「私の気持ちをわかってもらえない！」と感じていませんか？

私が言ってることは正しいことなのに・・・どうしてわかってくれないの？
私、一生懸命頑張っているのに・・私がどんな気持ちで頑張ってるか、
あなたわかる？どうせわからないんでしょ？

自分の気持ちって、受け入れてほしいですよね。

ではどうしたら受け入れてくれるのでしょう？
どうしたら、私の気持ちを受け止めてもらえるのかな？

XXX

先日、ベランダで夕涼みをしていた時の話。
お隣さんから、お母さんのけんか腰の声が聞こえてきました。
どうやら小学生の娘さんに何か、叱っているようでした。

聞こうとは思わなかったのですが、（いや、ちょっとは思っていたかな？）
言い合いの会話が丸聞こえ・・。

夏休みにおばあちゃんの家に行った際、お小遣いをもらった娘さん。
好きなものを買いなさいっと渡されたお小遣いだったので、彼女の好きな物を
買ったらしいのですが、それを妹さんに見せてしまい、妹がずるい！と
文句をつけてことが問題になったよう。

おねえちゃんと妹ではもらった金額が違っていたようで、さらに
お母さんとしては事前に買うものを申告してほしかった模様。

娘ちゃんは「好きな物、買って良いよって言われた」
「勝手に妹が見ちゃっただけなのに。私は悪くない」
と一生懸命お母さんに訴え、しかしながらお母さんも

「なんで事前に買うものをいわないの？」
「なんで妹が不満を感じるってわからないの？」
「なんでそうやって口ごたえするの？」

とお母さんも、娘ちゃんの言葉に「なんで？、どうして？」の応戦をします。
外に声が漏れていることも気にしないくらい、ヒートアップしていました。

お母さん、完全に娘ちゃんを打ち負かしたいんだな～。
自分が正しいって主張したいんだな～。
お母さんの言う通りだねって思ってほしいんだな～。

ここで「そうか、◎◎ちゃんはそう思ったんだね。そうだったのか～。」
とお母さんが言ってあげたら、娘ちゃんも気持ちが落ち着くのに。

なんてことを思いながら、私は部屋に引き上げました。
最後はどんな落としどころになったのかは、私は知る由もありませんが、、。

でも、ついつい私たちってこのお母さんのような対応をして
いるのでは？と思うのです。

子供やパートナーや、同僚や部下や友達に対して。

XXX

心理学では「してほしいことはまず自分からしてあげる」という格言があります。

つまり、「わかってほしい！」と思うのなら、まずあなたに「わかってよ！」
っと思っている人は誰だろうか？と考えてみます。

そして、その人の声に耳を傾けてみるのです。
「お話、聴かせて」って。
「あなたの気持ち、もっとわかりたいから」って。

するとね、不思議なのですが、ちょっと時差はあるのですが、
あなたのことをわかってくれる人がどんどん現れてきますよ。

応援されたかったら、まずこちらから誰かを応援する。
優しくされたかったら、まずこちらから誰かに優しくする。

「返報性の法則」なんていう心理学用語があるのですが、
まぁ理論はさておき、実践してみるときっと
「あぁ、本当だ！」と思うこと、出てくると思いますよ。

ちょっと試してみてはいかがでしょうか？

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