母親として息子に期待をかけちゃった。「数学の初!満点」に。

期待を持つと、不満がセットになることも承知していたのに。

その後、私の心が補償行為(罪滅ぼしに何かをしてあげようとする行為)をしようとしてしまい、
「何か買ってきて欲しいものある?」ときく私。
「レモンのたねが良いかな」
「あぁ、いつものハードグミの酸っぱいやつね。了解!」

自転車でスーパーに向かう道中も「あ~、余計な一言言っちゃったなぁ~」とクヨクヨ思い悩む自分。
2018-06-05_104529

なんで、満点とって欲しい、なんて期待しちゃったんだろう?
あぁ、うちの子は頑張っているんだな~っと確信したかったんだろうな。
え?じゃあ頑張っているのかどうか、疑ってるのか?
いやいや、それはないよなぁ、、。

あぁ、、でも100%信頼していなかったのか?
あぁ、確かに。
「どこかで手抜きをしたんじゃない?
you tube見る時間を勉強時間にもっと充てればいいのに、、」なんて思っていたよなぁ、、。

とりあえず、「レモンのたね」を3個かごに入れ、レジへ。
1個じゃなく3個買うところが、やっぱり「言ってしまった!」と罪悪感を感じている証拠だなぁ、、などと思いながら家に帰る。

次男に「テストの問題用紙見せて」と言って見せてもらうと、私には第1問から「???」と意味不明な問題の羅列。

こりゃー、次男はかなり頑張ったんだな、、と一目瞭然。
私には、1問も解けないような問題ばかり、、。(まぁ、代数幾何なんぞ記憶のはるかかなたですし、、サインコサインタンジェント、なんて私の社会人生活で役に立ったことはないぞ!?)

ちゃんと彼の頑張りを信頼しないとな、、、と、「レモンのたね」を渡しながら、
「すごいね、ママ、1問も解けないよ。92点なんて実は神レベルだったのか~!」
「でしょ?でも満点が3人もいたんだよ。それは本当に神だと思った!」
とレモンのたねをカリカリ食べる次男。

友だちを称賛できるあなたも神だと思うよ!と思った夕方でした。

アメリカの教育学者のドロシー・ロー・ノルドの「子ども」という詩の中で、

(前略)

しかし、激励をうけた子どもは、自信をおぼえる

寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる

賞賛をうけた子どもは、評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる

友情を知る子どもは、親切をおぼえる

安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じとることをおぼえる

というものがあります。

本当にその通りだなぁ、と実感です。

======

直近の面談カウンセリング空き枠
6月10日(日) 19時 
6月13日(水)  10時  13時  16時  19時  
6月14日(木)  10時  13時  16時  19時
6月15日(金) 10時  13時   16時   19時
6月17日(日) 10時  13時  16時  19時

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

目次
閉じる