言われて始まる恋なのに、最後は追いかけて終わってしまう【アメブロ「大人の恋愛術」より】

最初は相手から「付き合ってほしい」と言われる。
でも、結局形勢逆転・・。
こっちがなぜか追いかけることばかりのパターンを繰り返す。

どうして?

隔週金曜日のアメブロ「大人の恋愛術」。
こちらでもご紹介です。1238124039578[1]

春  春

私の恋愛って最初は相手からアプローチされて始まる。

「まぁ、嫌いじゃないし、付き合ってもいいかな?」

という感じで最初は追いかけられている感じなのに、

そのうちこっちがどんどん好きになってきてしまい、
気持ちが抑えられなくなっていく。

そうすると、どういうわけだか不安な気持ちに襲われることが
多くなってきて、

「どこに行ってたの?」
「なんですぐメールの返事くれないの?」
「本当はほかに好きな子がいるんじゃないの?」

などと余計なことを口走ってしまい、
挙句関係がおかしくなってきて、

終了・・・(ちーん)

ということが毎度のパターン。

相手が変わっても、なぜだかいつもこのパターンにはまるから、
もしかして私の何かが原因か??

と思ってしまうんですよね。

春  春

・・・・・とカウンセリングにやってきてお話される方、
本当に多いのですよ。

私のカウンセリングあるあるトップ5にランクイン、
している気がします。

最初は
「まぁ、想われているのも気分はいいし、
想われている分、こっちには余裕があるし、
楽ちんな恋愛だなぁ~」

と余裕をかましているわけです。2017-03-24_080404

ところが、気が付けばいつも無意識に相手からのメール

を待っている。
今度会えるのいつかなぁ・・・

なんて次のデートを心待ちにしている。

あれ?
もしかして、私、超好きになっている??

とちょっと動揺にもにた感情に襲われ、
そこから形勢逆転。

こんなにいい気分を味合わせてくれた相手を失いたくない!
と意識し始め、

しかしながら、なぜだか今まで気にならなかったこと、
例えば

会う回数が減ってきた、かも?
あれ?会っている時にも携帯で誰かにメールしてる?
ラインが既読になる間隔が長くなった?

ということが妙に目につくようになり、
不安な感情に襲われるようになる。

不安な感情に襲われると、どうしようもないほどに
胸が苦しくなる。

そして、その不安を払しょくしたくなるから
問いただしてくなる。
時には責め口調になってしまう。

いったい何が起こっているのでしょうか?

春   春

パートナーシップは必ずバランスをとります。

※自立と依存のバランスについてはこちらの記事がわかりやすいです。

「自立と依存のバランスはシーソーのごとく」

強い母ちゃんには、おとなしい父ちゃんがついたり、
力強い男性には、か弱い女性がついたり、
社会全体的に女性が肉食化すれば、男性は草食化になり、
ガミガミママに育てられた息子は、何も言えない子供になったり。

つまり片方が自立的なら、もう片方は依存的になります。

好かれる方が自立側、好きになるほうが依存側と言えるんですね。
依存の方が振り回され、感情を感じる側だからです。

恐らく、言われる側の方は、

普段からしっかりもの

自分のことは自分でやるべき

どう甘えたらいいのか、どう頼ったらいいのかわからない

というような、普段の生活面でも自立タイプが多いと思います。

だからこそ、恋愛でも最初は自分が超惚れる!

ということはあまりないのではないかと思います。

それは依存を嫌っている気持ちがあるから。

誰もが子供時代は依存時代(親に依存しています)であり、
この時に色々な心に傷を作っていきます。

甘えたいのに、甘えたら拒絶されたり。
頼りたいのに頼ったら、「自分でしっかりやりなさい」と言われたり。

すると、もうあんな思いはしたくないと、
依存の感情を抑圧するようになります。

感情を抑圧すると、
心の奥底にしまって、なかったことにしようとしたり、
切り離そうとします。

ところが、抑圧した(切り離した)感情は

心の表面に浮上してこようとするので
その切り離そうとした感情を感じさせる事象が起こるようになります。

怒らないように、怒っちゃいけない!と思えば思うほど、
自分を怒らせる出来事がやたら起こったり。

失恋して寂しさの感情を感じたくないので、
寂しさの感情を切り離そうとすると、
やたら幸せそうなカップルばかりが目についたリ。

春  春

ではどうしたら良いのでしょうか?

抑圧すると、その感情をやたら感じさせる事象が起こるということは、
その感情を認めてあげると良いと言えます。

「だよねー、依存もありあり!」

「そりゃー好きになるわさー。
だってあんなに優しくしてくれた相手だよ?
大好きになるに決まってるじゃん。」

といった感じで、認めちゃうんです。

依存的な部分を認めるということは、

自分の感情に素直になるということ
だからこそ表情も豊かになるでしょうし、
自分に正直になれます。

鉄仮面のような人よりも、
とっても魅力的だと思いませんか?

より人間的ですし、
わかりやすく、愛されやすいキャラになります。

「ちょっと不安なんだ」

「会いたい気持ちが出てきちゃった!」

などとサラッと上手に伝えることができるようになるんです。

自分に素直になれるから。

でも、
「また傷ついたらどうしよう?」
という怖れが出てくることもあろうかと思います。

だからどうしてもハートを閉じようとしてしまう。
その方が傷つかないから。

でもハートを閉じられてしまうと、
もう片方は

「わかってもらえない」
「受け入れてもらえない」

という気持ちになり、結果上手くいかなくなってしまうことは
本当に多いもの。

そんな意味では、
「傷ついたら、いつでも話をきくよー!」
と応援してくれる友達や先輩や同僚などの確保は安心材料になりますし、
勇気を与えてくれますよね。

私たちカウンセラーもそのメンバーに入れて頂けたら嬉しく思います。

ハートはどうか閉じないでくださいね。

===

カウンセリングは、予約センターにてご予約を入れてご利用くださいませ。

電話番号:06-6190-5131 

営業時間:12:00~20:30

定休日:月曜日。ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜日。

皆さまからのご予約、お待ちしております。

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この記事を書いた人

沼田みえ子のアバター 沼田みえ子 心理カウンセラー

1968年4月横浜生まれ。夫婦関係、恋愛問題が得意。

JAL国際線CAとして世界中の空を飛んだあと横浜ー大阪と2年半遠距離恋愛だった彼と1994年に結婚。離婚の危機にあった夫と夫婦再構築の時に心理学を知る。2012年よりカウンセリング活動を開始。カウンセリングだけではなく、講演、心理学ワークショップの講師など精力的に活動しています。

年間有料電話カウンセリング指名本数で、2位を1回3位を4回弊社で表彰された実績を持つ。

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