ブログや恋愛本に書いてあるような行動がとれない!
怒っちゃう!拗ねちゃう!
ありがとうって言いたくない時もある!
責めちゃうときもある!
そんなあなたに贈る記事です。
アメブロ「恋愛テクニック」
パートナーシップ関係のブログやサイトには、
「彼をほめましょう!」
「彼に感謝を伝えましょう!」
「喜び上手になりましょう!」
と書いてあり、
「男性は否定されたり責められたと感じると逃げるから、しないこと」
「男性は1番に扱って欲しいから、何をさておき優先してあげること」
などとも書いてる。
そうしなきゃならないことは、知っているんです。
頭ではわかっているし、恋愛心理については本もすっごく読んだし、ブログだって時間があればいつもスマホで読んでるし。
でも、正直いつもいつも笑顔なんかでいられないし、
「なんで私ばっかり頑張らなきゃ、ならないのよ!?」
とも思うんですよ。
そんなに世の中の女性って頑張っているの?
そんなに完璧なほめ上手や喜び上手な女性にならなきゃ、幸せなパートナーシップが手に入らないの?
ラインの返事が遅ければ、「私何かやっちゃった?」と不安になるし。
夫に感謝を伝えましょうと言われたって、子育てで忙しい時にのんびりソファーでテレビ何ぞ見ている夫を見ると、ついつい
「テレビ見ている暇があるなら、どーーーーして手伝ってくれないのよ!?」ヾ(。`Д´。)ノ
と口から火を噴きながら、責め立ててしまいたくなるし、実際しちゃうんです。
そして落ち込む。(ノ_-。)
あーあ、私、ブログ通りにはできないって。
私がダメ子だから、恋愛教科書通りにふるまえないのかなぁ~って自分にがっかりする、、。
私は今、心理カウンセラーとして仕事をさせて頂いています。
カウンセリングを毎日していて、講演をしたり、ワークショップを開いたりして、
「こうすればパートナーシップは上手くいきますよ~」
とお伝えする立場にいます。
プライベートでも夫にありがたくも大切にしてもらい、
今月の私のちょうど50歳になるお誕生日は、私のめちゃお気に入りのレストランに予約を入れておいてくれています。
しかも、オーナーシェフが本国フランスから来日する日を選んで予約する気遣いがたまりません(≧▽≦)
でも、私が教科書通りの「パートナーシップ完璧スーパーウーマン」かと言えば、全然そんなことはありません。(・・;)
私の個人ブログでは最近、私のダークな部分、通称ブラックミエポンがちょいちょい登場しています。
詳しくはこちらの記事をご覧くださいませ⇒https://numatamieko.com/archives/53201300.html
この記事にもあるように、彼の感謝の声をちゃんと受け取って「わ~い!そう言ってもらえてうれしいよ~☆」
と私が模範生的に言えたらよかったのですが、悔しい気持ちやすねちゃった気持ちがあり、言えませんでした。
「みえぽん、おいしいよ!ありがとう!」
とその時(私と一緒の時間)に食べてほしかった。
もっと言うなら私の時間と使ったエネルギーを受け取って欲しかったのに、何だかそれが「無駄な労力だった」と私が感じて、虚しさを感じて、
「もう、今後はご飯なんか作ってあげない!」。゚(T^T)゚。とすねてしまった私がいました。
ブログ上のきれいごとではなく、実生活では「感情」が色々とわいてきますから、怒ったりすねたり、も当然あると思うのです。
人間ですから。
でも大事なのはその後のフォローかな、と思うのです。今回のブログでは「ここだけは押さえて欲しいフォローポイントとその理由」をあげたいと思います。
① 長時間、責めない
ほとんどの男性は自分の感情から距離をとることが女性よりも得意です。
なので、女性の怒りを感じると、まず「なんだかいやーーな気持ちがする」という気持ちを感じ始め、その感情を感じないように
黙る
という手段に出ます。
反論したり、会話をすると、「いやーな感情」に触れることになりますから、黙っちゃうんですよね。
自分の中の世界に逃避する感覚といますか。
でも、その「だんまり」は女性をイライラさせますから
「黙ってないで、何とか言いなさいよっ!」
「言わなきゃわからないでしょ!」
と言いたくなりますが、ここで責め続けると、
キレる
という状況に進みます。
「オレに(いやな)感情を感じさせるな!」という怒り。
ここまでくると、収拾がつかなくなっちゃうんですよね。
特に男性がキレると、女性は「怖さ」を感じて、これが心の傷になることもありますから。
その傷が、また被害者意識など2人の間に問題をさらに作り出していくのですよね。
②もしも責めてしまったら、気持ちが落ち着いてから「怒りの下の感情」を伝える
責めちゃったり、怒っちゃったり、は人間だれしもやってしまうと思うのです。
怒りは感情の一番の入り口にありますから。
怒りの下には「悲しみの感情」「寂しさの感情」が隠れていることが多いです。
私の例で言えば、
「ご飯という私の愛情を軽んじられた気持ちがして悲しかった」
「私が大切にされていない気がして悲しかった」
「自分の頑張りが無駄になった気がして悲しかった」
というものでした。
この悲しみを自身で感じることは、ちょっと勇気のいることです。
みじめな気持ち、情けない気持ち、など『かわいそうな自分』を感じることになりますから。
でも、なぜ怒りの下の感情を感じて伝えたほうが良いかと言えば、実は感情は地層のようになっているのです。
| 怒り
|______
|
| 悲しみ 寂しさ 痛み
|______
|
| 愛
視覚化するとこんな感じ。
一番上に怒りがあり、怒りの下には悲しみの層があり、
そのさらに下には、「愛」があるのです。
怒り心頭の時には、自分の愛も相手の愛も感じ取ることはなかなかできませんが、
「悲しみの層」に行きつくことができると、その下の愛を感じることができるのですよ。
(つまり怒りから愛の層にワープはできないのですよね)
③ 愛を伝える、感謝を伝える
究極、あなたの中にある「愛」を感じられて、それを伝えられたら、
パートナーシップは「それだけで十分」なのですよ。
小手先的なテクニック云々はもうどれも、この愛をどう伝えるかが原点!!てなくらい、つまりは「あなたの中の愛と繋がって、それを伝えましょう」ということ。
「ご飯を食べてほしかったの、だって大好きなあなたに喜んで欲しかったから」
「私が大切にされていない気がして悲しかったんだ。だって私はあなたを大切に思ってるからさ♡」
「自分の頑張りが無駄になった気がして悲しかったの。絶対に美味しいものを食べてもらいたい!って張り切っちゃったんだよね。
一緒に過ごす時間は、やっぱり楽しいものにしたかったし。おいしいごはん食べながら、色々とおしゃべりしたかったんだよね。
大好きだからさ~」
と。
昔の私、ブラックミエポンは、②と③をまるっきりしていませんでした。
伝えなくても、それくらいわかってるでしょ?みたいな気持ちもありましたし、相手が伝えてくれないし、私は傷ついたんだから、あなたも傷つけ!と言わんばかりに、「愛を伝える」なんてやってあげない!ととにかく怒りばかりでした。
だから結婚前の恋愛は長続きしませんでしたし、夫婦関係も次第に上手くいかなくなっちゃいました。
今でも、私、結構「ふんだっ!もう知らんがなっ!」とすねたり、怒りの感情を夫に持つこと、あります。
それを表現しちゃうこともあります。
人間ですから。
でも翌日など、気持ちが落ち着いてからは必ず、②と③はしています。
それは「外してはいけないな」と、男性心理をさんざん学んで、身に染みていますから。
褒めたくない
ありがとうって言いたくない
そんな時は大抵、「怒り」があるとき。
えーえー、文句を言いたくなる時、ありますよね。
えーえー、怒りたくなる時、イラつくとき、すねたくなる時、ありますよね。
時には教科書通りにできなくて当たり前。
人間ですから。
だからできなくても、必要以上にご自身を「できないダメ子」と責めないで。
私も完璧じゃないけれど、今日まで何とかうまくやっていますから。